水戸黄門 第七部

第19話 「最上紅花恋の唄」 1976.9.27

 紅花問屋のじゃじゃ馬娘・おたよは、職人の与吉を追い使い新しい産品創出に邁進中。しかし、言い寄るスケベ組頭や、ライバル潰しをはかる悪徳商人が行く手を阻む。汚いやり口を暴いた老公、殿さまに口利きして二人を娶せ去ってゆくのだった。

伏見城

ロケ地

  • おたよと与吉がキハダを採る山、および老公たちがやってくる山道、不明(雑木の山)。米沢城下と小野川郷の道別れ設定。助さんが指さす温泉郷イメージは愛宕登山口近くの旅館街と清滝川か。
  • 米沢藩勘定組頭・青山邸、相国寺大光明寺。できあがった紅花織を携え、新田屋が門をくぐる。
  • 与吉に紅花の種持ち出しを迫る升田屋、上賀茂神社ならの小川左岸木のたもと。右岸側の汀では、職人たちが紅花を水に晒している。
  • 殿さまに見送られ発つ一行、伏見城天守を望む広場。おたよと与吉に見送られる道は北嵯峨農地農道。

水戸光圀/東野英治郎 佐々木助三郎/里見浩太朗 渥美格之進/横内正 霞のお新/宮園純子 うっかり八兵衛/高橋元太郎 風車の弥七/中谷一郎 おたよ/山口いづみ 与吉/田村亮 新田屋清右衛門/稲葉義男 青山吉蔵/滝田裕介 坂口徹 重久剛 波多野博 大城泰 藤沢徹夫 藤長照夫 壬生新太郎 畑中伶一 市条亨一 鳴海剣吾 升多屋佐兵衛/永井智雄 とめ/毛利菊枝

脚本/宮川一郎 監督/内出好吉

※禁制品のお種持ち出しの咎で捕まった与吉を取り調べる役人は波多野博。赤影さん演じる殿様は「つなのり殿」と呼ばれている…吉良さまの長男か。とめは与吉の老母。ラス立ち福ちゃん入り、出会え出会えで真っ先に斬りかかってくる家来。
※青山さまがおたよの帯くるくるアーレーをやるが、この表現当時でももう古臭かったような…。


 → 水戸黄門第七部表紙


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