水戸黄門 第十六部

第26話 「おてんば姫君七変化」 1986.10.20

 出羽・亀田の城下へ入る一行だが、姫様の婚礼とかで人が溢れ大騒ぎ。そんななか、まず助さんが極端に世間知らずな「尼」を拾い、老公は曰くありげな「浪人」を見る。婚礼間近の姫と若様は、ともに出奔中であった。

常寂光寺

ロケ地

  • 亀田藩城イメージ、 郡上八幡城。樹々の間に天守が覗くロングの画。
  • 鶴姫が尼さんの衣装を強奪して出奔、お供の者たちが血相変えて捜しに繰り出す寺の門は常寂光寺仁王門
  • 助さんが追われている「尼」を連れて逃げ込むやしろ、平岡八幡宮(石段を駆け上る)。内部はセット撮りで、姫を百姓娘に化けさせたあと連れて出るシーンは舞殿脇、領民に無体をはたらいていた目明しどもと立ち回りは石段下。
  • 亀田藩城の石垣をのぼる弥七、不明。けっこう反りがある。
  • 老公らが若様のお供に扮して行列のくだり、渡る橋は村のセットだが、イメージに渡月橋橋脚を洗う流れを挿んである。お城イメージ、郡上八幡城天守真下から見上げ。
  • 当地を発つ一行、広沢池東岸汀から土手へ上がってくる。この前に挿入される川イメージは桂川の瀬か(ユリカモメ入り)

水戸光圀/西村晃 佐々木助三郎/里見浩太朗 渥美格之進/伊吹吾朗 うっかり八兵衛/高橋元太郎 風車の弥七/中谷一郎 板倉重次/永井秀和 香織/鳥越マリ 鶴姫/大沢逸美 河辺豊後/玉川伊佐男 折田兵太夫/川辺久造 本庄屋/高城淳一 岩城宣隆/有馬昌彦 石浜祐次郎 下元年世 野上哲矢 重久剛一 三浦徳子 武田てい子 上野秀年 窪田弘和 田中和子 鈴川法子 小谷浩三 石丸三平 鈴木加奈子 武井三二 松島ゆみ子 三宅雅子

原案/葉村彰子 脚本/櫻井康裕 監督/倉田準二

※若様は板倉重次、姫の父は岩城どの。婚礼にかこつけて領民から金を搾り取っていた悪家老は河辺、悪徳商人は本庄屋。ラス立ち福ちゃん入り、裃つけた家来。


 → 水戸黄門第16部表紙


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