| 大和川２次支流 ・流入先 〜曽我川〜大和川 ☆大和川水系一級河川 訓：いまきがわ |
奈良県吉野郡大淀町と御所市を流れる、曽我川上流部の支流。
大淀町岩壷・鉾立・今木各地区から水を集め今木地区の谷あいを国道307号線沿いに北西流し、御所市奉膳（ぶんぜ）の国道307奉膳交差点の西で曽我川上流部右岸に注ぐ。
一級河川の起点は吉野郡大淀町今木の大井出。
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| 今木の里を流れる中流部 | 吉野川分水を受ける今木川 |
＊今木地区の集落の南で吉野川分水路と交差。今木川の下を分水路が暗渠でくぐる。
また、交差地点の西方で吉野川分水路の水を一部受ける。
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| 今木の里を横切る吉野川分水 | 吉野川分水との交差 手前が今木川 |
河口手前の橋たもとには、古い道標が残されていて、「左大峯、右かうや」とある。
今木川沿いに道をとれば今木の里を通り下市へ至る大峰登山の道、曽我川を遡れば重阪峠を越えて五條へ出る紀州路で、高野山の参詣路である。紀州路のほうは上代には巨勢道(こせじ)と称し、万葉歌が残されている。
直は行かず こゆ巨勢路から石瀬踏み 尋めぞ我が来る 恋ひて術なみ (巻13-3320)
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| 最下流部 上流望 | 河口 奥は曽我川 |