鬼平外伝 夜兎の角右衛門

2011.3.21 時代劇専門チャンネル

キャスト
夜兎の角右衛門/中村梅雀 前砂の捨蔵/石橋蓮司 おこう/荻野目慶子 おしん/渡辺梓 飯田/山崎銀之丞 信次/蟹江一平 清太郎/林家三平 名草の綱六/伊藤洋三郎 おてい/南條瑞江 保蔵/左とん平 くちなわの十郎/本田博太郎 鮫島久兵衛/平泉成 夜兎の角五郎/中村敦夫


 女乞食の身の上話が、「本格の盗賊」を自負する男を打ち砕く。
そして、先代の遺言通り自首して出た彼に、更なる数奇な運命が用意されていたのだった。

仁和寺

ロケ地

  • お盗めのため駿河へ向かう夜兎一味、駿河へ二里の街道は大覚寺遣水跡〜大沢池北東畔。
  • 角右衛門が妻子と暮らす町の神社、上賀茂神社ならの小川畔を縁日の参道になぞらえ、露店等多数あしらい。後段幾度も挿まれ、ラストシーンも同所。
  • 先代とその妻の墓に詣でる、角右衛門一家と捨蔵、普済寺墓地。
  • 金を落としたお店者と、それを届けた女乞食を見かける角右衛門、仁和寺。パニックを起こしたお店者は中門を駆け入り、茶所へ。ここに角右衛門が居合わせる運びで、設定は「上野山内の木立が見える広徳寺」。金を渡して去った女乞食をつけてゆく角右衛門、上御霊神社(本殿裏手、摂社脇)
  • 女乞食に会いにゆく角右衛門、仁和寺塔前〜鳥居本八幡宮(広場〜鳥居前。乞食仲間が語る回想シーン、おこうが皆に振る舞いをしたのは舞殿、縊れたのは鳥居で結わかれた縄の残りが揺れている次第。ここの設定は浅草見附の乞食溜り)
  • 盗め先で下女を害した綱六の行方を求める捨蔵、漁師に聞きまわる備前下津井の海浜は間人海岸
  • 火盗改に出頭したあと、角右衛門が送られる石川島人足寄場、間人海岸(竹野川河口右岸に柵や小屋しつらえ、立岩も映る)。角右衛門が労働に従事するシーンは不明(BK大仏設置場所や井尻に似る)
  • 火盗の密偵となった角右衛門、川越へ赴きくちなわの平十に接触するところ、平十の手下が角右衛門の正体に気付く神社は今宮神社。角右衛門が参拝するのは本殿、戻り道で目撃されるくだりは稲荷社脇。
  • 平十一味がお縄になったあと、江戸へ戻り妻子を窺うところ刺され頓死する角右衛門、上賀茂神社ならの小川畔と河床(既出の縁日風景)

※CS放送局である「時代劇専門チャンネル」が、初めて作ったオリジナルドラマ。この局では、連日過去に放送された名作時代劇がオンエアされているが、新作時代劇が枯渇しつつある昨今の情勢を鑑みて作られたのが本作。鬼平外伝と銘打つものの、シリーズ主演の吉右衛門はじめ他のレギュラーは出演していないが、密偵や盗賊を主体に描く原作のテイストは鮮明に出ていた。


 → 鬼平外伝「熊五郎の顔」
 → 鬼平外伝「正月四日の客」
 → 鬼平外伝「老盗流転」
 → 鬼平外伝最終章 「四度目の女房」

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