第10話 「悪を断った鐘馗の舞い」 1986.6.30
いよいよ和歌山、飛騨守の中間に化けて潜入する一行。かたや玄心たちは、若君の快気祝いに招かれた能楽師に成り代わり城中へ。お銀を救出し、無門らの力も加わった一行は、悪家老の企みを打ち砕くのであった。
ロケ地
- 紀州領の間道をゆく老公一行、不明(片側崖の山道、雑木まじり植林杉?)。伊賀者にやられた根来忍が落ちてくる。
- 和歌山城イメージ、本物。山の上の天守遠景。
- 飛騨守の行列に駕籠訴する香織、不明(山道)。このあと老公たちは供に紛れる。
- 弥七がお銀を介抱していた山小屋、酵素にも見えるが杉の大木あり。
- 京から来た能楽師一行を襲う玄心たち、杉林の山道。
- 弥七と格さんを伴い、玄心たちのアジトに向かう又平のくだり、落合付近か(洞窟はセット撮り)。救出後、お銀に水を飲ませる格さん、落合汀か(お銀は「助さん」と口走る)。
- 玄心の手下を撃つ無門の配下、保津峡落合河口付近汀と崖道。この鉄砲、雑賀のものと発言あり。
- お城イメージ、和歌山城天守(見上げの近景)。海辺をゆく老公一行に供を願い出る香織のくだり、唐崎神社護岸(階がまだある)。
- 又平を置いて旅立つお銀、雑木の山道。老公一行がゆく海浜、琵琶湖西岸汀。
水戸光圀/西村晃 佐々木助三郎/里見浩太朗 渥美格之進/伊吹吾朗 うっかり八兵衛/高橋元太郎 煙の又平/せんだみつお かげろうお銀/由美かおる 風車の弥七/中谷一郎 香織/鳥越マリ あけみ/友直子 徳川光貞/岩井半四郎 安藤飛騨守/小栗一也 戸賀崎将監/田中明夫 田辺主水/滝田裕介 玄心/石橋雅史 玄妙/浜田晃 竜神坊/市村昌治 徳川綱教/小林芳宏 湯浅竜之進/丘路千 大須賀昭人 渥美博 森山陽介 白井滋郎 藤沢徹夫 大月正太郎 北村明夫 藤林無門/佐野浅夫
原案・脚本/葉村彰子 監督/山内鉄也
※将監が城代、田辺や湯浅は腹心。
※無門を光貞に引き合わせる老公、一族はお庭番に。
→ 水戸黄門第16部表紙
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