水戸黄門 第七部

第5話 「何の因果で若旦那」 1976.6.21

 若旦那と持ち上げられ、いい気になって浮かれ騒いだ八兵衛、文無しだったので桶伏せに。八を騙したのは小悪党だったが、宿の女中に親切ごかしで近づいた優男は大盗の手下、ここから大騒ぎで、老公が盗っ人として牢にぶち込まれたり賑やかな展開となる。

神護寺

ロケ地

  • 鹿踊りを見物する一行、神護寺和気公廟所前付近。一行の背後に朱玉垣、遠景に山門が来ている。踊りの林はここか別撮りか不明。
  • 食い意地を張って叱られた八兵衛、一人で餅を食おうとして文無しに気付く門前の屋台、日吉大社東本宮前坂に設営。その後ぶちぶち愚痴垂れながら行くと、女の子に無体を仕掛けるチンピラを見て介入、大立ち回りのくだりは神護寺鐘楼下坂〜脇参道(山門前広場の南側、小溝も見える。祠はあしらいもの?)
  • 助けた娘に逃げられ憮然とする八兵衛、ここへ若旦那と声を掛けられ二人組に連れ込まれる湯治場・花乃屋は日吉山荘、お二階障子に蕩尽シルエットのほか、飛竜の滝前の川端での芝居も。
  • うまく騙してのけたと笑い話す千太と万吉、宿の名を役人に聞き咎められ連行される茶店は日吉大社奥の院参道坂登り口付近の石垣際か。騒ぎを聞きつけた弥七が坂をおりてくる感じ?
  • おはつに見送られ発つ一行、神護寺金堂前〜石段。

水戸光圀/東野英治郎 佐々木助三郎/里見浩太朗 渥美格之進/横内正 霞のお新/宮園純子 うっかり八兵衛/高橋元太郎 風車の弥七/中谷一郎 新助/川地民夫 お春/村地弘美 おはつ/三木聖子 おはつの母親/露原千草 お峰/石井富子 唐木十太夫/中山昭二 千太/江幡高志 丹波五郎治/北村英三 万吉/三角八郎 与兵衛/西山嘉孝 甚左衛門/永野達雄 武田てい子 香月京子 三浦徳子 松田明 西田良 島村昌子 丘路千 秋山勝俊 中塚和代 宮前ゆかり 井上茂 鳥巣哲生 小代研一 細川ひろし

脚本/葉村彰子 監督/松尾正武

※病の母を抱えて健気に働くおはつは花乃屋の女中。彼女を騙すお役者小僧は川地民夫、姉ちゃんに悪さを仕掛ける仲間に西田良ほか。八を騙す大工と左官は千太と万吉。花巻代官は唐木、お役人は北村英三。協力クレジットに花巻鹿踊り。


 → 水戸黄門第七部表紙


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