水戸黄門 第四部

第1話 「旅立ちの歌」 1973.1.22

 二年も西山荘へ落ち着いていた老公だが、助さんや八が煽るまでもなく、旅の虫はむずむずと動き始めていた。
きっかけは、追われて老公に助けを求めた謎の絵師。助格を置いて出てしまった老公を、二人が追ってきてところで火矢を射こまれ、茶店が炎につつまれたところで中ほど。

相国寺

ロケ地

  • 大八で老公手作りの野菜を運ぶ助格、相国寺大光明寺南路地。行き会う武士やご婦人がたに笑われる。行先は中山宅。
  • 綱篠への野菜を託された山辺主水正(永田光男)、大仰な行列を仕立ててゆく道は走田神社脇か。野良姿の老公が出て叱られる。
  • 西山荘イメージ、以前にも出た山裾の萱葺民家?亀岡あたりか。
  • 妻子持ちの格さんと比べ我々はとおだを上げる助と八、釣りに行く途中通る道は民家脇、萱葺の屋根が抜けている?
  • 浪路と絵師が行き会わせる千波沼畔の茶店、広沢池観音島近くの道端に設営。助さんたちが来た際、見返りに北嵯峨農地も映る。茶店は、後段老公を追ってゆく助さんを待っていてお守りを呉れる浪路のシーンでも出て、この際西岸の道も使われている。
  • 浪路と絵師が別れる道、北嵯峨農地竹林際(大石置いてある個所)。絵師は陵の方へ行き、追っ手と立ち回り。後段では同所で取り囲まれ。
  • 助さんが八に奥の細道を読み聞かせる西山荘縁側、不明。後段、絵師が追われて駆け込んでくる際にも出て、前庭や簡素な門も映る。立地は高台、遠景に池か川か、水が光る。ここも、以前に出たような。
  • 保護した絵師に話を聞いた翌朝、その男・清雅と八兵衛のみ連れて旅に出る老公、小走りに行く朝靄の道は池辺か川堤か。
  • 江戸入りした老公が訪ねる芭蕉庵、梅宮大社神苑。清雅は女と合流し姿を消し、老公は格さんに見つかって逃げ出す。
  • 助格に挟み込まれた老公、ここへ矢が射込まれる茶店は湖南アルプスか。

水戸光圀/東野英治郎 佐々木助三郎/里見浩太朗 渥美格之進/横内正 霞のお新/宮園純子 うっかり八兵衛/高橋元太郎 中山備前守/永田靖 深雪/岩井友見 風車の弥七/中谷一郎 天童玄蕃/郷^治 久美/有川由紀 武田図書/細川俊夫 百姓/上田忠好 供侍/山本清 永田光男 大井小町 海老江寛 前川良三 野上哲也 長良俊一 片桐竜二 泉好太郎 有田剛 大矢正利 八尋洋 東孝 石塚清雅/中丸忠雄 浪路/山本陽子

脚本/葉村彰子 監督/山内鉄也

※浪路は助さんの見合い相手。


 → 水戸黄門第4部表紙


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