往古川

淀川2次支流 ・流入先 〜木津川淀川 ☆淀川水系 訓:おもがわ

 三重県上野市を流れる、木津川に注ぐ小流。
上野市街地の乗った丘陵の水を集め北西流、木津川に架かる長田橋のそばで木津川中流部右岸に注ぐ。
国道25号から東の市街地では暗渠部分が多い。
生活排水が流れ込み、木津川の水質悪化の一因となっている。

西大手町の最下流部  左上流、右下流望
暗渠管で入る排水 河口 木津川・長田橋から

鍵屋の辻の森 木津川へ入るに際しては、高い堤を持つ。
木津川自身の堤との間には広大な農地が広がる(下写真)
農地には現住建造物は無く、氾濫原として置かれているものと思われる。
往古川堤は木津川の副堤となり、市街地を水害から防ぐ。
堤からは、鍵屋の辻史跡公園の林が見える。日本三大仇討ちのひとつ、荒木又右衛門の36人斬りで著名な伊賀越仇討ちの、伊勢街道と奈良街道の分岐点である。
*左写真は、下流部の橋から鍵屋の辻付近を見たもの。

堤から南西を望む 堤から木津川堤を望む

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