時代劇の風景  ロケ地探訪

今宮神社

楼門(南門)
 今宮神社は京都・紫野、大徳寺の北にある厄病に霊験あらたかとされる古社で、994年船岡山につくられたのを初めとする。大国主・事代主・稲田姫命を祀り、境内には摂社も多い。
 毎四月第二日曜に行われる「やすらい祭」で知られ、華やかな花傘のまわりを鉦太鼓を叩いて鬼が乱舞し練り歩くという奇祭である。花傘の下に入るとその年の厄払いになると言われ、善男善女が競って傘に入ろうとする光景が繰り広げられる。太秦・鞍馬の祭りと共に京都三大奇祭とされる。
 東側の門前には二軒の古い茶屋があり、名物のあぶり餅をひさぐ。周囲には炭火で焼かれる餅の香ばしい匂いが立ち込めている。
境内 東門周辺
京都市北区紫野今宮町

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