時代劇拝見日記
2012年2月

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2012/2/29

■ 二人の素浪人 第4話「剣が走った母子峠」1972.9.23CX/東映

 大きな犬を連れた少女を拾う流、娘は仇を討つため旅していた。彼女の父を殺し母を連れ去った、その凶賊を打ち懲らすと、目も当てられぬ事実が判明するのだった。

ロケ地
  • 里人に囲まれ石をぶつけられていたあきを助ける流、小幡神社脇参道〜境内。
  • あきを連れて道をゆくと、道麿が縁先に寝ていて声をかけるお堂、大覚寺護摩堂
  • あきの腕を冷やしてやるため、手拭を湿しにゆく流、大覚寺大沢池水門。逃げた女を連れ戻して来た、木っ端組の九兵衛と出会う。
  • 木っ端組から逃げて斬られた女を看取る柴と三次のくだり、不明(松林沿いの野原、立ち枯れた木も見える)
  • あきと流と道麿、三人連れでゆく街道、大覚寺大沢池堤。道麿が、仇討ちをやめさせろと食ってかかる。
  • あきの犬を見て村人が逃げるくだり、田畔は亀岡盆地か。ここへ鶏泥棒をやらかして逃げてきた三次が合流。
  • 犬のことで木っ端組の先乗りと誤解された流たち、歓待される名主宅の内部はセット撮り、村人たちが先乗りを酔わせ、夜を待って打ち殺す相談をぶっている門前は民家長屋門前(下写真)
  • その村へ差し掛かる途中、村娘に郡奉行所への道を聞く柴、不明(林沿いの地道、道端に大きな石)
  • 村の女たちが避難するくだり、通りかかった柴と話す先の村娘のシーンは北嵯峨農地竹林際(石のある道隈)。その後越えてゆく山道は保津峡落合崖道と落下岩、木っ端組と遭遇してしまう吊り橋は不明(峡谷)。落合は、あとで道麿がお使いに出されるシーンでも出てくる。一味がたむろする湯治場はセット撮り。
  • 事後、あきと彼女を送ってゆく三次を見送る流、罧原堤下汀

2012/2/28

■ 二人の素浪人 第3話「居合い斬り宿場の嵐」1972.9.16CX/東映

 縁薄い実の母より、ともに暮らしてきた確かな温もり。流は、「親子三人」にとってもっとも良い結末を、彼ら自身に選び取らせる。

ロケ地
  • 問屋場の衆に制裁を受ける源太を助けてやる流、不明(林際の野原)。その後二人ゆく街道は、谷地田の地道脇に瓦屋根つき小屋のあるアレ。
  • 事後、宿場を出て街道をゆく三人、不明(農道、道隈に仏あしらい。背景に河畔林ぽい木立、遠景に山なみ)

2012/2/27

■ 二人の素浪人 第2話「死を賭けた姉弟」1972.9.9CX/東映

 軍学者の暗殺現場に居合わせる流、状況から犯人と見做されてしまう。申し開きもせず立ち去った彼には、残された者を傷つけぬための腹案があった。
浪人の境涯から這い上がった男に寄せる、流の情けが泣かせる。

ロケ地
  • 先を急ぐ源之進に、足が痛いとごねる三次、城を望む野原は彦根城城下。
  • 恩師宅近くへ来て、ただならぬ気配で出てくる幼子を見る塀際、広隆寺東塀際(木あり)。高品宅の門は不明。
  • 幼い弟妹に稽古をつける新太郎、大覚寺天神島祠脇。額を怪我した弟の手当てをしてやる道麿のシーンは、西壽寺境内(墓地の坂下)
  • 源之進と約した寺へやって来る流、西壽寺。導入は鐘撞きのシーンで鐘楼、いらいらと流を待つ新太郎の描写は石段上(本堂を背に、鐘楼も映る)。流がやって来るのは墓地坂から、高品を斬っていないと釈明したあと去るのは参道坂。
  • 事後、武士を捨てるという新太郎に見送られ当地を発つ一行、不明(山裾の田畔、地道の下に河畔林ぽい茂み)

2012/2/26

■ 逃亡者おりん2 第6話  2012.2.26TX

 念書を狙う剣草は、的以外に災難が降りかかることなど意に介さない。済まなさゆえ奔走するおりん、しかし荒ぶる刺客がさらなる悲劇を積み上げる。

ロケ地
  • もうじき塩尻峠と、望月に支度を促すおりん、不明(林道、山中の坂道)
  • 刺草に毒が渡される林、不明(前回の幹部登場シーンと同所か)
  • 渇きに耐えかねた望月がへたり込む茶店、谷山林道切通しに設営。茶に毒が仕込まれるがおりんが阻止、直後刺草が襲う。
  • からくも逃げた望月、井戸を見つけ水を飲んでいると村人が来て注意するシーン、不明(山の斜面?)
  • 刺草が毒を撒く谷川、不明(水量は少ない)
  • おりんが水を汲みに行くと、飲んだ村人が倒れている沢、清滝か。
  • おりんが薬草を探す山、美山か(斜面にススキ原)
  • 刺草が木の間から里を見つけるシーン、イメージの里は美山萱葺の里。
  • 嘉平を殺した刺草に怒り戦うおりん、不明(雑木まじり竹林に巨石のアレ)
  • 父を亡くした松吉が家の前の田の土を掴み嘆くシーン、ロケか(萱葺?屋根のシルエット)
  • 旅立つ二人を巨岩が襲う山道、谷山林道(両側切通し)

2012/2/25

■ 仮面の忍者赤影 第9話「不死身の魔像」1967.5.31関テレ/東映

 忍者に追われ、山中を逃げ回る青年たちを助ける赤影たち。脅える彼らを励まし、村人が強制労働に就かされている現場へ行くと、そこは金目像再生工場なのだった。

ロケ地
  • 青年たちが逃げ惑う山道、保津峡落合トンネル〜崖道、落下岩。忍者から助けたあと、飯を食わせて落ち着かせ、事情を聞くのは保津峡左岸の巌上。
  • 来た道を案内させる山道、落合付近か。二手に分かれる際、青影たちが辿る谷川沿いは清滝か。
  • 金目像修理現場、湖南アルプスか(山地、裸地に大岩露出。ロングの絵もあり)
■ 仮面の忍者赤影 第10話「怪忍者黒蝙蝠」1967.6.7関テレ/東映

 霞谷七人衆も既に三人がやられ、危機感を抱いた甲賀幻妖斎は、京を目指すにあたり赤影対策を打ち出す。白羽の矢が立ったのは、甲賀を抜けて平穏に暮らしているひとりの父親だった。

ロケ地
  • 黒蝙蝠の妻子が連行される山中、不明(母が娘を逃がす)
  • 水を汲みにきた青影が、逃げてきた娘を見る谷川、湖南アルプス堰堤下か。

2012/2/24

■ 二人の素浪人 第1話「砂金が呼ぶ野良犬殺法」1972.9.2CX/東映

 代官が訝る、妙に懐具合の暖かい村。代官になっている先輩に頼まれ、偵察に来た柴源之進は、「浪人」仲間の流月之介から辛口の意見を食らう。そして結局いちばん悪い奴を斬る羽目になり、どうにも胸のつかえが去らぬ源之進なのであった。

ロケ地
  • ヤクザにリンチを受ける青年を助ける源之進たち、立ち回りの荒れ地は不明(山肌の白いバッドランド、白水峡か砕石場か)。青年が崖際に追い立てられるシーン(谷を覗き込むアングル、石がパラパラ落ちたりする)保津峡落合落下岩、画面を切り替えて使ってある。
  • 牛を拾って道をゆく東ノ小路道麿、北嵯峨農地竹林際。牛が動かず難儀するところへ三次が現れるシーンでは、道下の田畔が映っている。このあと、流が出て道麿に意見するシーンは不明(ちょっとした林)
  • 流・道麿・三次ら三人が身投げ女を見つけるくだり、大堰川河川敷。道麿が飛び込んで助ける。衣を乾かす二人は大覚寺天神島祠、腹の子の父になってと頼み込まれる。
  • 身重のお光とともに村へ入る道麿、不明(用心棒シリーズなどで頻出の、切通しの道。道は里へ続いている)。村人が口々に二人を囃す農道、北嵯峨か。
  • 夜、村人がこそこそと砂金を採りに出る川、清滝か。
  • お光宅へ侵入しようとしていた平太を見つけ、追っかけて捕まえる三次、大覚寺五社明神(林間と祠脇)
  • 辰五郎たちヤクザが押しかける庄屋屋敷イメージ、不明(かなり大きい屋敷)
  • 代官こそ大悪党と知った源之進が村を出て台各所へ向かう道、不明(村中の道、蔵や萱葺屋根など見える路地)
  • 代官と対峙する源之進、不明(田畔の地道。はさ木の畦道や、広大な田地が広がるビューなど。亀岡か)
  • 事後、村を去る一行、不明(村の出口は先に出た切通しのアレ、坂道は大内亀岡道に似る)

2012/2/23

■ 狐のくれた赤ん坊  三隅研次監督作品  1971.5.29大映

 ひょんなことから赤子を拾い、育てる羽目になる川人足。はじめは戸惑い迷惑そうにしていた寅八だが、博打も喧嘩も酒も絶ち大甘おやじになりはてる。
子は次第に目をひく利発さを見せるようになり、寅八は有頂天。しかしある日、吹いた法螺のとおり、「若君にお迎え」が来てしまうのだった。

ロケ地
  • 大井川渡し場、木津河原。寅八がいるのは金谷宿。
  • 熱を出した善太のため京の名医を求め街道を駆ける寅八、島田から丸子へかけての街道の描写、古い家並みや田畔の地道、茅葺民家など。途中で渡る橋は中ノ島橋
  • 大名ごっこをしている善太のところへ、ねだられていた刀を持ってきてやる寅八、大堰川堤と周辺か(林に稲荷の鳥居がのぞく)。このあと本物の大名行列と対峙してしまうシーンは堤上。
  • とっ捕まった善太を案じ、松平対馬守が宿にする本陣前をうろつく寅八、民家前。
  • 対馬守の家来・勝谷に身代わりを申し出る寅八、塔頭前庭か。
  • 寅八を入れる予定の早桶を担いでとぼとぼ本陣へ向かう町衆、西蓮寺石垣脇。

2012/2/22

■ 風鈴捕物帳 第13話「雨中に消えた直訴状」1979.2.8テレ朝/東映

 汚職官僚の苛政に耐えかねた村人は、老中への直訴状を携え江戸を目指すが、悪党の手先に阻まれる。その殺しを調べるのは新吉、しかし力を貸した神山のご隠居まで悪の手に落ちてしまい万事休す。父とも思う人を巻き込んでしまった新吉、その怒りハンパなく悪党ばら一巻の終わりとなる。

ロケ地
  • 訴状を持った豊島郡の百姓衆が消される街道、不明。彼らの死体が流れ着き検分される大川、罧原堤下河原か。
  • 高速駕籠で豊島へ向かう新吉、広隆寺東塀際。
  • 豊島へ赴くご隠居、漁師らものを問うたり、通りすがりの百姓女に印籠を掏られたり、勘定奉行の手先が斬った男を見つけるくだり、大堰川河原か。

2012/2/21

■ 風鈴捕物帳 第12話「甦った男」1979.1.25テレ朝/東映

 小田原藩のお偉方を襲った辻斬りの容貌は新吉に酷似、目撃したのが天敵の万蔵だからたまらない。濡れ衣を晴らすため奔走する行為は、同じ顔をした侍の汚名を雪ぐこととなる。

ロケ地
  • 白頭巾の「辻斬り」が出る夜道、広隆寺東塀際。
  • 町をゆく熊沢のダンナに乞食姿でツナギをとる新吉、今宮神社石橋〜境内。二人が食っている菓子はあぶり餅。このあと万蔵が出て新吉は身を隠すが、その際は石橋の上と下。
  • ご隠居を呼び出して白頭巾の事情を報告する新吉、流れ橋下河原。ご隠居は汀で釣り、新吉の背後に橋側面が見えている。汀に漁具あしらい。
  • 元許婚者が悪の首魁と祝言と聞き、夜道を走る溝口、広隆寺東塀際。
  • 事後、藩に帰参せず恋人と旅立つ溝口、木津堤法面〜堤上。法面の登り道に茶店あしらい、陰ながら見送る新吉とご隠居が蕎麦を食う。溝口が美保の手をとり、法面の道のない斜面を上がってゆくシーンも。

2012/2/20

■ 風鈴捕物帳 第11話「浮世絵殺人事件」1979.1.18テレ朝/東映

 浮世絵に描かれた美女が失踪、裏には人身売買組織。さらなる被害が出るところ、狙われた本人でもあるおりんが正体出して大暴れ。しかし敵は手強く、孤軍奮闘の忍者娘は大ピンチ、新吉親分もぎりっぎりまで助けに来てくれないのであった。

ロケ地
  • 食あたりで寝ていた新吉を、駕籠に乗せて事件現場へ運ぶ道、今宮神社東参道〜楼門前(境内)←ここで新吉が駕籠を止めさせ熊沢のダンナと協議。
  • こっそり店を抜け出し船を出す弥助、渡月小橋下手汀(右岸側)〜湛水域(船上)。このあとセットの船着へ←浮世絵のモデルをしにきたお千と会う。
  • お千が佐十郎に連れ込まれる屋敷(花川戸?)中山邸通用門(イメージ)

2012/2/19

■ 逃亡者おりん2 第5話  2012.2.19TX

 念書を取り返す旅の途、おりんは訳ありげな夫婦者と関わってしまう。危惧したから避けたのに、夫婦もおりんを気遣ったのに、禍々しい影は去ってくれなかった。

ロケ地
  • 老婆の変装小道具が脱ぎ捨ててある林、不明。
  • 夫婦者に呼び止められる街道、酵素ダート。おりんが夫婦のために薬草をさがす山腹も酵素か。
  • 望月が検問を見て後悔する道、仁和寺林間。画面奥に塀、望月がものを聞いた里人が去るシーンに九所明神鳥居。
  • 千曲川渡し、大堰川河川敷。渡し場や、紫苑との死闘もここで。船待の宿はセット撮り。
  • 剣草の首領が紫苑の敗北を聞く野、酵素か。
■ 必殺仕事人2012  2012.2.19ABC

 逆らえぬ立場の人間を、まさに木偶のごとく使い捨て、恬と恥じぬ外道。純な心で恋人との再会を夢見ていた少女が殺されたとき、闇裁きが発動する。
匳に託された小銭のうえに、訳ありな分も足される趣向。

ロケ地
  • 移動になった小五郎が結城と一緒に出勤する道、妙心寺大庫裏脇路地。角を曲がってくる者の性別で賭けをしていると、塵尽会の行列が北からやって来る。棟梁の燕斎はクランクで駕籠をおり、西のほうへ去る。
  • 本町奉行所、妙心寺慈雲院
  • 塵尽会の普請場、桂川西大橋上手堰堤(左岸側)流れ橋下河原(橋は破損中、橋桁がずれたさまも映り込んでいる)
  • お春の回想、出入りの庭師だった与平が植木をいじる庭、白河院池泉。与平と会った百万坪、御津町干潟
  • お菊宅から帰る「仙吉」の前に雲水が現れる町角、大覚寺大沢池木戸
  • お菊を新築の御殿に迎え求婚する燕斎、平城宮跡朱雀門周辺。画面奥に大極殿が映り込む。
  • 事後、駿河へ帰る雲水「仙吉」に声をかける小五郎、大覚寺大沢池北辺並木。茶店を設営。
■ 平清盛 第7話「光らない君」2012.2.19NHK

 御所からの帰り、ぶんむくれて馬に跨る清盛、油日神社回廊脇、巨杉の根方。盛国と話していて、武士は犬扱いと吠える。雨の気配がしていて、このあと泥濘で難儀していた高階父子(基章・明子)を助ける運び。
 時子が明子を縁結び祈願に引っ張っていく神社、日吉大社東本宮。二人は楼門をくぐって中へ、本殿で願をかけていた清盛と遭遇する運び。時子は「あのときの雀男」と剣突を食らわす。そそくさと去ってしまった明子を追いかけ、船の話をする清盛、大宮橋上(父の話したことは忘れてくれと言われてしまう)
2012/2/18

■ 仮面の忍者赤影 第7話「妖術一つ目」1967.5.17関テレ/東映

 怪しの目だけ化物に木下藤吉郎がさらわれてしまい、赤影に奪還の指令が下る。かねてより金目教を探索中だった忍者たちは、そのまま地獄嶽へ向かうのだった。

ロケ地
  • 赤影たちが金目像の跡を辿る山中、および地獄嶽と周辺、湖南アルプスか(荒れ地に幼松、荒れた山肌、松林など)
  • 幻妖斎が赤影に呼ばわる地獄嶽、山側は先にも出た湖南アルプスと思われる山地、赤影が立つ「谷」は柊野堰堤で、画面切替。堰堤からは大量の水が落ちていて迫力。
  • 藤吉郎を救出し、白影に送らせて去る赤影と青影、不明(山腹の地道、斜面にはふつうに雑木林)
■ 仮面の忍者赤影 第8話「南蛮大筒の秘密」1967.5.24関テレ/東映

 大筒を制作する匠に目をつけた幻妖斎、幼い娘をさらうという暴挙に。使命と情に揺れる両親に、赤影は救出を約束し、一つ目や金目像と死闘を繰り広げる。

ロケ地
  • 織部多聞の娘がさらわれる山中、不明(大きな白い石は作り物か)。工房のある山等はセットと思われる。
  • 事後、岐阜へ運ばれる大筒、不明(山裾の地道)

2012/2/17

■ 風鈴捕物帳 第10話「恨みの吹矢」1979.1.11テレ朝/東映

 材木商が次々殺される裏には、むかしの悪行。恨みを晴らす側にも報いが返る展開、温情は下るが、愛する者を失った嘆きは消えないのだった。

ロケ地
  • 材木商殺しが二件起きたあと、同業の大島屋に聞き込みにゆく新吉たち、木場は斉宮神社脇材木置場。積まれた木の奥に蔵、画面手前に神社の玉垣。
  • 共犯者にして恋人の遺骨を抱いて江戸を去るお三輪、流れ橋

2012/2/16

■ 風鈴捕物帳 第9話「父娘を結ぶ銀の駒」1978.12.21テレ朝/東映

 島帰りの老爺、苦労させた娘との縁は切れたかに見えて繋がっていた。娘の恋人が、とんだスケコマシ集団の一員と知った父は、危険を顧みず悪党どもにかかってゆく。

ロケ地
  • 凧揚げの子らを構っていて、橋の下に女の死体を発見する熊と八、流れ橋。設定は永代、ラストシーンも同所。
  • 亡妻の墓に参る仁平、西壽寺。墓地(傾斜地)、参道石段(見上げ、石塔目立ち)
  • 新吉が仁平を招くおときの舟宿、イメージに錦水亭東屋。室内はインドアセットだが、表具に水面のゆらめきが演出されている。
  • 娘の勤め先へ行こうとして逡巡したり、会ったあと悔やんで亡妻の遺品の駒を投棄しようとしたりする「甚助橋」、中ノ島橋。ラストには、和解して抱き合う親子のシーンが、ロングで撮られている。橋名は親柱に演出されている。この橋が具体的にどこかは不明。
  • 仁平の娘・お市が恋人と会う水辺、大覚寺天神島。祠や鳥居、池端や朱橋が効果的に使われている。

2012/2/15

■ 風鈴捕物帳 第8話「さらば借金地獄」1978.12.14テレ朝/東映

 借金とりに追われるのは熊沢のダンナのみにあらず、隣家の小島同心はもっと切羽詰っていた。困り果てた彼に、金貸しが耳打ちした内容が、ここのところ跋扈する凶賊に繋がってゆく。

ロケ地
  • 熊沢が転がり込んだ翌朝、凶賊出ると聞き走ってゆく新吉、広隆寺東塀際。
  • 金貸しに言われるまま奉行所から証拠の笄を持ち出す小島、それを尾行してゆく新吉と熊沢、大覚寺大沢池堤。水門のところに万蔵がいて噛みつかれかけ、新吉が大八で阻止。小島をつかまえ事情を聞く水辺は大沢池北西畔切株。
  • 釣りのご隠居に体当たり相談のおりん、広沢池東岸に船着しつらえ。小島の妻女と金貸しの婆さんも連れてきている。
  • 小島が蝮のおげんと笄・証文交換の柳原弁天、大覚寺天神島。二人が会うのは祠前、木の東方に茶店しつらえ、葭簀立てかけ(ここに新吉と熊沢が隠れて見ている次第、万蔵の飛び入りあり、このあとフライング)。おげんの後ろにいた凶賊の浪人が逃げるところ、ご隠居に回り込まれてしまうシーンは朱橋上。
  • 熊沢の鬼嫁を乗せて疾走する駕籠、セットから広沢池東岸へ。

2012/2/14

■ 風鈴捕物帳 第7話「盗まれた長十手」1978.12.7テレ朝/東映

 凶賊の畜生働きの現場に残された凶器は、新吉の長十手。もちろん冤罪なのだが、十手盗って逃げた娘は、新吉の父が親の仇と思い込まされていた。
追われる身の新吉を、忍者衆とご隠居が助ける逸話が泣かせるお話。

ロケ地
  • 道を聞く男を案内し夜の川端へ出る新吉、中ノ島橋たもと。男が行ったあと、身投げ女を止めると十手ドロなシーンは橋上。
  • 牢から出てやっとお美代を見つけ出す新吉、しかし逃げられ、恨みの筋を喚きながら船を出されてしまうのは広沢池東岸
  • 熊沢のダンナが、逃げ隠れている新吉に会いに駆けてくるシーン、大覚寺天神島。木の傍に卒塔婆や仏像を置いて墓地にしつらえてあり、新吉の父が罪人を葬り弔ってきたものという設定、お美代の父もここに眠る。事後、お美代が詫びにやって来るシーンも同所、このときは北側の低い場所から見上げるアングル。
  • 釣りのご隠居に次第を報告しにくる新吉、広沢池東岸。船着しつらえ。

2012/2/13

■ 風鈴捕物帳 第6話「鬼蜘蛛の謎」1978.11.30テレ朝/東映

 島帰りの元錠前破りが、定職に就けず苦しむ裏には、彼の腕を必要とする大盗の思惑があった。子を棄て身を苦界に落とす女房、棄児を拾い喜ぶ子の無い夫婦の逸話もからめた、泣き笑い人情劇。

ロケ地
  • 阿漕な金貸しに借金を返してきた帰り、妻子のことで懊悩し水に石を投げる浅吉、大覚寺大沢池畔。万蔵が現れ、賊と決め付け捕縛。
  • 身売りしたおそのを訪ね、事情を聞く新吉、上賀茂神社ならの小川畔。
  • 釈放された浅吉が寝転んでいると、凶賊の手下が現れて協力を迫る鎮守(?)大覚寺五社明神舞殿。

2012/2/12

■ 鬼平外伝 熊五郎の顔  2012.2.11時代劇専門チャンネル

 寡婦の心と体にもたらされた、暖かくはげしい温もり。しかし、旧知の役人に見せられた手配書が、女を絶望の淵に叩き込む。そこに記された、亡き夫を殺した憎い仇の人相書は、彼女に喜びを与えた男の顔に酷似しているのだった。

ロケ地
  • 火盗の井原に送られ故郷へ帰るお延、途中立ち寄る夫の墓は金引の滝滝壺脇、墓地をしつらえ。
  • 中山道・新堀宿、お延が切り盛りする茶店は大覚寺大沢池北畔に設営、天神島へ渡る橋も作られている。主に、この橋をナメて建物を見る図で、セット併用。
  • 上州へ入る、山猫の三次の唐丸、酵素ダート。
  • お延の子と水遊びをしてやる信太郎、沢ノ池東岸。
■ 逃亡者おりん2 第4話  2012.2.12TX

 足抜けしたいがため、おりんを助ける飯盛女。しかし、追っ手をかわし辿り着いた先に会いたい人の姿はなく、奇怪な闇の者が薄幸の女を切り裂く。またしても出た巻き添え犠牲者に、おりんの心は痛む。

ロケ地
  • 幽玄が手下の報告を聞く竹林、不明。
  • 追っ手に脅えつつ街道をゆく望月、雲水や樵にいちいちビビって逃げ去るシーンは酵素ダート。
  • おりんとおしのが旅の女に扮して追っ手をやり過ごす町角、大覚寺護摩堂裏手、五社明神。
  • 水を飲んでいて、物驚きして里の老婆を突き転ばしてしまう望月、酵素河川敷(隠宅跡の小川べり)
  • いつもの旅姿に着替えたおりん、おしのの足を手当てしてやる野原、大覚寺遣水跡草原。画面奥に、梅林越し心経宝塔。
  • おしのを捕まえた楼主を殴り飛ばすおりん、大覚寺大沢池北辺並木
  • 剣草の槍兄弟と戦うおりん、大覚寺勅使門前広場。殺陣は御殿川河床に移動。
  • よろばい出てきた望月に事の次第を聞くおりん、大覚寺遣水跡草原。
■ 平清盛 第6話「西海の海賊王」2012.2.12NHK

 源義朝が東国への旅の途中立ち寄る熱田神宮、日吉大社。供物を奪う男どもを阻止するシーンが、白山宮舞殿。大宮司(藤原季範)に礼を言われるシーン(そこの由良姫と言い争う場面が続く)は別撮りか。
本筋はほぼ海戦、清盛がとっ捕まった海賊の長の元のヒトは、まえだまえだ兄。
2012/2/11

■ 仮面の忍者赤影 第5話「謎の独楽忍者」1967.5.3関テレ/東映

 藤吉郎が買い付けた鉄砲を、金目教が狙う。赤影ら三人は、これの護衛を依頼されるが、幻妖斉の操る凶悪な巨大回転独楽に苦しめられる。

ロケ地
  • 堺から横山城へ鉄砲を運ぶ荷駄隊がゆく街道、木津堤か。
  • 指令を受ける三人、不明(野道、芝地の広場←白影が凧で出動)
  • 白影が危ないと走る赤影・青影、不明(土手、船上←静水域)
  • 独楽と死闘を繰り広げる赤影、不明(河原、細流に架かる木橋など)
  • 白影が荷駄隊に追いつくも、朧一貫の偽装でピンチの街道、不明(松林沿いの地道、竹林も見える)
■ 仮面の忍者赤影 第6話「恐怖の大魔像」1967.5.10関テレ/東映

 村人全てが金目教に転ぶも、一人抵抗を続ける和尚。幻妖斉は、金目の奇跡が起きると脅し、遂に金目像を発動させるのだった。

ロケ地
  • 赤影たちが通過したあと、朧一貫が現れる道、不明(山中の溜池際、切通し)
  • 和尚の寺、西壽寺。鐘楼、本堂まわり。
  • 和尚の娘・楓が薪を拾いに行く山、保津峡落合崖道。幻妖斉の火球が飛んできて崖から落ちるのは落下岩。
  • 赤影たちが野営する林、酵素か。
  • 和尚がさらわれたあと、青影に助けを求めに走る楓、不明(山道)
  • 朧一貫が赤影来るの報告を受ける山道、保津峡落合崖道。

2012/2/10

■ 風鈴捕物帳 第5話「友情に命を賭けて」1978.11.23テレ朝/東映

 新吉の幼馴染が、人殺しの濡れ衣を着せられ、あわや処刑というピンチ。新吉が奔走するのはもちろんだが、調子に乗った万蔵親分の憎たらしさが全開で、キャスティングのこともあり「山下ぁ」とか聞こえてきそうな雰囲気。

ロケ地
  • 幸吉の妹・おいねが、婚約者・良助に別れを切り出す水辺、広沢池東岸。漁具や干しものあしらい。「忍者たち」が、並木の陰から眺めている。
  • 御解き放ちの囚人が集合するよう指示される安養寺、毘沙門堂。戻った囚人の受付は本堂前で、ズタボロで戻った幸吉が万蔵の嫌がらせに遭う門前は薬医門下石段・幸吉が入った直後に門が閉められる趣向。安養寺の設定は、牛込か築地か市ヶ谷か不明。
  • 事後、町をゆく新吉、甘酒を求める水辺は大覚寺大沢池畔、水草ぼうぼう。

2012/2/9

■ 風鈴捕物帳 第4話「血染めの贋小判」1978.11.16テレ朝/東映

 非道極まりない贋金つくりが摘発される。新吉は、仏の爪に残された僅かな手がかりから真相に辿りつき、万蔵親分は強欲から渦中に飛び込み痛い目に遭う。

ロケ地
  • 贋金工房から逃げ出した職人たちが追い詰められる夜の川、桂川河床(堰堤下)
  • 口をすべらせかけた八と熊をたしなめるおりん、駕籠に乗って出た先は広沢池観音島。何事かと追ってきた新吉を誤魔化して去る。
  • 斬られた職人が死体で見つかる大川、検分は中ノ島橋下手右岸河川敷。駆けつけた新吉は中ノ島橋を渡ってやって来る。

2012/2/8

■ 風鈴捕物帳 第3話「風小僧の子守唄」1978.11.9テレ朝/東映

 赤子を背負って盗みに入る義賊が跋扈、遂には新吉に挑戦状を叩きつける始末に。覆面の下にも、赤子にも訳ありの事件の決着をつけるのは、伊賀組のかしらの「おじいさま」なのだった。

ロケ地
  • 賊が置いていった赤子の迷子札をかけにゆく新吉、渡る一石橋は中ノ島橋、迷子石は中州側の橋たもとにしつらえてある。後段、ここで義賊・風小僧出現を報じた瓦版が売り出されるシーンでは、中州のトイレが店に仕立てられ、瓦版売りはその前に出る。その瓦版を読む清助に声をかける新吉のくだりは、中州舳先(見上げのアングルのほか、山を背景にした絵も出る)
  • 遠島になる清助を見送る新吉とおりん、広沢池東岸。柵や船着をあしらい。

2012/2/7

■ 風鈴捕物帳 第2話「目撃者は殺せ!」1978.11.2テレ朝/東映

 試し斬りをして供養料を置いてゆく、不敵そのものの「一両小判の辻斬り」。現場を目撃してしまったお千が、さんざんな目に遭って見せ場を作る。

ロケ地
  • 辻斬りにやられた大工の検分の帰り、万蔵が遺留品をガメたかも知れないと熊沢のダンナに話す新吉、御香宮参道石畳。
  • 新吉の名を騙って呼び出されたお千が連れ込まれる備前屋の寮(推定)、嵐山公園料亭・。前に立つ新吉を、おりんたちが茂みに隠れて見ている。

2012/2/6

■ 風鈴捕物帳 第1話  1978.10.26テレ朝/東映

 熱血漢の岡っ引きのもとに、娘忍者が転がり込む、起こりの話。新吉の追うヤマに、忍者がからむと聞きつけたおりんは、技を汚れ仕事に使う輩が許せぬと、手下二人を従え「介入」し裏で忍びくずれをやっつけるのだった。
同居にあたり、部屋を縄で二分するコドモみたいな新吉が可愛い。

ロケ地
  • 釣りをしている神坂のもとへ知恵を借りにゆく新吉、広沢池東岸(船着あしらい、池の中からのアングルもあり)
  • 一味に忍びがいると熊沢のダンナに話す新吉、松本酒造前東高瀬川堤

2012/2/5

■ 逃亡者おりん2 第3話  2012.2.5TX

 念書を届ける旅の途、間抜けな経緯で知り合った青年が、おりんを狙う剣草に嬲り殺される。その無念さを見届けたおりんは、怒りをこめて手鎖を放つのだった。

ロケ地
  • 中山道を急ぐおりん、坂本宿手前の街道は大堰川堤。燈籠をあしらい、その陰に尾行者の望月が隠れる寸法だがバレバレ、手裏剣をくらって土手を転げ落ちる。このあと蘇芳と手下の女が出るのは河川敷の薄原。
  • 蘇芳から逃れ一息つくおりん、腹を減らしてふらふらの「追い剥ぎ」に遭う水場は仁和寺水場
  • 道を行くおりんに、仇探しの経緯を告げに来る桜木、大覚寺大沢池畔。このあと船に乗り込む船着は大沢池船着(大)、おりんは船に蘇芳が乗っているのを見る。
  • 蘇芳が桜木を騙して連れてゆく神社、大覚寺天神島。桜木がいらいらと仇を待つのは祠前、嬲られる際には碑なども映り込む。ここへのおりんの出入りには、鳥居が使われている。
  • 望月がおりんのことをチクリに行く軽井沢代官所、随心院長屋門
■ 平清盛 第5話「海賊討伐」2012.2.5NHK

 為義が大路を見下ろす山腹、都大路、海等不明。宋(?)船、でかくてかっこよし。
撮影協力、呉市・奥州市・串本町・上松町。冒頭速報価値もない画面汚しにいらいら。
2012/2/4

■ 中仙道のつむじ風  松田定次監督作品  1963.3.31東映

 雨宿りで一緒になったきれいな武家娘に一目惚れする渡世人、しかし彼女には思う人があった。見せつけられて煩悶する若者だが、娘の幸福を思いキューピッドをつとめることに。
以降、小田井宿で繰り広げられる悪代官と侠客との抗争に、この男女の機微が織り込まれてお話が進んでゆく。

ロケ地
  • 御嶽のご神木の桜を切って里人に咎められる侍(門倉)、大原野神社参道鳥居か(田地にぽつんと立つ)
  • 中山道・甲州街道分岐の辻、不明(山麓の地道)。街道をゆく百太郎のシーンは見下ろし遠望のアングル、雨宿りの小屋のシーンでセットにスイッチ。
  • これより小田井宿の道標がある街道、不明(湖西の棚田か、丘陵地)。百太郎と志保が歩む街道、不明(辻に松の大木が聳え、谷地田っぽい畦道のアレ)
  • 半蔵が田無の若いのに呼び出され囲まれる野原は水辺を表現したセット、百太郎や志保たちがが駆けつけるシーンはロケっぽい(林)
  • 思いが通じ合った志保と半蔵を見て酒肆を飛び出す百太郎、立ちつくす水辺、不明(川岸)
  • 門倉たちと死闘を繰り広げる石切場、不明(白い崩壊地形は白水峡に似るも、湖南アルプスっぽい感じも)

2012/2/3

■ 緋ざくら小天狗   山崎大助監督作品  1961.4.25東映

 浪花の富商の娘・お俊は、文武両道のスーパーお嬢様。ならず者と事を構えたりするお転婆ぶりに匙を投げた親は、よそへ出して牙を抜こうと図るが、結果はとんだ的外れに。
ひばり映画らしく歌あり踊りあり小気味いい立ち回りあり、きゅんと酸っぱい失恋描写もあって、盛り髪も凛々しい浅草の女親分ができあがってめでたく締めくくられるが、沿道で喜んで見てていいのか両親。

ロケ地
  • 江戸へ向かうお俊、米十郎とお供の与茂八と出くわす街道、不明(谷地田沿いの地道、溜池や小屋あり、他作品でも頻出のアレ)。その後米十郎の話を聞く池端、不明(溜池のほとり、池は上下二段の溜池)。意気投合した二人が、与茂八ほっぽって追っかけっこしたりしてキャハな海浜は琵琶湖西岸松原(後段の回想シーンでも出る)。このあと帆船がゆく海イメージも琵琶湖、桑名の渡しイメージの夕景も琵琶湖で、武山浪人と出会う月夜の松原はセットにスイッチ。
  • 掛川を過ぎ、なおついてくる武山に引くお俊たち、富士山が見える街道、不明(河畔林の土手を奥に見る田んぼ道に富士を合成か)
  • 江戸へあと少しの街道、兵主大社参道松並木か(米十郎を迎えに出た市松が、頭取らと離れて居るシーンでは石灯籠映り込み、並木と直角に「参道」の気配)
  • 米十郎が無事四代目市川小団次を襲名できるよう祈願する市松、お参りのあと朋輩に冷やかされる神社は新日吉神社。額づくのは本殿で、本殿前から舞殿越し楼門を望む図のほか、石段ナメて本殿見返りの図も。

2012/2/2

■ 素浪人天下太平 第10話「はぐれ鴉の流れ唄」1973.6.7NET/東映

 とある宿場町で、幼馴染と再会するダンナ。土地の親分にも一目置かれる渡世人になっていた彼は、脛にたくさんの傷を負っていた。

ロケ地
  • 橋が落ちていたため仮橋を渡りドボンのお仙、不明(橋は木橋、流れは浅川。犬飼川下河原橋に似る)
  • お仙が濡れた衣を乾かしてもらう茶店、不明(谷地田畔の地道)
  • 井熊の衆が、通りかかった銀次にアヤをつける道、不明(棚田の畔、石積みが見える。田んぼには積み藁、水路際に小屋)
  • 銀次が井熊一家に乗り込み、佐太郎を連れ出して父だと告白する、宿場はずれの神社、酒屋神社。鳥居、割拝殿、本殿前を使う。父子の会話を、ダンナは拝殿の陰で、井熊一家の男は本殿石垣際で聞いている。
  • ダンナを見送る銀次と佐太郎、不明(棚田の奥、山裾に里居。萱葺あり)

2012/2/1

■ 素浪人天下太平 第9話「山の彼方の悪を断つ」1973.5.31NET/東映

 唐丸破りを仕掛ける少年を、放っておけないダンナたち。山奉行を殺したかどで城下に連行されてゆく親爺は、果たして冤罪。役人どもの汚い所行が明らかとなる。

ロケ地
  • 唐丸がゆく街道、不明(棚田の地道。小休止の茶店で丘の上とわかる)。ラストシーンの街道も同所と思われる。
  • 勘太が材木商・松崎屋を助ける道、不明(山腹の杣道)

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