時代劇ロケ地探訪 廣峯神社
本梅の里にある、出雲族ゆかりと伝わる古社。古い信仰形態を伝える磐盤も残っている。
祭神は素盞嗚尊(スサノヲノミコト)、明治までは牛頭天王と称された。
社の脇には清冽な谷水がほとばしり、里へ下ってゆく。
痛快・三匹が斬る!「尼様の仕組んだ騙りは天一坊」は、タイトル通りのご落胤もの。舞台は舞鶴・田辺藩で、藩主の病重く世継ぎが無いので存亡の危機にある。藩政を壟断する悪家老は、己の手駒としてご落胤を持ち出すがこれがとんでもない乱暴者で、こんな男に上に座られては民の嘆きと千石たちがすり替えを画策する。この際、息子の行状を知るご落胤の生母も同調し、不肖の若様は退場の運びとなる。
若様の御生母の尼御前が舞鶴へやって来る街道筋、たちの悪い駕籠かきにからまれているところを千石が助け舟というシーンは鳥居前で撮られた。その前に千石が道端で金が落ちていないか草むらをガサガサやっている道は、鳥居脇にある林道。
後段、不肖の息子にこんこんとお説教する尼さんのくだりは、本殿前。千石が石段の上に座り込んでいる。
→廣峰神社ロケ使用例一覧
亀岡市本梅町中野
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