水戸黄門 第四部

第15話 「津軽哀歌」 1973.4.30

 津軽の海へやって来る老公、ご婦人に無体のヤクザをひねり、さっそく巻き込まれてゆく。代官もグルな悪党に苦しめられる一家は、私事でも重大な懸念を秘めていた。
老公の諫めを聞き、未練を断った男の打ち鳴らす太鼓を聞きつつ、一行は去ってゆくのだった。

丹後松島

ロケ地

  • 善知鳥神社の祭礼のため太鼓の稽古をしている浜、丹後松島(高嶋海水浴場付近と思われる)。ここは後段にも出て、ラス立ちが行われる。東西どちらの向きの景色も割合はっきり映っている。
  • 佐吉が参る烏帽子屋先代親方の墓、不明(山腹、周囲には大きな木が林立)。烏帽子屋持ち山で、太鼓の材に用いる銘木を産する設定、代官らはこれを狙う運び。

水戸光圀/東野英治郎 佐々木助三郎/里見浩太朗 渥美格之進/横内正 風車の弥七/中谷一郎 うっかり八兵ヱ/高橋元太郎 卯之吉/樋浦勉 佐吉/地井武男 おいち/磯野洋子 五兵衛/見明凡太郎 塩屋源八郎/穂高稔 油川の又蔵/高品格 与吉/岡浩也 北原将光 三木昭八郎 田畑猛雄 徳田実 小峰一男 藤長照夫 矢部義章 高谷舜二

脚本/さわさかえ 監督/山内鉄也

※烏帽子屋(太鼓製造)の家つき娘の女将はおいち、現当主は元二番弟子の卯之吉。佐吉は修行したくて出奔するが、そのときおいちは身ごもっていたという筋立て。代官は塩屋、老公と知って平伏したあとで密かに殺しに来たりする。グルの親分は又蔵。


 → 水戸黄門第4部表紙


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