佐武と市捕物控

佐武と市捕物控

2015.12.19BS日テレ/東映

キャスト
佐武/小池徹平 市/遠藤憲一 おつう/内山理名 みどり/福田麻由子 おぬい/清川千里 お佳代/小島綾香 勝之進/山川大遥 清田慎之助/柴田善行 弘吉/伊庭剛 仁助/川口透 与兵衛/本山力 与志松/三谷昌登 又造/後藤健司 峰太夫/宝龍規 お絹/水嶋仁美 宮内助右衛門/堀内正美 田所善兵衛/原田大二郎 お伝/藤田弓子 佐平次親分/内藤剛志 勝小吉/里見浩太朗

原作/石ノ森正太郎 脚本/寺田敏雄 監督/雨宮望

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 御用箱を運んでいた漁師が殺されたのも、近頃魚が釣れないのも、でどころはひとつだった。兄を殺された娘の叫びに加え、夜鷹の無惨な死に様を見た佐武と市は、傲慢極まりない網元のもとへ乗り込んでゆく。
悪党は懲らされても、贋金を公然と流通させていたお上はそしらぬ顔という終わり方で、苦味をきかせてある。

琵琶湖

ロケ地

  • 小網町の漁師の船がゆく夜の隅田川、上陸するや刺客が襲う岸は嵐峡か。斬られた漁師二人の死体が流れ着く川辺は中ノ島橋下手河川敷、中州側で検分・橋上に見物衆が鈴なり(この中におつうがいて、佐武に鏡を向ける)
  • 死んだ漁師の家族に通知しに行かされる佐武、おぬいに兄の死を告げる浜は琵琶湖西岸砂浜。ここは後段にも出て、佐武が砂地に十手を突き刺したりしている。ラストのアイキャッチにも出ていて、対岸に三上山がくっきり。
  • おつうが客をとる苫船、広沢池東岸に舫い。春画の添え書きに昼ぼたると聞いた市がやってくるくだり。
  • おつうがお佳代の様子を見に行くやしろ、鳥居本八幡宮。鳥居前で勝之進が本を読んでいて、病で寝ている佳代の小屋は広場あたりに設営。後段、網元の用心棒に襲撃されるシーンがある。
  • 小網町の漁師に聞き込みをする佐武たち、八幡堀新町浜
  • 市を連れて小網町へ行く佐武、八幡堀堀端〜新町浜(嫌な匂いがすると市、水面に顔を近づける)。明治橋上から、岡っ引の与兵衛が堀端を行く二人を見ている。
  • 網元の善兵衛宅へ療治に入る市、駕籠をおりて笛を吹くのは八幡堀新町浜前の道、網元宅設定の喜兵衛から女中が出て市を呼ぶ。
  • おつうたちの塚、酵素か。
  • 贋金つくりのもとへ向かう佐武と市、二人落ち合う橋は八幡堀舟橋(船部分で、佐武が市を待っている)。このあと、赤い水の流れる小川を発見するシーンは、堀端の石垣背割りの細流。
  • 小川を辿って見つける工房、酵素河川敷に設営(隠宅跡付近)

※BS日テレ開局15周年特別企画

八幡堀


 → 佐武と市捕物控 冬夏の章(2016)

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