水戸黄門 第七部

第23話 「地獄で聞いた佐渡おけさ」 1976.10.25

 佐渡送りになる男と容貌が酷似していた助さん、間の悪いことに無精髭生やしてて言い訳もきかず捕まり、水替え人足にされてしまう。そっくりな方の男は、佐渡奉行の悪事を暴くべく潜入中の侍。
死んだことにされ地の底で過酷な労働を強いられる助さんだが、そここそ悪事の現場の、廃坑を装った隠し間歩であった。

ロケ地

  • 一行に遅れてゆく助さんと八兵衛、出雲崎へ急ぐ道は琵琶湖東岸松原。直前に映る汀はマジ海っぽい。
  • 佐渡金山、水食地形のバッドランドと思われる。モヒカン崖や、花崗岩の柱、裾が水食受けた崖とか出てくる。底に水が溜まった感じの場所も。
  • 当地を発ち長岡へ向かう一行、ゆきを思い出して助さんが佐渡おけさを歌う街道は竹林が見える谷地田沿い、興戸か。

水戸光圀/東野英治郎 佐々木助三郎、市太郎/里見浩太朗 渥美格之進/横内正 霞のお新/宮園純子 うっかり八兵衛/高橋元太郎 風車の弥七/中谷一郎 清水久左衛門/北沢彪 紅屋孫兵衛/小林重四郎 児玉玄之丞/川辺久造 ゆき/沢田亜矢子 山口幸生 国一太郎 有川正治 五十嵐義弘 大城泰 藤原勝 高谷舜二 山田良樹 和田昌也 山下義明 友金敏雄 藤本秀夫

脚本/木下亮 監督/内出好吉

※市太郎はゆきの恋人、一行が佐渡へ向かった際出雲崎にとどめ置かれ、以降出てこない。ゆきの父は不正を調べるうち行方不明となった金山方組頭の久左衛門。わるい佐渡奉行は川辺久造、つるむ悪徳商人は紅屋。


 → 水戸黄門第七部表紙


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