水戸黄門 第四部

第34話 「家康公のお墨付」 1973.9.10

 水戸まで二日というところ、善良そうな百姓が罪に落とされかかるのを見て、寄り道を決める老公。真岡代官をも追い使い、年貢の上前をはねていた悪の元凶は、神君のお墨付きの権威を笠に着た大庄屋だった。

走田神社

ロケ地

  • 鬼怒川の渡し、大堰川河川敷に設営か。ラストシーンも同所、船は見えず。
  • 大庄屋・芳賀太左衛門邸、走田神社社務所。豪壮な屋敷とナレーション入る。
  • 唐丸で護送された太吉の妹・お美代を助け、村にやって来る老公たち、林際の野道、不明。このあと目撃する、苛烈な取り立てを受ける百姓の家や、兄妹の家は萱葺、穴生あたりか(お美代宅の前には径あり、田畦にはさ木が見える。実際に藁が積んである)

水戸光圀/東野英治郎 佐々木助三郎/里見浩太朗 渥美格之進/横内正 霞のお新/宮園純子 うっかり八兵衛/高橋元太郎 風車の弥七/中谷一郎 芳賀太左衛門/金田龍之介 太吉/石山律 お美代/沢久美子 笠原彦六/高津住男 茂市/高原駿雄 檜垣五郎兵衛/中山昭二 古島大八/楠本健二 海老江寛 坂本高章 北原将光 宮城幸生 土橋勇 熊谷武 壬生新太郎 鳥巣哲二 杉原範昭 森敏光 椿竜二 佐藤好将 平田澄子

脚本/葉村彰子 監督/菊池。

※大庄屋は、相手が水戸光圀と知ってもお墨付きをかざし迫ってくるが、老公の知略でニセモノとして破り捨てられてしまう。
※笠原はお美代を思う役人、謹慎処分の代官・檜垣にかわり臨時代官に。茂市は大庄屋に通じていた太吉の仲間。古島は大庄屋が飼っている用心棒の浪人。


 → 水戸黄門第4部表紙


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