水戸黄門 第四部

第26話 「黄金の誘惑」 1973.7.16

 白石へ向かう途中の一行は、骨箱を抱えた奇妙な侍を見る。その後彼が難に遭うのを助けるも死なれ、「お骨」の行方などで困じ果てるが、彼の妹である盲目の娘と出会い、謎は解けてゆく。
砂金横流しの汚職、娘の目が治るなど、ありがちな要素が詰め込まれている。

常寂光寺

ロケ地

  • 蔵王の麓を白石へ向かう一行、崖際の地道。上の方の崖から、「奈津江」と大声で呼ばわる、骨箱を抱えた侍を見る。その後立ち寄る茶店は崖際、さっきの侍と行き会う。
  • 早坂の死後、手がかりを得るため助さんに骨箱を抱かせ歩かせる街道、植林杉の林道。その助さんを凝視する郡奉行たち、墓地下の道。
  • 早坂のなりで歩く助さんとばったり会った弥七、わけを聞くシーンは常寂光寺仁王門を見下ろす坂。設定は鎌先宿。
  • 早坂のなりのままの助さんと老公らが杉戸村へ行く道、溜池端か。杉戸村の五兵衛(奈津江がやっかいになっている木地師)宅、軒瓦を出した萱葺民家。
  • 老公らを見送る奈津江と五兵衛、山腹・崖際の道。

水戸光圀/東野英治郎 佐々木助三郎/里見浩太朗 渥美格之進/横内正 風車の弥七/中谷一郎 うっかり八兵衛/高橋元太郎 奈津江/鮎川いづみ 木地屋五兵衛/藤原釜足 綱木頼母/須藤健 岩崎弥九郎/天津敏 杉山良以/北村英三 銀六/汐路章 黒田伊十郎/高木二郎 早坂兵馬/佐々木功 女中おしん/小田まり 出水憲司 山下義明 遠山金次郎 河野元子 佐久間裕子

脚本/津田幸夫 監督/山内鉄也

※早坂兵馬は伊達家家臣・砂金場取締役。引き立ててくれた上司の蔵奉行・頼母は、彼に横流しの罪を押し付けるため出世も仕組む運び。白石郡奉行・岩崎がグル。汐路章は、奈津江にからんだチンピラ、このとき助さんが助ける。良以は医師、奈津江の目を治すが、フシギな治療。
※骨箱の中身は砂金。


 → 水戸黄門第4部表紙


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