第8話 「一寸の虫にも五分の魂」 1974.5.20
金沢城下を散策中の老公は、幸せそうな嫁入り行列を見るが、その婿がねが椿事に巻き込まれる。正直者の勘定方がご連枝の不正で馬鹿を見るのを阻止する老公、小心者の朋輩を叱咤して立ち向かわせるのだった。
ロケ地
- 城下で花嫁行列を見る老公たち、相国寺鐘楼前。
- 城代の公金横領を糺しにゆくと言う誠一郎に、やめておけと付いて回る朋輩の多三郎、相国寺回廊〜庫裏前。
- 誠一郎の帰り道、子らが魚を獲るのを見ている老公たちを横目に見るのは広沢池東岸汀(水少なし)。誠一郎を先回りするため、通行人を蹴散らして走る横井ら、北嵯峨農地竹林脇(蹴散らされたのは弥七、畑地に飛びのき)。
- 闇討ちに遭った誠一郎を見舞いに行く途中、役人に連行されてしまう弥七、赤山禅院参道。
- 老公の指示を受け、城代を待ち構え訴えるとわめく多三郎、赤山禅院境内。城代らは参道石段をのぼってくる。立ち回りはお堂まわり、老公は本堂前に立つ。殺陣は西側の林間斜面におよぶ。
- 当地を船で去る老公一行、保津峡。見送りに来た老母と嫁御は岩場に。おでんの船が寄ってくるあたりと思われる。
水戸光圀/東野英治郎 佐々木助三郎/里見浩太朗 渥美格之進/横内正 霞のお新/宮園純子 うっかり八兵衛/高橋元太郎 風車の弥七/中谷一郎 安里姫/小林由枝 森誠一郎/溝口舜亮 奥村三左衛門/美川陽一郎 前田左京/北原義郎 横井源之丞/高森玄 川村多三郎/西岡徳美 山村弘三 中村錦司 双葉弘子 唐沢民賢 大木晤郎 松田明 五十嵐義弘 前川良三 佐々木松之丞 下野耕司 松田賢一 奥村志津/宇都宮雅代 森かね/毛利菊枝
脚本/稲垣俊 監督/荒井岱志
→ 水戸黄門第5部表紙
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