水戸黄門 第十六部

第14話 「銃が知ってた血染めの罠」 1986.7.28

 夜の彦根城下に響く銃声、撃たれた女を手当てした一行は、謎を追って鉄砲鍛冶の里・国友村へ。老公はそこで、新式銃が作られた経緯と、重役もからんだ黒い企みを知るのであった。

彦根城

ロケ地

  • 国友村へ先行する弥七とお銀、追われる村人を助ける山道や林間、酵素
  • 老公たちがやってくるものの無人の国友村、酵素河川敷に村設営。後段、おせいの告白に出てくる試し撃ちのシーンや、城の鉄砲隊が来ての銃撃戦およびラス立ちも同所、ダートや降り口も使う。 回想シーンの、爆発して吹っ飛んだ喜右衛門の小屋は柳谷か。
  • 彦根城イメージ、本物の佐和口多門櫓、堀越しに望む図、小さく天守も映り込んでいる。
  • 坂田屋が銃を密造させている川辺の小屋、琵琶湖流入河川の河口近くの川端と思われる。 水車を動力に用いる設定。
  • 父の墓に参り、形見の新式銃を鋳潰すと言うおせい、北嵯峨農地小丘。
  • 当地を発つ一行がゆく山道、酵素ダートか。

水戸光圀/西村晃 佐々木助三郎/里見浩太朗 渥美格之進/伊吹吾朗 うっかり八兵衛/高橋元太郎 煙の又平/せんだみつお かげろうお銀/由美かおる 風車の弥七/中谷一郎 おせい/水原ゆう紀 香織/鳥越マリ 弥兵衛/内藤武敏 喜右衛門/土屋嘉男 坂田屋/小松方正 高坂民部/飯沼慧 三次郎/石山律雄 兵藤玄蕃/久富惟晴 岩尾正隆 笹吾朗 山本一郎 西山清孝 細川純一 壬生新太郎 池田謙治 東孝 井上昭

原案・脚本/葉村彰子 監督/山内鉄也

※おせいの父は喜右衛門、彼とともに新式銃を作るも、正体は秘伝盗みだった男は三次郎。高坂は家老、兵藤は鉄砲頭、弥兵衛は国友村の年寄衆総代(新式銃で村を潤そうとした喜右衛門とは違い、泰平の世には武器不要として生活道具製作に活路を見出そうとしていた)。
※とらわれたおせいを助け出す段、見つかり銃を突き付けられたお銀の危機に又平登場。鉄砲鍛冶として雇われていた次第。
※おせいが坂田屋に侵入した際、およびラス立ち後一対一対決の際、三次郎はわざと的を外す。


 → 水戸黄門第16部表紙


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