水戸黄門 第七部

第13話 「泣くなわらしっこ」 1976.8.16

 父や祖父を求め秋田へ来た三人連れだが、それぞれ悲しい思いをすることに。
老公は妙な経緯で彼らと関わり、牢にぶち込まれたり躍らされたり。最後にひとつだけ救済を為し、「とっぴんぱらりじゃ」と呵々大笑。

慈眼堂

ロケ地

  • 八兵衛がトコにからかわれ汚い目をみる河原、清滝河原。
  • 角館城下イメージ、滋賀院門跡門前(石積ナメて見上げの図)。天寧寺で亡君・蘆名氏の墓前に額づく浪人・兵庫之助、慈眼堂墓地(大きな国東塔?をそれに見立てているもよう)。このあと、兵庫之助が八兵衛の行儀を叱るシーンは、滋賀院門跡の塀際で。
  • トコが文吉の十手を盗って追われるくだり、おせつを追い回す文吉を邪魔して逃げる助さんと八兵衛のシーン、渡し場は桂川か保津川か(土手はけっこう高く、流れは瀞)
  • 旅籠でトコの事情を聞いていた老公までまるっと牢に入れられたあと、トコ含め彼らを助けねばと話すおせつと源次、坂本街路塀際(水路が曲がったところ、旧竹林院裏手付近か)
  • 盆踊り上覧の高札が立つ町角、琵琶湖西岸松原。石積みの塀際は坂本か。
  • 土崎の港で水夫らに父は死んだと聞かされたトコ、翌朝浜辺に佇む彼に声をかけるおせつ、琵琶湖西岸汀(奥に突堤、その手前に河口か港か、開口部あり。芝居は砂浜で行われる…南小松港付近?)
  • 現地妻を持ち子も生していた父に対し別れの文を届ける源次、トコがお使いに立つ松原は舞子浜。このあと、祖父と戯れるおせつ、源次と合流する浜も舞子浜、遠景に岡山が見えている。老公らがゆく松原も舞子浜。

水戸光圀/東野英治郎 佐々木助三郎/里見浩太朗 渥美格之進/横内正 霞のお新/宮園純子 うっかり八兵衛/高橋元太郎 風車の弥七/中谷一郎 おせつ/児島美ゆき 源次/頭師佳孝 トコ/坂上忍 源兵衛/犬塚弘 船頭/桑山正一 御門の文吉/南道郎 すめ/野口ふみえ 弥生兵庫之助/東大二郎 牢屋同心/北村英三 佐竹義処/武内亨 天王寺虎之助 山本弘 出水憲司 寺下貞信 遠山二郎 疋田泰盛 森源太郎 泉好太郎 河野実 長束和美 吉村俊助 森本晃史 仁科抉記

脚本/加藤泰 監督/倉田準二

※佐竹の殿さまが顔を見てすぐ気づいたため、印籠は無し。
※源次の父は源兵衛、嫁はすめ。


 → 水戸黄門第七部表紙


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