水戸黄門 第十六部

第29話 「鬼面に隠れた忠義の心」 1986.11.10

 盛岡へ入る手前、行き暮れた一行が宿かる先は世捨て人の浪人が住まう小屋。殿さまを諫めて勘気を蒙っての隠棲だったが、心の奥には邪まな者どもを捨て置かぬ正義の思いがふつふつと滾っているのであった。
タイトルの鬼面は、毛馬内が同志を救いにやってくる際の変装グッズ。自らを岩手伝説の鬼・羅刹と名乗る。

北嵯峨農地

ロケ地

  • 盛岡目指し行くものの暮れてきて、香織は熱で倒れる竹林、北嵯峨か(両側が竹、陵付近か)。辿り着く民家(毛馬内宅)、林は鳥居本か(後段にも出てきて、雑木まじり竹林とかも)
  • 外出した毛馬内をつける助さんのくだり、蔵のサイドに竹保管棚が付いたアレ、北嵯峨か。
  • 鹿角金山、砕石場跡か。バラスのでっかいのみたいな大石がごろごろ、岩肌は白っぽい。採掘跡を養生した斜面みたいなのや、大砂防みたいな構造物も見える。お城の基壇みたいな石垣も映っている。
  • 毛馬内と八千代に見送られ発つ一行、北嵯峨農地農道。

水戸光圀/西村晃 佐々木助三郎/里見浩太朗 渥美格之進/伊吹吾朗 うっかり八兵衛/高橋元太郎 煙の又平/せんだみつお かげろうお銀/由美かおる 香織/鳥越マリ 八千代/貴倉良子 馬場武左衛門/大木実 南部重信/中村橋之助 原田征四郎/大門正明 戸田仁左衛門/北町喜朗 稲村三平/田畑猛雄 出水憲司 木谷邦臣 水上保広 谷口孝史 小峰隆司 峰蘭太郎 平河正雄 毛馬内大輔/竹脇無我

原案/葉村彰子 脚本/大西信行 監督/居川靖彦

※八千代は毛馬内の許婚者、父は金山を私している家老・馬場。毛馬内を頼みにし連れ出しに来る同志は原田(実は裏切者)、水上保広に谷口孝史。目付は出水憲司、配下に福ちゃん。


 → 水戸黄門第16部表紙


・日記目次 ・ロケ地探訪 ・ロケ地探訪テキスト版目次 ・ロケ地一覧
・時代劇の風景トップ  ・サイトトップ