水戸黄門 第六部

第4話 「わしは天下の大泥棒」 1975.4.21

 八代入りの一行になれなれしく接してきた兄哥、実は身を持ち崩した大店の若旦那。店は悪者に狙われており、拝領の茶器が紛失しあるじは入牢という事態に、父を救おうとした彼の心底を見た老公、誤解のままに大泥棒として自分たちを奉行所へ突き出させるのであった。

大覚寺

ロケ地

  • 八代への道をゆく一行、畦道。はじめ大覚寺脇の農地に似た風景で、先の道は登り道のカーブで仰木の棚田みたいな地形。
  • 老公が自分たちを縛らせて突き出させる八代藩郡奉行所、大覚寺明智門(門番の一人は川谷拓三)
  • 上方へ修行に出る英二郎が乗り込む渡船、渡し場は桂川か(堤はけっこう高く、川幅は狭い…松尾橋下手に似る)
  • 当地を発つ一行、林際の道で反対側は農地、走田神社脇に似る。弥七が今回遅れたわけはミカンの食いすぎというギャグあり。

水戸光圀/東野英治郎 佐々木助三郎/里見浩太朗 渥美格之進/横内正 霞のお新/宮園純子 うっかり八兵衛/高橋元太郎 風車の弥七/中谷一郎 英二郎/松山英太郎 鬼頭源八郎/南原宏治 高田屋伊左衛門/増田順司 脇田屋作兵衛/山岡徹也 お夕/竹下景子 お竹/石井富子 かげらう小伝次/鮎川浩 作太郎/おざわなおへい 田中直行 山田良樹 秋山勝俊 樋口史和 世羅豊 寺内文夫

脚本/大西信行 監督/荒井岱志

※英二郎の実家は高田屋(こうだや)、名産の蜜柑取り扱い。妹はお夕。高田屋に取って代わろうとするライバルは脇田屋、倅の作太郎はお夕に言い寄り。脇田屋が取り入る郡奉行は鬼頭、名前も顔も怖いが、今回コミカルな南原宏治。小伝次は弥七と旧知の「同業者」、脇田屋の蔵に潜んでいて弥七と対峙。閉門?になった高田屋の前で見張る奉行所の小者に福ちゃん。


 → 水戸黄門第6部表紙


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