第20話 「親をだました親孝行」 1974.8.19 行き会わせた旅の老人である老公に、女が相談を持ちかける。もういい年をした女は駆け落ち者で、父親が危篤と知り故郷へ急ぐ旅の途。しかし父が会いたいと切望する孫娘はとうに亡くなっており、夫婦はそのことを知らせていないのであった。女の問いは、今際のきわにある人間に真実を告げるべきか否か。 ロケ地
水戸光圀/東野英治郎 佐々木助三郎/里見浩太朗 渥美格之進/横内正 霞のお新/宮園純子 うっかり八兵衛/高橋元太郎 鉄羅漢玄竜/天津敏 安里姫/小林由枝 風車の弥七/中谷一郎 お栄/高森和子 唐造/渥美国泰 お甲/長谷川待子 備前屋吉右衛門/浮田左武郎 善作/堺佐千夫 林佐平/永野達雄 筧市兵衛/滝恵一 有島淳平 小峰一男 藤沢徹夫 平河正雄 尾崎弥枝 宇佐美千絵 高石郁子 坂本香 尾崎孝二 関寛 有川兼光 脚本/大西信行 監督/内出好吉 ※お栄の父は備前屋、富商。孫が現れてはたいへん困る後妻はお甲、番頭・唐造とグル。刺客の浪人は筧。林佐平は、お甲らが一行を逮捕させるため呼んだ吟味方、捕り方を引き連れているが、今回病人がいるからと老公の配慮でラス立ち無く「おまじない」と言いながら印籠を出す次第。 |