相生橋から |
土居川は、堺の古い市街地を取り巻くようにある。
南は南半町から、北は甲斐町までの街区の南西部を仕切る形となる。
南側では御陵通りに沿い、古刹・南宗寺がほとりに建つ。
川相は総じて水をたっぷり湛えた運河。三面張りながら、明るく開けた川面は涼しげ。遊歩道もきれいに整備されている。
左写真のように亀が甲羅干しをしていたり、生き物の姿もけっこうある。
亀は、よそと同様外来種のミシシッピーアカミミガメが目立つ。
南海本線堺駅前で、南からの土居川と北からの内川が会い、西に向いて竪川となる。
この部分の水面はかなり広く、めぐる水路を見ると往時の堺の顔が偲ばれるようである。
繁華街ながら、ここでも生き物の姿は見かけられる(下写真は汀に飛来したコサギ)。
撮影日 2003/8/15