茶屋川

大阪湾流入河川 茶屋川水系二級河川 訓:ちゃやがわ
茶屋川支流 ・飯の峯川

 大阪府阪南市箱作地区を流れる、大阪湾に注ぐ川。
阪南市箱作と桃の木台の境の丘陵部に発し北流、箱作地区中央部を貫流し下荘漁港の西で大阪湾に注ぐ。
全長約2km。

■ 上流

東新池下 住宅は桃の木台

 上流部の谷あいには川に沿って耕作地が続く。両脇の丘陵には開発が入っていて延々と宅地が続く。
川相はかなり上から三面張り。上写真左奥に見えるコンクリート壁は東新池ダム堤体。

■ 中流

飯の峯川合流付近 右が茶屋川 国道26号新茶屋川橋上手
新茶屋川橋付近の汀 新茶屋川橋上手右岸の親水公園

 丘陵の間を抜けると川は向きを北西に振り流れてゆく。
国道26号をくぐるあたりに来ると、川幅もずいぶん太くなってくる。国道を過ぎる前は山地は抜けているものの傾斜強く、細かく堰堤が設けられている。
国道の上手右岸には親水公園が作られていて、川に降りるテラスも付いている。
この付近では支流・飯の峯川下流部が激しく蛇行したすえ右岸に注ぐ。

■ 下流

明治橋から上流方向 明治橋から下流方向

 国道と南海本線をくぐった川は古い集落を貫いて流れ、海を目指す。
上写真左の堰堤から下は汽水域となる。右写真の橋下手では潮が寄せている。
水質に些か問題あるらしく、堰堤下の瀬で発生した泡は長く消えない。

■ 河口

河口 下荘漁港左手 下荘漁港

 河口の右岸側は下荘漁港となっている。上空にはトビやカモメが数多く舞う。
元の汀は失われているが、地図を見ると微細なデルタを海に張り出させていたことがうかがえる。

撮影日 2002/12/22


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