水戸黄門 第十六部

第20話 「九谷焼に賭けた兄弟愛」 1986.9.8

 老公が大聖寺藩領に足を踏み入れたのは、九谷焼を見るため。折しも、当代の名人の家では、献上の皿で兄弟が競い跡継ぎを決めるという時期であった。
老公、名人に会う前に子息の弟のほうをトラブルから助けており、焼物をめぐる黒い陰謀渦巻くなかへ否応なしに巻き込まれてゆく。

日吉山荘

ロケ地

  • 山中温泉イメージ、日吉山荘。導入は飛竜の滝、スモーク焚き。
  • 九谷村への山道をゆく一行、雑木の山。焼物の里も同じ植生の里山。
  • お忍びで遠乗りの藩主・利直の前に出る老公、広沢池東岸(導入は池の水面越しのロング、老公が発つ汀は水がかなり後退している)。金子百両を無心、芸者身請けに使う。
  • 大聖寺藩陣屋イメージ、二条城東南隅櫓
  • 当地を発つ一行、お銀らがゆく街道は広沢池東岸、老公たちの道は里山?〜切り通し山道。

水戸光圀/西村晃 佐々木助三郎/里見浩太朗 渥美格之進/伊吹吾朗 うっかり八兵衛/高橋元太郎 煙の又平/せんだみつお かげろうお銀/由美かおる 梅千代/三浦リカ 香織/鳥越マリ 清吉/河原崎建三 友次/渋谷哲平 杏雲堂泉右衛門/加藤嘉 おちか/小畠きぬ子 相原監物/和崎俊哉 越中屋/田島義文 赤鬼の玄兵衛/汐路章 前田利直/武内亨 松造/中田博久 三浦徳子 山本一郎 阿木五郎 永田光男 笹木俊志 宮本毬子 丘野ゆき 峰蘭太郎 河野美地子 宮城幸生 紅かおる 武田雅子

原案・脚本/葉村彰子 監督/倉田準二

※清吉が兄、異母弟が友次で梅千代といい仲、名人の父は加藤嘉。九谷焼一手扱いを目論む物産問屋は越中屋、グルの郡奉行は監物、ヤクザは汐路章。置屋やヤクザに殺到する捕り方、ヘッドは峰蘭さん、陣屋での「対決」後断罪された監物を引っ立ててゆくのもこのヒト。


 → 水戸黄門第16部表紙


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