昆陽池 |
伊丹市にある昆陽池公園は、僧行基の造った溜池・昆陽池を中心とした公園で、池には白鳥やアヒルが飼われているほか、冬になると数多くの渡り鳥がやってくることでも知られています。
ことに、ユリカモメとオナカガモの数は圧倒的。
池の中心には日本列島を象った中の島があり、人が立ち入らないのでカワウやサギのコロニーがあります。
また、この公園には「伊丹市昆虫館」が併設されていて、ドームの中で熱帯の蝶が舞うのを見ることができます。左の写真の白い「カワウの木」の向こうに見えるのが昆虫館です。
ここの白鳥は飼い鳥ですが羽を切っていないので、自由に飛びます。左写真で右から左へ水を蹴って飛び立とうとしているのがコブハクチョウ。
下の写真は、池に張り出して作られた生態観察所のテラス。ユリカモメが群がるスポットです。
● コブハクチョウ
● アイガモ?家鴨?
● ユリカモメ
● オナガガモ
● カモの逆立ち餌とり
● キンクロハジロ
● ヒドリガモ
● ハシビロガモ
● アオサギ
● カワウ
このほかにこの日観察できたのはカイツブリ、カンムリカイツブリ、ミコアイサ、トビ、ハクセキレイ、スズメ、ハシブトガラス、ドバト。それに、池周辺の林や池畔の繁みの中に多数の野良猫が確認されました。このところあちこちの公園で猫が見掛けられますが、この鳥の楽園での野良猫繁殖はいかがなものでしょうか。
撮影日 2001.1.3