水戸黄門 第六部

第31話 「人情潮来節」 1975.10.27

 潮来へ向かう途中、老公が聞きほれた美声の主は訳ありっぽい渡世人。そのあと気骨ある老船頭と出会うが、これは青年の父で、近在を牛耳る悪辣なヤクザと対峙していた。
頑固親爺に「孫娘」の行く末を頼み込まれていた老公、自ら名付けた潮来に巣食う悪を根こそぎにして去ってゆくのだった。

西の湖

ロケ地

  • 潮来へ向かう老公たちが歌を聞きつける土手、西の湖園地か。このあと伊三郎と助格が立ち回りの広大な葦原も同所?松の大木なども見える。
  • 先乗りして探りを入れる弥七、乗り込んだ船でヤクザに脅される水郷は西の湖、葦に囲まれた狭隘な水路。
  • 伊平の操る船が出る作原の渡し場、西の湖。船上のシーンでは、落水の橋も演出されている。また、真菰ヶ原設定で広大な葦原も出る(セット併用)
  • 伊三郎とアヤメが操る船に乗り当地を去る一行、西の湖。先に出た狭隘な水路も映る。

水戸光圀/東野英治郎 佐々木助三郎/里見浩太朗 渥美格之進/横内正 霞のお新/宮園純子 うっかり八兵衛/高橋元太郎 風車の弥七/中谷一郎 牛堀の助蔵/小松方正 アヤメ/いけだももこ 大川権右衛門/北原義郎 紋次/牧冬吉 吾六/岡部正純 松吉/松山照夫 塩山市兵衛/酒井哲 松田利夫 池田謙治 森敏光 片桐竜次 椿竜二 星野美恵子 林三恵 真菰の伊三郎/竹脇無我 カッパの伊平/島田正吾

脚本/柴英三郎 監督/山内鉄也

※伊三郎は凶状持ち、助蔵の片腕を叩き斬って逐電したが、胃の悪い父・伊平を案じ舞い戻る。アヤメは伊平の養女で、兄妹ながら血縁無し。紋次以下は助蔵の乾分。潮来代官は大川。


 → 水戸黄門第6部表紙


・日記目次 ・ロケ地探訪 ・ロケ地探訪テキスト版目次 ・ロケ地一覧
・時代劇の風景トップ  ・サイトトップ