水戸黄門 第四部

第18話 「駈けろ若駒」 1973.5.21

 みごとな南部駒を育てている母子と出会う老公、挙措から武家の出と知れるその二人、是非とも献上馬にしたいと希うには深い事情があった。陰謀を暴いた一行は、悪党ばらを釣り出し、本懐を遂げさせてやるのだった。

日本民家集落博物館

ロケ地

  • 隆太郎がムツを駆けさせる野、湖南アルプスか(家とか、思いっきり映り込んでいる)。権右衛門の倅どもが隆太郎に矢を射かけるシーンも同所か、騒ぎを聞いて老公らが駆けおりてくるシーンは神社と思われる。このあと、老公がムツに跨り行く道は溜池?沿い。
  • 隆太郎と母が住む家、日本民家集落博物館の「南部の曲家(後段、この家を背にしたアングルで、「越前敦賀の民家」が映り込んでいる)
  • 大牧場主の権右衛門宅、日本民家集落博物館の「飛騨白川の合掌造り民家」。松の木越しに南側を見る図。
  • 献上馬選考会場、不明(林に囲まれた広場?下は土。幔幕や柵あしらい)。後段、大殿上覧の際も同所、ここで仇討ちも。
  • 現御馬奉行・浅川のもとへ向かう助格、馬を駆る道は冒頭隆太郎がムツを駆けさせていた道と同所か。浅川邸、塔頭の門か。
  • 事後、母子に見送られ当地を発つ一行、不明(一本松が路傍にある道、山城か)。隆太郎は前髪を落としている。

水戸光圀/東野英治郎 佐々木助三郎/里見浩太朗 渥美格之進/横内正 風車の弥七/中谷一郎 うっかり八兵ヱ/高橋元太郎 千坂隆太郎/青山隆一 依田吉之介/小瀬格 権右衛門/富田仲次郎 南部広信/中村竜三郎 権太/前川哲男 平沢彰 古関達則 土橋勇 森敏光 畑中怜一 大矢敬典 浅川平之丞/滝田裕介 千坂和代/津島恵子

脚本/石川孝人、葉村彰子 監督/山内鉄也

※隆太郎の父は八戸藩御馬奉行だったが、献上馬毒殺の責めを負い切腹。千坂の後を襲い御馬奉行になったのが浅川、代官になりおおせている当時の下っ端は依田。権右衛門の荒くれ息子、上は権太、下は平沢彰。


 → 水戸黄門第4部表紙


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