水戸黄門 第六部

第25話 「海道一の大盗人」 1975.9.15

 なかなか川止めを解かぬ代官は、土地のヤクザとつるみ普段から不正を働き民を泣かせていた。ここへ来かかる老公、途中関わった女賊とともに出張陣屋に侵入するというお茶目をやらかしたのち、群衆の前で悪党どもの手口を暴くのであった。

木津川

ロケ地

  • 金谷宿手前、老公たちが雨宿りする小屋は切り通しの山際に設営か。増水した大井川イメージ、嵐山の桂川と推測(堰堤を越す濁流)
  • 大井川の渡し場、木津河原。左岸側、砂地、水には濁りが入っている。夜間撮影や、大立ち回りも撮られていて、最後は一同肩車されて徒歩渡しのシーン(直後輦台の画に切り替わるが、これはバンクフィルムと思われる)
  • 陣屋に老公たちを置いて一人逃げたおぎん、一応案じて立ち止まる街道は興戸の谷地田か(溜池端、里居も見える。老公が待ち構えていて畏れ入らせる祠はありものか)

水戸光圀/東野英治郎 佐々木助三郎/里見浩太朗 渥美格之進/横内正 霞のお新/宮園純子 うっかり八兵衛/高橋元太郎 風車の弥七/中谷一郎 おぎん/岡田可愛 熊吉/谷村昌彦 銀次/南道郎 楯岡玄八郎/川辺久造 又七/高品格 旅籠の主人/北村英三 めし屋の親爺/宮田洋々 入江慎也 平沢彰 志乃原良子 森源太郎 和田昌也 奈辺悟 志茂山高也 町田米子 山下千栄 壬生新太郎 宮ケ原淳一

脚本/さわさかえ 監督/内出好吉

※代官は楯岡、グルのヤクザは又七、乾分に南道郎や平沢彰。熊吉は川人足、女房が不正のからくりを知ってしまい監禁され殺されかけれる次第。助さんから路銀を盗る女賊はおぎん。北村英三は阿漕なおやじ。


 → 水戸黄門第6部表紙


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