水戸黄門 第五部

第22話 「八兵衛女難」 1974.9.2

 厠へ入ってて置いてけぼりになった八兵衛、慌てて追っかけて山中で迷い、溺れてる男を助けるとそいつはコソ泥。その挙句、偶然同名であったそやつの身代わりにされ、女を騙して孕ませたと皆に責められるハメに。そのあともいろいろ散々な目に遭うが、悪八兵衛は盗っ人の一味で結局露見、きっちり懲らされるのであった。

落合

ロケ地

  • 八兵衛が迷い込む、大宰府・飯塚間の山中、保津峡落合崖道〜落下岩。軽業八兵衛を助けてやるのは落合河口、衣を乾かすのは近くの岩場。
  • 寺社詣で続きで助格うんざりのくだり、スタートの太宰府天満宮は本物の本殿と太鼓橋心字池、飛梅などイメージに挿入。いつまで続くと愚痴ってると老公のカミナリが落ちる神社、不明(長岡天満宮のように石段上がってすぐ鳥居、しかし本殿の前に床かいてなて地続きの拝殿)
  • 監禁してあった八兵衛が逃走、助格が追って博多へ急行する街道、北嵯峨農地竹林の道。事後、一行が見送られ発つ道も同所の竹林脇。ここでは、一行が去ったあと中老(中村錦司)が馬で駆け付け老公と知り皆で拝跪、の一幕あり。

水戸光圀/東野英治郎 佐々木助三郎/里見浩太朗 渥美格之進/横内正 霞のお新/宮園純子 うっかり八兵衛/高橋元太郎 風車の弥七/中谷一郎 安里姫/小林由枝 おせん/二本柳敏衣 松若屋宇右衛門/稲葉義男 吾妻辰蔵/武藤英司 軽業八兵衛/高津住男 太田屋伝兵衛/野口元夫 石見栄 笹吾朗 中村錦司 関根永二郎 疋田泰盛 矢野幸男 坂東京三郎 高橋利道 遠矢孝信 一条亨一 星野美恵子 美川玲子

脚本/加藤泰 監督/内出好吉

※松若屋は江戸でおせんをみそめ借金も済してやり博多へ連れ帰るが、おせんは情夫の軽業八兵衛に言い含められ行くものの途中で松若屋への企みに気付き、ハチを巻き込んだ馬鹿な「芝居」が展開する次第(松若屋がとってもいい人なので心苦しくなった)。辰蔵は悪八兵衛とグルの盗っ人で表は小屋主。彼らに松若屋の蔵を破らせる太田屋の目的は唐織秘伝書。ハチが虎対決芝居の舞台に上げられる際、もう一頭の虎の檻を引いてくる座の男衆に福ちゃん。


 → 水戸黄門第5部表紙


・日記目次 ・ロケ地探訪 ・ロケ地探訪テキスト版目次 ・ロケ地一覧
・時代劇の風景トップ  ・サイトトップ