水戸黄門 第七部

第28話 「ひょうろく玉の仇討ち」 1976.11.29

 さむらいの刀を勝手に見たかどで咎められる男女、彼らは父の刀を盗って殺した仇を求めていた。
敵役にスガカンが配されていて見せるほか、めんどくさがって荒事に出る老公御一行の振る舞いがおかしい。東野孝彦演じる花鳥を愛でる心優しき郷士は、ちょっととってつけたふうもあるがなかなかいい味。

ロケ地

  • 塩尻峠へ来る一行、足元は酵素河川敷で、諏訪湖遠望のシーンは切り替えて琵琶湖(長命寺山から南を見た図と思われる…見えている河口洲は日野川か)
  • 小源太の父・嘉平次が殺されて見つかる宿場はずれ、酵素ダートか(回想シーン)
  • 小源太とおせいを見送る一行、船着き場は広沢池東岸に作り物の石積みなど置いて演出。切り替えて手を振る背中のシーンは琵琶湖汀か(砂浜、岩まじり)

水戸光圀/東野英治郎 佐々木助三郎/里見浩太朗 渥美格之進/横内正 霞のお新/宮園純子 うっかり八兵衛/高橋元太郎 風車の弥七/中谷一郎 大熊小源太/東野孝彦 犬飼重蔵/菅貫太郎 惣助/藤原釜足 数永/牧冬吉 大熊嘉平次/永田光男 萩原俊八/楠年明 小田部通麿 宮川珠季 浜田雄史 藤沢徹夫 大月正太郎 白井孝史 内藤右京/太田博之 おせい/ジュディ・オング

脚本/さわさかえ 監督/内出好吉

※おせいは小源太のいいなずけ、剣の稽古をさせ表六玉とののしったり。大熊郷の出。
※スガカンは盗った刀を高遠の殿様・右京どのに献上し出世という次第。犬飼と嘉平次の接触を見ていた三助は藤原釜足。
※助格に当身食らって恥をかく戸田藩士の小田部氏、すげえ髭付き。白影さんは助格に堀へ叩っ込まれる新発田藩の侍。


 → 水戸黄門第七部表紙


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