木津川

淀川1次支流 ・流入先 〜淀川 ☆淀川水系一級河川 訓:きづがわ

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木津川概要   ページ下部に1次支流一覧
 三重県から京都府に流れる淀川の大支流のひとつ。
上流部を伊賀川、笠置の峡谷付近を笠置川、また泉川・山城川の異称もある。
花崗岩山地を流れるため流送土砂が夥しく、諸支流にも天井川が多く、しばしば氾濫する。
山城盆地へ出てから入る支流は、ほぼ天井川である。

 三重県の青山高原の水を集め、伊賀盆地で鈴鹿山脈からの柘植川・布引山地からの服部川という大支流をあわせ西流し、笠置山地を貫く峡谷となって流れ、京都盆地南端で平野に出たあと京・大阪間の狭隘地で宇治川・桂川と合流し、淀川となる。
一級河川の起点は、三重県阿山郡大山田村坂下の布引の一。
流域面積1308平方km、うち89%を山林が占める。流域内人口は40万人ほどで、流域自治体は一府二県に及ぶ。
流程には多くのダムや発電所がある。表流水を上水道に利用する例もある。
流域では近年、伊賀盆地及び京都盆地南部において開発が激しい。

流程の詳細

■ 源流  山里の小川と渓流  三重県大山田村〜青山町

風呂橋付近の渓流 伊勢湾へ流れる諸川と、分水嶺を接する源流部。
流れはじめは山里の小川、青山へ向かい渓流となる。
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■ 上流  青山の盆地  三重県青山町

青山町中心部 青山の小盆地を貫流する。
川沿いには、初瀬街道の古い町並みが残る。
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■ 上流  青山から伊賀へ  三重県青山町〜上野市

新羽根橋から 青山盆地西端で大きく蛇行し、伊賀へ向かう。
山あいには沈下橋がある。
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■ 中流  伊賀盆地  三重県上野市

伊賀市街地の西 上野のお城を右に見て、郊外を北上。
大支流・服部川を入れ、山峡へ向かう。
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■ 中流の峡谷  岩倉峡、夢絃峡、明神の滝  三重県上野市〜京都府南山城村

夢絃峡 笠置山地を貫く、断層沿いの横谷が続く。
ダム群による湛水域が多い。
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■ 中流の谷あい  沈下橋、笠置  京都府南山城村〜笠置町

恋路橋 二つの沈下橋をくぐると、笠置の地。
古い歴史を秘める町は、カヌーとキャンプで賑わう。
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■ 中流  みかの原を流れる泉川  京都府加茂町 

法花寺野 恭仁宮が置かれた山紫水明の地、瓶之原。
砂の多い河床では鮎釣りが盛ん。
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■ 中流  木津  京都府山城町、木津町

泉大橋下 木材集散の河港だった木津。
泉大橋をくぐると大曲がりして山城の野へ向かう。
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■ 下流  相楽〜綴喜〜久世  京都府精華町〜城陽市

枇杷之庄 堤も高くなった川は幅を広げ、大河の相。
竹の水害防備林が美しく、河川敷ではお茶の栽培。
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■ 下流  流れ橋  京都府久御山町、八幡市

流れ橋 木橋が残る、下流部の名所。
時代劇撮影スポットとしても著名。
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■ 下流、河口  男山下〜三川合流  京都府八幡市

宇治合流 男山の下で向きを変えた川は、三川合流を目指す。
宇治川との間には、長大な背割堤を持つ。
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木津川流入河川 *流入順・太字支流解説あり

 三重県流入

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 京都府流入

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