第30話 「御用金強奪事件」 1973.8.13
白河へ向かう途中、老公一行は御用金強奪に出くわす。その場は弥七や助格の働きで賊を追い払うが、老公は内通者ありと見抜いていた。
白河には、弥七の古馴染みの大盗賊がおり、ちょうど亡くなって一月。その法要にお新が出向いて来ていて、こたびの一件に参加する。
ロケ地
- 白河へ向かう山道、老公らを押しのけて通る御用金運搬の代官たち、不明(松林の向こうに水面が見える)。その後代官らが賊に襲われるのは、崩壊地形っぽい谷間、浸食が甚だしい。
- 白河城下、実は盗賊だった白石屋儀右衛門の四十九日法要が行われている常光寺イメージ、龍潭寺山門。
- 丑蔵に仲間入りの証明を求められた弥七、芝居で「老公を殺す」橋は不明(下河原橋によく似た木橋。近くにある堰堤も映っている)。
- 代官の指示で手付・溝呂木たちが商人に偽装して御用金を運ぶ道、不明(最初に映るのは谷山林道っぽい切通し、八兵衛らが薬入りの酒を飲ませる昼休みの道は雑木の山っぽい)。
- 御用金を運び込んだ小屋、酵素河川敷に設営。まず黒幕だった代官が現れ、弥七や助格らと立ち回り、次いで藩の捕り方が出て収束。代官と丑蔵は刃向かったため始末される。
- 当地を発つ一行、谷山林道か。
水戸光圀/東野英治郎 佐々木助三郎/里見浩太朗 渥美格之進/横内正 うっかり八兵衛/高橋元太郎 霞のお新/宮園純子 風車の弥七/中谷一郎 白石屋の娘お峰/葉山葉子 溝呂木一作/深江章喜 丑蔵/田口計 秋葉勘十郎/穂高稔 杉森求女/永田光男 岩松/吉原正晧 阿波地大輔 花岡秀樹 美樹博 関根永二郎 毛利清二 小峰一男 高谷舜二 坂東京三郎 藤川弘 市川祐二 藤長照夫 福本清三 稲村理恵 奈村佳代子 志水見菜子
脚本/葉村彰子 監督/内出好吉
※深江章喜、怪しいふるまいに演出してあるし人相わるいから最後まで内通者に見えて笑える。福ちゃんと小峰さんは丑蔵の手下、丑蔵は儀右衛門に破門された男。鉄砲隊率いて老公と駆け付ける家老は永田光男。
※今回、話半ばでグルの医者をとっ捕まえた際、出張った小役人に身分耳打ち。最後も家老が明かすタイプで、印籠出ず。
→ 水戸黄門第4部表紙
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