水戸黄門 第七部

第18話 「盗まれた印籠」 1976.9.20

 山の湯で板の間稼ぎに遭い、一式やられてしまう老公たち。
もちろんこのあと、一緒に盗られた印籠が騒ぎの元となり、苛斂誅求を極める悪代官どもの成敗につながってゆく。

走田神社

ロケ地

  • 山形入りする一行がゆく街道、植林杉の山道。くしゃみするお新を皆がからかう道は大内、亀岡道を下り辻堂前へ。
  • 薬屋で老公の財布を見た新八、つけてくる山道は両側切り通し。子宝の湯は清滝河原淵のそばに演出。風呂はセット撮り。
  • 財布と印籠を盗った新八、家へ飛んで帰る道は山麓か丘の道?…カーブの向こうに茅葺の屋根押えがのぞく。後段、代官が押し掛けてくる際にも映る。家の戸口等もロケか。
  • 上機嫌でちずに会いにゆく新八、走田神社脇の道(はさ木のある田んぼが延々と映る)〜社務所(世話役・太左衛門宅)
  • 代官たちの陰謀を知った老公が、御留山にされかかっているくわがた山の麓にたてる掘立小屋、酵素河川敷に設営。筵旗も用意させていて笑える。後段、ここで大立ち回り。
  • 新八のおっかあが連行されてゆく道、弥七が立つ橋たもとは若森廃橋か或いは穴太橋か。まわりは谷地田。
  • ちずと新八の縁結びをして発つ老公、街道は林道、谷川沿い。

水戸光圀/東野英治郎 佐々木助三郎/里見浩太朗 渥美格之進/横内正 霞のお新/宮園純子 うっかり八兵衛/高橋元太郎 風車の弥七/中谷一郎 新八/千昌夫 ちず/ホーン・ユキ かね/杉山とく子 太左衛門/嵯峨善兵 三州屋松造/武藤英司 黒木勘兵衛/外山高士 はつ/石井富子 薬屋のおやじ/木田三千雄 幸吉/宮田洋々 森武平/五味竜太郎 百姓/和沢昌治 西康一 井上茂 吉村俊助 玉生司朗 中塚和代 馬原雅和 和田昌也 椿竜二

脚本/安藤日出男 監督/内出好吉

※漆原代官は黒木、腹心の手付は森、つるむ悪徳材木商は三州屋。


 → 水戸黄門第七部表紙


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