川を訪ねる旅

流れ橋

左岸(久御山町)上手から

 流れ橋は、正式名を上津屋橋(こうづやばし)という。淀川の大支流のひとつ・木津川の下流部に架かる木造橋で、府道八幡城陽線のものであるが車は通行禁止。
昭和28年に架けられたもので、もとは渡船が行き来していた。架橋当時は予算が無く木橋を架けることとなったそうだが、この付近の木津川は増水時には凶暴なまでの様相を呈しふつうの木橋では橋脚が保たない。ゆえにこの橋には流水に逆らわず橋桁を棚引かせる工夫がなされている。これが「流れ橋」と称される所以である。これまで十数回流されていて、修復費用も嵩むことから今ふうの橋に架け替えるプランも出ているという。
以下、橋の細部および周辺の様子などをご紹介する。

■ 河原から流れ橋を見る
■ 流れ橋を渡る
■ 流れ橋と人々
■ 流れ橋付近の木津川
■ 流れ橋周辺

この橋は時代劇に頻繁に使用されることで有名。
これについては「時代劇の風景・流れ橋」をどうぞ。
流れ橋周辺の木津川の記事はこちら

撮影日 2001.12.23
京都府八幡市上津屋宮前(左岸)−久世郡久御山町佐山浜台(右岸)


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