水戸黄門 第七部

第26話 「馬にひかれて善光寺」 1976.11.15

 善光寺詣りの老公、門前町にはびこるダニを退治の巻。
途中出会った少年は帰らぬ父を捜しにゆく身の上、もちろんその親爺は悪者に引っかかって使嗾されている設定。汚職役人に目をつけられた娘も救い、晴れ晴れとしたところで参詣を終え旅立つのであった。

善光寺

ロケ地

  • 高田を発ち善光寺へ向かう一行、野尻湖を愛で黒姫山を横に見ての道中、湖南アルプス。ロングの画では、山越しに湖面が見える。ズームしてゆく山道には「切通し」らしき崖も。
  • 先乗りの弥七夫婦が詣でる善光寺、イメージに本物を使い参拝は金戒光明寺本堂、お堂前には賑わいを演出。ラスト、老公たちが詣でるさまも撮ってある。
  • 宿を出奔した小吉がアオを駆る山道、不明。気づいた老公たちは徒歩で追う。

水戸光圀/東野英治郎 佐々木助三郎/里見浩太朗 渥美格之進/横内正 霞のお新/宮園純子 うっかり八兵衛/高橋元太郎 風車の弥七/中谷一郎 お美津/竹下景子 正吉/佐藤宏之 丑五郎/藤岡重慶 源助/谷村昌彦 利兵衛/浜田寅彦 権蔵/富田仲次郎 堀内武太夫/川合伸旺 そば屋の親爺/長沢藤夫 浜伸二 小峰一男 嶋多佳子 北川俊夫 土橋勇 池田謙治 峰蘭太郎 大矢敬典 細川純一

脚本/葉村彰子 監督/居川靖彦

※小吉の父は源助、チンケな盗みを咎められ権蔵の手先にされている。正吉を保護した茶店の娘はお美津、父は利兵衛で元問屋場預かり(博打癖に付け込まれ地位を追われ)。ゴンゾの乾分の強面は丑五郎、その手下の荒くれに峰蘭さん(顔に向こう傷)。権蔵のことを弥七に教えてくれる町人は小峰さん、語尾が不自然に「…ずら」。ゴンゾとつるむ堀内は道中奉行の用人、お美津を狙う。


 → 水戸黄門第七部表紙


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