第25話 「黄門様を叱った娘」 1986.10.13
娘馬子と知り合う老公、いいコなのに村人は彼女を疫病神と呼び忌み嫌う。それは、彼女の父の庄屋が直訴を企て刑死して以来、年貢を増やされてしまったせいであった。殿さまをそれでも一途に信じる娘のため、家老たちの不正を暴きに老公たちが動く。
タイトルは、米俵に腰掛けてこっぴどく怒られる老公の、例のネタ。
ロケ地
- 庄内領へ入った一行が休む茶店(八兵衛爆食)、および馬子・おはなと出会う山道、林道か。
- おはなの父が参勤の殿さまに駕籠訴をした回想シーン、行列が来る道は酵素ダートか。取り押さえられる林は鳥居本?
- 直訴の覚悟を決めたおはなが早暁走る道、山道。老公の指示で馬を駆りおはなを捜す助さん、北嵯峨農地竹林脇〜山道。
- 帰国した殿さまがお忍びで領内見回りのくだり、北嵯峨農地(殿さまは竹林脇の道、田地から遠望の図)。この前に出る、役人に追い立てられる百姓衆のうしろの小屋も北嵯峨か(竹保管の棚が壁に付いているアレ)。精米作業を見るシーンは、大覚寺天神島にいる殿さまを北から見る図(作業場は「北岸」)。殿さま一人を釣り出すくだりは、大覚寺天神島池畔(格さんが大八曳いて通る)〜五社明神(家老を当て落として殿さまに「お引き合わせしたい方が」)。
- いなくなった殿さまを捜す家来たち、鳥居本八幡宮林間と小柴垣か。
- 当地を発つ一行、野道。
水戸光圀/西村晃 佐々木助三郎/里見浩太朗 渥美格之進/伊吹吾朗 うっかり八兵衛/高橋元太郎 風車の弥七/中谷一郎 酒井忠真/山内賢 香織/鳥越マリ おはな/堀ちえみ 篠原尚重/田中明夫 合田源太夫/原口剛 おせき/荒木雅子 仁兵衛/堺佐千夫 石倉英彦 福本清三 宮本毬子 日高久 市川男女之助 矢部義章 椿竜二
原案/葉村彰子 脚本/櫻井康裕 監督/山内鉄也
※殿さまは忠真どの。家老は篠原、代官は合田、グルの庄屋は仁兵衛。現場のトップが石倉英彦、福ちゃんはその下僚。おせきはおはなのばあや。
→ 水戸黄門第16部表紙
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