水戸黄門 第十六部

第31話 「頑固くらべ献上茶釜」 1986.11.24

 老公とタメ張る頑固じじいは、山形の名鋳物師。彼の元で修業する若い職人、実は南部藩お声掛かりで技術を盗みにきた産業スパイ。そのことも、娘が彼を慕う心も全てお見通しで、久兵衛は最後と思い決めた仕事に精出す。そして老公の介入で悪党の企みは潰え、職人芸は継がれてゆくのだった。

罧原堤

ロケ地

  • 山形へ向かう老公たち、渓流沿いの林道は清滝畔か。このあと釣りの久兵衛と出会い大喧嘩(澄んだ淵に大きな岩)
  • 巡礼姿の娘に無体をはたらくヤクザ、格さん介入で立ち回りの川辺は罧原堤下河原。娘はドボン、八兵衛が助け上げ。
  • 格さんたちが民家に運び込むも黙って出て行ってしまう娘、走る道は広沢池東岸土手。
  • その娘が兄と会うやしろ、鳥居本八幡宮本殿。ここは後段、久兵衛の娘が願掛けに来るシーンにも出る。
  • 出立できずにいた「妹」が再びヤクザに囲まれ危機の水辺、広沢池東岸(桟橋、小屋あしらい)
  • 久兵衛の仕事(献上釜)が続く際の時間経過イメージに広沢池(落日?)
  • 当地を発つ一行、酵素ダートか。

水戸光圀/西村晃 佐々木助三郎/里見浩太朗 渥美格之進/伊吹吾朗 うっかり八兵衛/高橋元太郎 風車の弥七/中谷一郎 香織/鳥越マリ おみつ/佐藤恵利 おいね/甲斐智枝美 佐吉/荒木茂 久兵衛/生井健夫 羽州屋/須賀不二男 望月左近/睦五郎 仙太/高峰圭二 大五郎/小田部通麿 鳴尾よね子 伴勇太郎 田中弘史 司裕介 岡田和範 太田敬子 小坂和之

原案/葉村彰子 脚本/芦沢俊郎 監督/山内鉄也

※久兵衛の娘はおいね、佐吉の妹はおみつ。佐吉の兄弟子は仙太、おいねにフラれ悪党のもとへ。羽州屋は鋳物問屋、鋳物一手買い付けで粗悪品大量生産を目論む。グルの物産方支配は望月、つるむヤクザは大五郎。


 → 水戸黄門第16部表紙


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