水戸黄門 第六部

第13話 「忍びの女」 1975.6.23

 人さらいに遭った娘を助ける老公たち、旅の一座の花形というその美女は訳あり。密命は果たすが恋を失う、女あわれ。
怪しの男に袋詰めされて登場、以降何度も危ない目に遭い、若衆姿も披露する松坂慶子、やっぱりキレイ。

相国寺

ロケ地

  • 大山を望みつつ日本海沿いを南へ、因幡国へ入る一行、琵琶湖西岸松原。因幡の白兎の話をしていると、大きな袋を担いだ怪しの男が現れる。老公の「捕まえなさい」が笑える。
  • 一座の者たちと道連れになって鳥取城下を目指す一行、松林沿いの道は琵琶湖畔か。
  • 隠し金山、坑口は崖下の荒れ地で小滝落ちているところから柳谷か。ここへ行く途中に禿山の斜面などあり、湖南アルプスっぽい地形も。忍びがロープで谷渡りなんてシーンも出てくる。
  • 捕えて奉行所に突き出した忍びが始末されたあと、怪しの虚無僧を見咎め追う助格、反撃にあうのは相国寺大通院角〜鐘楼脇。もう一人出た虚無僧は梓。二人ともに逃げられ戻ってくる助格がゆく道、北嵯峨か。
  • 鉱毒が流れる川を見る助格、酵素河川敷。
  • 許婚の遺骨を抱いて江戸へ戻る梓、老公たちと別れる道は北嵯峨農地竹林脇。

水戸光圀/東野英治郎 佐々木助三郎/里見浩太朗 渥美格之進/横内正 霞のお新/宮園純子 うっかり八兵衛/高橋元太郎 風車の弥七/中谷一郎 工藤新八郎/有川博 中川主膳/田中明夫 佐平/稲葉義男 池田内膳/松下達雄 因州屋重兵衛/山岡徹也 甚内/川合伸旺 夏目俊二 橘倫子 中塚和代 古関達則 大矢敬典 上山徳美 村田明男 深山義夫 佐藤章 小畑裕治 布目真次 八木沢梓/松坂慶子

脚本/葉村彰子 監督/山内鉄也

※梓、一座ではおあきと呼ばれている。正体は鳥取藩横目付の娘で、許婚の新八郎も同じ身分。新八郎は出世欲のためワルの一味に。佐平は「おあき」の付け人として出てきて、忍びに殺される。
※次席家老、劇中「とのも」と言われてたから字は「主殿」ではと思うが、クレジットは主膳。内膳は首席家老。一座のパトロン・因州屋実は悪者で次席家老と組む。甚内は忍びのヘッド。捕方で福ちゃん出ているが、白塗り忍びの中にもいたような。


 → 水戸黄門第6部表紙


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