水戸黄門 第六部

第23話 「あっぱれ武士道」 1975.9.1

 尾張城下で、戦国の世にあればさぞかしという風情の侍を見る老公。喧嘩の仲裁に入った老武士・三左は、その気骨を見込まれ、対立する勢力のどちらもがシンボルに欲しがるものの、頑固者はいずれにも与しない。しかし情勢差し迫りお家の大事というとき、三左は迷うことなく命がけで悪の根を断ってみせるのであった。

上賀茂神社

ロケ地

  • お城を眺め、尾張藩の情勢について語る一行、上賀茂神社二の鳥居を出て朱玉垣際を東へ・ここで名古屋城天守を望む図。首席家老の甥・伴之丞が片貝に喧嘩をしかける茶店は神事橋たもとに設営。場を変えての対峙は渉渓園で(助格より先に、三左衛門が割って入り伴之丞を大喝)
  • 歴代藩侯の墓所へ詣でる老公、イメージに建中寺経蔵、寺門。墓地は黒谷か、立地はかなりの高台で、石柵のついた立派な墓所には、五輪塔や亀趺みたいな石造物。
  • 三左邸、いずこかの塔頭か。伴之丞が家老の使いで来るくだり。
  • 当地を発つ一行、城を振り返りつつ行く道は松並木沿い、湖畔か。

水戸光圀/東野英治郎 佐々木助三郎/里見浩太朗 渥美格之進/横内正 霞のお新/宮園純子 うっかり八兵衛/高橋元太郎 風車の弥七/中谷一郎 片貝次郎太/森次晃嗣 八重/上村香子 滝沢佐兵衛/早川保 外村伴之丞/中田博久 野上哲也 関真吾 中村章 高並功 有田剛一 土橋勇 波多野博 佐々木松之丞 杉原範昭 原田逸夫 柴田大炊/水島道太郎 外村主膳/安部徹 山岸三左衛門/大友柳太朗

脚本/大西信行 監督/山内鉄也

※三左は作事方下役、微禄の身。娘は八重。片貝が与する柴田は正義派の家老。


 → 水戸黄門第6部表紙


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