川を訪ねる旅
− 流れ橋と人々 −
流れ橋をいろいろな人が様々な目的で渡る。ジョギングの人、散歩の人、サイクリングの人、原付のおばちゃんに犬。地元の方が多いが、我々のように遠方から見物にやってくる向きもちらほら。デートのカップルもいる。河原で石を投げて遊ぶ小学生、野鳥の声を録りに来ているマニア、ロッドを手にした中学生、流れ橋付近には冬にもかかわらずけっこう人が出ている。
原付が通る時はさすがに橋もがたがたぴしぴしと音を立て、真下にいるとちよっと怖い。ちょっと川下に行けば国道一号線が渡っているのだがおばちゃんだと危ないもんね。ここから上手には山城大橋まで橋が無いし、地元の人には大事な通り道なのだろう。
流れ橋の少し下手、木津川左岸の河原では乗馬の練習をしている一団を見た。寒い朝の河原に馬の息が白い。