2002年2月 |
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■2002/02/28 Thu 破れ新九郎/必殺仕舞人/斬り抜ける/新必殺仕置人 |
■ 破れ新九郎 第五話「哀愁女の十字路」1978テレ朝 前の勘定奉行の仇・新任奉行を討ちに巡検の役人と入れ替わるえんま長屋五人衆。奉行と腹心を殺るのはイイけど、御付の下っ端も皆殺しはアリなの?…いつのまにか通称が「破れの先生」になってる新九郎。 ■ 必殺仕舞人 第11話「秋田音頭は国盗り家老の冥土唄」1981.4.17テレ朝 冒頭、夜の竹薮の中を歩く一行におはなが合流するのは嵯峨鳥居本八幡宮。直訴の庄屋一行が江戸へ向かう道、広沢池畔? 本日の直の仕掛、物音に出てきた侍を小屋根から飛び降りてばさー。京山との連携プレイも。 ■ 斬り抜ける 第13話「あなたが欲しい」1975TBS 江戸に入る一行。先に叔父のもとへ行かせた菊たちが走るのは大沢池堤。松平江戸屋敷は大覚寺大門。登城する水野忠邦が歩く江戸城は大覚寺五大堂。姉小路と松平江戸家老が駕籠越しに密談するのは大沢池畔。タイトル通りのナニが。しっかし色気の無いこと夥しい。 ■ 新必殺仕置人 第25話「濡衣無用」1977.7.8テレ朝 冒頭、庚申の月三が流されつかまる杭、嵐山・桂川の大堰。長雨で大川が増水し土嚢を積むシーンは柊野堰堤。 巳代松がまた人を拾う。しかも記憶喪失の若い娘。 正八は上方落語、巳代松とおていは中国人の芸人、鉄は阿呆陀羅経の扮装で三本松邸に入り込む。正八の饅頭こわいのあとおていの焚くスモークに紛れ巳代松の竹鉄砲が三本松に炸裂。鉄は月三の元女房を捻る。主水は門外で手下を始末。 |
■2002/02/27 Wed 破れ新九郎/必殺仕舞人/翔べ!必殺うらごろし/御家人斬九郎 |
■ 破れ新九郎 第四話「ここは地獄の一丁目」1978ANB 三田主水、黒幕の同心を殺るのはいいが、それ辻斬り。 大ワルの白足袋の金蔵は破れ馬医者にばさー。かような大量殺戮も問屋番のアラカンの一言「十年早いわ」で…済ましていいのか? ■ 必殺仕舞人10話「身を投げて生きる安里屋ユンタ」1981.4.10ANB 京山が琉球女・クバの身の上を聞くのは賀茂川・柊野堰堤。知念が島送りの企みを村人に話す広場に大覚寺心経宝塔前。夜、村人が浮かれ踊るのは大覚寺護摩堂前。 帰途の船上、パイナップルを丸むきにして食べる直…。 ★追記 心経宝塔は派手な外観で琉球のエキゾチックな建物に見立てての使用か…ちょっと無理あるかも。琉球といっても与那国島で、久部良ばりのエピソードはじめ人頭税対策の間引きなど描くのにはちょっとびっくり。あまり知られてないと思ってた。 ■ 翔べ!必殺うらごろし 第一話「仏像の目から血の涙が出た」1978.12.8テレ朝 先生がおばさんの過去を探る河原、木津川上津屋橋付近か。仕置の前にボタ山に駆け上がり朝日に祈る先生、傍で見ていた相方からアサハラ?の突っ込み。正十は正八? おばさん「ちょいと落としたよ、こっち来てごらん。これから落とすんだよ(ここで刺す)おまえさんの命だよ」 ★ 追記 ボタ山は柳谷か。 ■ 御家人斬九郎 第五シリーズ十話・最終回「最後の死闘」2002.2.26CX 下河原藩邸に大覚寺大門。家老・内藤兼友と長野主膳が密談するのは粟生光明寺本堂裏の廊・御廟への階・方丈等。兄・与市兵衛と語らう水辺・佐次に当分帰らぬと言い置くシーン、八幡堀。斬九が闇討ちに遭うシーン、妙心寺。家老の待つ天正寺(鹿ケ谷の法然院。萱葺の山門と石段、風情のある造り)へ赴く斬九と蔦吉がまみえる雪の夜の橋上、上賀茂社ならの小川神事橋。 雪上を裸足で駆けつける蔦吉、累々たる死体の中に血塗れの斬九。シーン変わり開化後の東京、蔦吉が車夫に「行くよ御前さん」と声をかける。車夫は…。 ★追記 これっきりの最終回の所為か見せ場多くふだんのコミカルさは影を潜めラストの壮絶な殺陣に向かってドラマは収斂してゆく。インサートされる現代の都市の映像、Queenの曲、ばらつきがちの演出も派手派手な殺陣と蔦吉との最後の絡みで締まる。最後は焼け跡の主水の十手と同様、後段をくどくど語らず含みを持たせた演出。皮肉な目で見ればなんちゃって復活への布石?それはそれで嬉しかったり。 |
■2002/02/26 Tue 破れ新九郎/必殺仕舞人/鬼平犯科帳/剣客商売 |
■ 破れ新九郎 第三話「ねずみ小僧獄門首」1978ANB 鼠小僧を追い使っていた黒幕・大目付の増井邸に討ち入るえんま長屋五人衆、ぬうっと押し入って斬りまくる新九郎と三田主水。 鼠小僧には中村嘉葎雄、兄弟競演。なんかずいぶん体格が違う。 ★追記 押し入った先で大工の吉兵衛が要の柱を抜きにかかるというシーンがあったが、先にコト片付いちゃって屋敷が倒壊するとこは見られなかった。残念。 ■ 必殺仕舞人 第九話「女泣かせた鹿児島おはら節」1981.4.3テレ朝 直次郎が唐丸駕籠を追って走る浜は琵琶湖畔。近江舞子か。 今回はおはなも仕事料を渡され手引きをつとめる。直の殺陣のスローモーションがいい。 ■ 鬼平犯科帳 第六シリーズ六話「のっそり医者」通算105話 1995.9.6CX 冒頭、医者の宗順と宗順の古巣・本多家の侍・今井宗兵衛が行き会う石段、黒谷・金戒光明寺。辻斬りの現れる土塀は山科?本多家中屋敷は大覚寺大門、御殿川からのショット。 萩原宗順が襲われ、欄干を越えて川に飛び込むのは嵐山・中ノ島橋。 ■ 剣客商売 第七話「箱根細工」1998.11.25CX 冒頭、小兵衛に呼ばれた大治郎が渡る大川、近江八幡の水郷。 小兵衛の剣友を見舞いに大治郎が赴く箱根・塔の沢は清滝川? |
■2002/02/25 Mon 必殺6主水死す/どら平太 |
■ 必殺劇場版・6「主水死す」1996松竹 貞永方久監督作品 ロケ地は綺羅星の如くあらゆるお馴染の場所が使われている。 終焉に相応しい豪華な作り。アンソロジー性が強くディティールはよく見た者でないとわかりづらい点があるかも。 冒頭、密会する主水とおけい、錦水亭。池からのショットには船も。室内も使われ障子に水紋映る。 大奥に招かれ似姿を描く北斎、大覚寺宸殿前白洲。将軍家定が座す。 姉小路が別式女に命を下す寺、粟生光明寺。本堂・石段使用。 お美津の方の命を受け出陣する葛西衆の通る堀、有栖川。大沢池溢流も映る。 別式女たちと仕掛人たちが戦うのは糺の森、馬場と池跡。 仕掛人捜索に南町の捕り方が走るのは伏見・松本酒造前の東高瀬川堤をライトアップ。 大奥に招かれた捨蔵母子の様子を見に来る姉小路は大覚寺式台玄関から入る。捨蔵が狙われる庭は梅宮大社。大奥での宴のあと襲われた捨蔵母子が逃げるのは大覚寺門前。華道専門学校の建物は葵の御紋入り幔幕で覆われている。母子は葛西衆の手引きで有栖川の中を伝って逃げる。主水が姉小路と元老中を殺るのは大覚寺勅使門前の太鼓橋。 捨蔵を奪われたお千代が主水を待つ堀端、八幡堀。権の四郎のアジトへ案内される時渡る橋、近江八幡の水郷。捨蔵が捕われ仕掛人たちが葛西衆と戦うのは大沢池・天神島。秀・勇次らが主水の最後を見送るのもここ。EDに串本の橋杭岩。 焼け跡の十手が印象的。後段をうるさく語らないところが憎い演出。 ■ どら平太 2000東宝 市川崑監督作品 長年あたためられてきたものにしては作りに勢いがあり新鮮。台詞で語らせる部分が多く些か粗さを感じるも役所広司の巧さが光る。 ★追記 殺陣が派手派手。何人斬ってるか判らない。これぞ痛快時代劇って感じ。やくざの手下に本田博太郎、語尾に「よおぉん」入ってる。 |
■2002/02/24 Sun 破れ新九郎 |
■ 破れ新九郎 第二話「えん魔がくれた千両箱」1978ANB 江戸の町にセントバーナード犬出現!オランダ人の置いてった犬だから「バン」って安易。オランダ→ココア→バンホーテンあたりの連想?若林豪も破れ奉行の向井くんとは違いギャグ入ってる。胸毛しまえよ。 「火には火、殺しには殺しだ」ってワルの商家に火かける相談してやがんの、長屋のみんなで。若林くんの天気予報で火付けの日取り決めたりして。 時津屋燃やして主人殺ったあと代官所へ乗り込んで全員褌一丁にして丸坊主にしてさらし者にしちゃったりして。 こんなことしでかしても問屋番の八兵衛(アラカン)が「証拠不十分!」って言えばおしまい…アリかぁ? 脚本は池田一朗…。 ★追記 若林豪の、着流しの裾ぴらっと持ち上げて下駄投げる一連の仕草が可愛い。 |
■2002/02/23 Sat 必殺仕舞人/破れ新九郎/服部半蔵 影の軍団 |
■ 必殺仕舞人 第八話「坊さんかんざし買うを見た」1981.3.27テレ朝 直の女装…。生臭坊主の寺へ潜入し探りを入れるためなのだがよりにもよって本田博太郎が?蔭間のフリでもちょっと無理が…。 寺へ坊主を仕置に入るが意外や善人であることがわかり仕置を中止する珍しいパターン。水の中からざばぁっと飛び出て斬り抜ける直次郎の殺陣は絶句もの。水に浸かって目だけ出してる姿はカーツ大佐も真っ青。 ■ 破れ新九郎 第一話「砂塵の町に来た男」1978ANB 岸田今日子に田中邦衛ほか豪華キャストに石橋蓮司がゲスト! 牛を殺すと与太者が発言した瞬間キレる新九郎。以後動物を苛めたら許さんと宣言。若林豪は元幕府天文方という体で下駄投げて天気予報するのがなりわい…。金貸し(石橋蓮司)以下代官まで斬っちまう新九郎。問屋番のごまかしで済む問題なのか?まあホンが池田一朗だし…。 冒頭、現代の新宿と風俗が映し出されるのはからくり人みたい。 ■ 服部半蔵 影の軍団 第八話「潜入!大奥の昼と夜」1980.5.20東映/KTV 大奥絡みで続いて死人が。大八がいい気分で湯舟で唸っていると死体が浮くし。 大奥の奥女中が相手という餌に一両で食いつく大八、連れ込まれる寺は粟生光明寺。石段上部から本堂の大屋根見えてる。 一条の局にはめられ一万両とられた駿河屋が腰掛けてぶつぶつと呟くのも粟生光明寺の上部石段。 |
■2002/02/22 Fri 破れ奉行 |
■ 破れ奉行 第39話(最終回)「さらば!深川奉行」1977テレ朝 大阪の豪商・四井による深川ウォーターフロントの土地買占めが悪辣な手段で行われる。黒幕は老中・松平山城。 目の前で多数の犠牲者が出るのに遂に破れる右近。最終回のためいつもより10分程早いブレイク。老中・松平と若年寄まで殺っちゃう深川奉行。イナバくん「なんてことをしてくれたんじゃ」と言いながら辞令を渡す。深川奉行は廃止、右近は堺奉行に昇進。「早う行け。そなたがおると寿命が縮まる」と言いつつイナバくんうるうる。堺でも拝領刀も斬り捨て御免もアリ?と聞かれて「わしゃ知らん」。 堺への出立、右近着流しのままー。同心たちはついて行くって旅姿。 破れ様、39回も豪快なお話をご馳走様でした…でも明日から破れ新九郎がはじまるのね。 ■非時代劇視聴記 たまには時代劇以外のも見るんである。ってこの日は破れ奉行一本だけで寂しいのでレンタル屋に数年ぶりで行って来たのだ。もはや中毒症状を呈している。たくさん見たいのがあって目移りするがどら平太と必殺6、新麻雀放浪記をチョイス。火野正平主演のギャンブルものを見る。背景に神田川が使われていた。近年水質が改善されたとは聞くが顔と服を洗う気にはならないぞ。庵野の実写にも使ってるし、結局現代劇でもおんなじふうに川は使うのな。 ★追記 関西弁の若いのが主人公みたいに見える。主役張ってても脇みたいに見える不思議な俳優・火野正平…。 |
■2002/02/21 Thu 破れ奉行/必殺仕置人/股旅 |
■ 破れ奉行 第38話「深川奉行危機一髪PART2」 1977テレ朝 新任の目付が深川地区における要人とその周辺の死者数がここ一年で100人以上にのぼると老中に言上。同一犯の仕業と言い切る(笑)。 目付の正木くんはワーカホリックの石部金吉。でも父親は遊び人の小悪党。正木くんは要人殺害の調査を進め、犯行当日の鯨船目撃情報から下手人は向井くんだなんて言い出したり。しまいに正木くんの親父ハメられて殺されちゃうし。 正木くんが見張ってるなか、右近は今回の悪事の首魁・長崎奉行邸に例の格好で乗り込み成敗。庭で呆然としている正木くんに「夢だ」と丸め込む。そして帰ってゆく破れ様…。入って出て行くのが描写されたのは初めて。 ★追記 全編笑いまくりの私的には本作中一押しの傑作。タイトルからして走ってる。 ■ 新必殺仕置人 第24話「誘拐無用」1977.7.1テレ朝 畳奉行と孫の正平が釣りをするのは桂川。南町奉行所はお馴染みの大覚寺明智門。 正八の鼻歌「勝手にしやがれ」は脚本かアドリブか。 ■ 股旅 1973ATG 市川昆監督作品 渡世人の仁義、長く冗長でお経みたい。よほどきちんと考証したんだろうな。リアルでハードな殺陣。斬られた痛みが伝わってくるような。 |
■2002/02/20 Wed 破れ奉行/必殺仕舞人/斬り抜ける/御家人斬九郎 |
■ 破れ奉行 第37話「梅の一八三三の女」1977テレ朝 今日のイナバくんと右近「証拠はございません。ただそういう事実が」「コラ右近待て」水門ばぁーん。 今日の殺陣は脇差なんか投げてみたりしてちょっとバリエ。 ★追記 タイトルは富くじの番号。 ■ 必殺仕舞人 第六話「花笠音頭は地獄で踊れ」1981.3.13テレ朝 冒頭、一行が通りかかる熊井村の川は桂川か。 京山を慕い懐き獣性が少し減じてきたような直。でもこっちもイイかも。今回も村人に過剰な同情を寄せる。 晋松が探りを入れる代官所の塀は随心院か。 仕置の際、直次郎は一太刀目をはずす。居合なのにうわぉと思ってたら道脇の大八車にぱぱっと潜り込んで脇から刺すのが傑作。 この回ではおはなに殺しを目撃されてしまう。おはなの首に晋松の縄がかかる緊迫のシーン。厳しい表情から優しげな目にふっと変わる直の表情がイイ。 ★追記 このあたりでもう本田博太郎氏に参ってる。鬼平で見たときはなんかヘンな人だなーと思ってたけど。 ■ 斬り抜ける 第12話「男は賭けた」1974,TBS 正八、伝八郎に俊平の手紙を売りつける。言い値をくれなかった伝八郎の背に「ケチー」、連れの侍にぼそっと「ケチの友達」…。俊平一行を襲撃する高島藩士の馬から鞍盗むし。 俊平と鋭三郎が菊と太一郎を救出し馬で逃げるのは木津川流れ橋付近の河原。橋桁が無い。 ■ 御家人斬九郎 第五シリーズ九話「冬木町の女」2002.2.19,CX 雨の夜、半次が襲われるのは上賀茂神社・ならの小川の神事橋下の川の中。酔っ払ったおつやが人足に襲われるのも神事橋から少し下ったならの小川。斬九が男達を川に叩き込んで助ける。 斬九がおつやに囮役を要請する場面や葬るシーンは広沢池畔。 ★追記 コミカルでリズミカルな斬九はこの回でおしまい。蔦吉との絡みも風情があり本編最終話に相応しい佳作。 |
■2002/02/19 Tue 破れ奉行/必殺仕舞人/剣客商売 |
■ 破れ奉行 第36話「待伏せ!老中暗殺」1977テレ朝 夜陰、駕籠を襲撃されるイナバくん。しまいに寝所に爆弾仕掛けられて危機一髪…でも厠へ行ってて助かるの。 ちょうど帰ってきてた新兵衛さんを身代わりに老中深川視察をセッティングして囮作戦。大立ち回りの末捕えた証人の与力に目の前で自害されて驚愕する右近の顔に水門がばりーんって開く音が重なる。 大目付邸で謀議中の部屋の障子に鉄砲玉がばーんと撃ち込まれ破れ様登場、南町奉行は銛で串刺し。 ■ 必殺仕舞人 第五話「津軽じょんがら嘆きのひと節」1981.3.6テレ朝 瞽女を送っていい気分の直次郎、舞台に飛び入りで「よ〜ん」連発して踊り回る。可愛い。 瞽女のおなつに思い入れる直次郎を情に流されては危ないと諌める晋松。黒幕のほうを仕置する直、殺陣にも重みが。今回の抜き打ちは○。 ■ 剣客商売 第六話「深川十万坪」1998.11.18CX 隠宅前の小川で大根を洗うおはる。下で堰いてあるのか川幅がずいぶん広い。 深川の八幡様へ参詣途中のおはると小兵衛、船で大川を渡る。近江八幡の水郷と八幡堀。万年橋近くで、釣竿が顔に当たったと子供にからむ侍を投げ飛ばす金時婆さんを目撃。三人の侍を川に投げ入れ抜刀するのにもひるまない。ロケは上賀茂神社、ならの小川。 おせき(金時)の出す手長蝦の付け焼き、旨そう。 狼藉侍の死体を届けにゆく小兵衛。江戸城和田倉門に見立てて二条城。門内の松平下総守邸は大覚寺大門。御殿川越しのショットも。門が開き明智陣屋が見える。 深川十万坪の原は琵琶湖畔か。対岸の山、比良山っぽい。 事後、顛末を語り合う田沼父子と生島用人、田沼邸に見立てた大覚寺大沢池と放生池の境の堤で釣りをしながら。背後に心経宝塔映り込む。生島用人が池にはまるギャグも。 |
■2002/02/18 Mon 鬼平犯科帳 |
■ 鬼平犯科帳 第六シリーズ五話「はさみ撃ち」通算104話 1995.8.23CX 足を洗った大盗・猿皮の小兵衛の店・萬年屋に今働きの盗人が狙いをつける。小兵衛役にヨロキンの弟・中村嘉葎雄、えらく老け造りで。 小兵衛と大番頭の弥治郎が引き込み役の貸本屋こと針ケ谷の友蔵とおもんについて話し合うのは大沢池に浮かべた船の上。大覚寺五大堂の観月台が見える。池北岸には屋台が数基セットされている。 盗賊改の役宅からの帰途、小兵衛と弥治郎が通るのは大沢池北西畔の護摩堂付近。 |
■2002/02/17 Sun 破れ奉行/鬼平犯科帳 |
■ 破れ奉行 第35話「闇に散った怨み花」1977テレ朝 イナバくん「何事も穏便にな」「聞いておるのか」ばりーん。 今日の破れ様登場シーンは証文を悪人どもの頭上にひらひら降らせて、そこに銛をどすー。あのぅ…紙はどこから入れたの? ラスト、右近の笑い顔にキラリラリーンって効果音が入る……。 ■ 鬼平犯科帳第五シリーズ11話「隠し子」通算96話 1994.6.29CX 上野不忍池のほとりを歩きながら捕り物の相談をする長谷川平蔵と密偵・おまさ、大沢池と放生池境の堤上。 煙管をぷかぁーとやる妹・おそのの店で横座りで酒を呑む平蔵。擽ったそうな表情が秀逸。 平蔵宅に引き取られたおその、奥方の前でもぷかぁー。二人の様子を庭から窺う平蔵と息・辰蔵が最高。 |
■2002/02/16 Sat 破れ奉行/必殺仕舞人 |
■ 破れ奉行 第34話「難波屋おきたが二人いた!」1977テレ朝 双子の姉妹を殺され父を狙撃されたおきた、キレて内藤邸へ乗り込み啖呵を切る。同時に右近も鯨船を出していて現場でバッタリ…でも怪しい鎖帷子姿の正体は知られたくないのね。おきたに当身を食らわせてごまかす破れ様。 ■ 必殺仕舞人 第四話「江差追分母娘の別れ」1981.2.27テレ朝 江差・常真寺という設定の石段、半分が雪に厚く覆われる…どこかな。海は若狭と思われる。波が凄い。 雪中も元気に飛び回る直次郎がラブリー。 |
■2002/02/15 Fri 破れ奉行/必殺仕舞人/服部半蔵 影の軍団 |
■ 破れ奉行 第33話「深川奉行危機一髪!」1977テレ朝 京の殺し屋・夢法師に狙われる右近。船に仕掛けられた爆薬で負傷。 夢法師は負けそうになると頭巾とって勅使だと威張る。その場は右近が膝を屈して収まるが直後に鯨船がどーん。 ■ 必殺仕舞人 第三話「織姫悲しや郡上節」1981.2.20テレ朝 直次郎と音松が語らう川岸は桂川。音松が殺されるのも同じ? 必殺は仕置の際によく「走る」が、本作の本田博太郎のそれは格別。狂気じみた走り方なんかそうそう誰にでもできるもんじゃない。 橋の上で斬り合いがあったら、たいていは負けたほうが水に落ちるっていうのが決まりだと思うんだが、直次郎は勝者なのに川にはまる。しかもその後奇声を発しながら川の中を走り去る…凄い。 ■ 服部半蔵 影の軍団 第七話「標的は謎の女」1980.5.13CX 保科家の用人が半蔵に相談を持ち掛けるシーンは大沢池・天神島の鳥居。 伝馬町牢屋敷に大覚寺。大八が詳細なメモを取るのが笑える。 酒井老中と甲賀衆がつなぎをとるのは二尊院。 高遠の残党が待ち受ける最後のシーンは木津川流れ橋。保科正之が単騎やって来る。橋上での格闘はさすがJAC、派手。何人も橋の下や川の中にざぼーん。 |
■2002/02/14 Thu 破れ奉行/必殺仕事人/斬り抜ける/新必殺仕置人 |
■ 破れ奉行 第32話「さすらいの異人花」1977テレ朝 大目付は銃オタク。右近、珍しい銃をちらつかせて大目付が取り上げに来ると「大川に捨てちゃった」…。 右近の暴走を止めようとするイナバくんに「ご老中、聞くところによるとコロリが発生しているとか」「なんでも米澤監物様の屋敷近くで続発しているとのこと」「夜分ご無礼を」ばりーん。 ★追記 右近の「言い訳」にはいろいろあるが、コロリは傑作。他に地震とか心臓病とか頓死とかもやる。 ■ 必殺仕舞人 第二話「さんさ時雨は涙雨」1981.2.13テレ朝 陸前・浜街道をゆく一行。海は琵琶湖。エリ見えてる。 興行の寺は大覚寺。三浦夫妻と京山が逃げる夜道、大覚寺五社明神。 本田博太郎、マシラの如く樽の上に跨り飛びかかる…うーん凄い。 一行が陸前を出て旅立つシーンの森は下鴨神社・糺の森。池跡付近から馬場へ出てくる。 ■ 斬り抜ける 第11話「女が闘うとき」1974TBS 飛騨と信濃の国境の村、北嵯峨か。名主の屋敷、他でも何度か見たような。 ★追記 うわなり打ちってこんなだったかなー。ここでは儀礼として描いてるけど。中世と江戸期では違うか。 ■ 新必殺仕置人 第23話「訴訟無用」1977.6.24テレ朝 南町奉行所、大覚寺明智門。前の御殿川べりで辻屋の娘の訴状が下げ渡される。 公事師の長十郎の手下が町なかで人を騙すのを見張る正八、大覚寺横の有栖川に飛び込んで追いかける。有栖川から御殿川を伝い明智門前にひょこっと顔を出す。 ★追記 正八、堀を走る際にはヘンなサングラスを着用。エスキモーのサングラスみたい。 |
■2002/02/13 Wed 破れ奉行/必殺仕舞人/鬼平犯科帳/御家人斬九郎 |
■ 破れ奉行 第31話「暗黒街の悪の花」1977テレ朝 嶋屋宇兵衛が火盗改の手下に襲われる右近の危機に駆けつけるが、短筒を上に向けて発砲しながら走ってくる。派手なじじいー。 夜、右近はイナバくんを訪ねて火盗改長官の桐谷が隠匿している二万両を自分に寄越せと言う。「右近そちは欲ボケしてか」「早速の御承認忝のう存じまする」「誰が承認するかコラ」でも右近はそのまま出てっちゃって、悪党どもを成敗。そんでもってやっぱり二万両持って来ないのに怒って向井くん連れて様子を見に来るイナバくんなんだけど、気前良く庶民に金をばら撒いてるの見て「うぐぐぐ」。それを嶋屋にまでギャグにされるイナバくん…。ご老中哀れ。 ■ 必殺仕舞人 第一話「恨みが呼んでる佐渡おけさ」1981.2.6テレ朝 はじまりは例の如く奢侈禁止令による一座の江戸所構い。勧進興行に事寄せた殺し旅がはじまる。 旅をはじめた一行が通りかかる田園風景は大沢池と広沢池の間の北嵯峨。 越後・柏崎に着く一行。でも何か向こうに見える雪冠った山は箱館山みたいだし若布採ってる浜も琵琶湖くさいかな。佐渡のシーンでは三上山みたいの見えてるし。 ■ 鬼平犯科帳 第六シリーズ四話「墨斗の孫八」1995.8.16CX通算103話 孫八が手下に襲われ、通りかかったおまさと一緒に川岸から転げ落ちるシーン、摩気橋。 おまさ・伊佐次と別れたあと孫八が襲われるのは大覚寺護摩堂の前。これを鬼平が助ける。そのまま孫八の家へ上がりこむという例のパターン。「木村忠衛門」は孫八と呑んでべろべろ。 孫八一味が盗みに入る日本橋上牧町の茶問屋・鶴屋の浜へ船をつけるシーンは大沢池、観月台下。 ■ 御家人斬九郎 第五シリーズ八話「乱調 麻佐女」2002.2.12CX 高田屋の庭、見事な菖蒲園は梅宮大社。 庄三郎と斬九郎が襲われる石段は粟生光明寺?何か建物が違うような気も。 盗人らしい死体が上がるのは嵐山付近の桂川。死体を検分する役人の背後に中ノ島橋が映っている。 斬九郎と佐次が庄三郎の話をするのは粟生光明寺の石段上部。本堂の大屋根が映っている。 |
■2002/02/12 Tue 破れ奉行/必殺からくり人富岳百景殺し旅/剣客商売 |
■ 破れ奉行 第30話「必殺!琉球おんな拳法」1977テレ朝 右近、蔵破りに入るのに赤い頭巾…それっていつもしてるマフラー? イナバくんの「ならんならん天膳には手出しはならんわかったな右近」に黙って襖をすーと閉めて出てっちゃう右近。戸を閉める音と水門オープンのギギって音が重なる。……。 琉球拳法の達人との殺陣は見もの。手刀を銛で受けて防ぐのはいいが銛折れてるじゃん。向井くんとこの備品でしょそれ。 ■ 必殺からくり人富岳百景殺し旅 第14話最終回「凱風快晴」1978.11.24テレ朝 梅屋で北斎の絵の競りが行われる。外観は大覚寺。 偽装の死が真実となった北斎。富岳百景最後の仕置は北斎を殺した梅屋とそれに群がる侍たちを。些かまとまりを欠くラスト。 ■ 剣客商売 第五話「老虎」 1988.11.11CX 四天流の荒行中の大治郎と山本源太のシーン、広沢池畔と小兵衛隠宅付近の複合か。 源太が投宿していた長明寺は随心院? 田沼上屋敷は随心院。 山本源太の遺体を土砂降りの中掘り起こすシーンは小兵衛隠宅近くの有栖川源流部。 田沼邸での森川平九郎と山本孫助の御前試合は大覚寺宸殿前の白州。 |
■2002/02/11 Mon 必殺仕事人/長七郎江戸日記 |
■ 必殺仕事人 第49話「偽技浮かれ囃子攻め」1980.5.2テレ朝 お染と幇間の俎板鯉之助が密談するのは大沢池北畔。 実は元松江藩士・中西一郎太の鯉之助が返り討ちに会い、負傷し逃げた先で落命するのは嵐山・中ノ島橋下の桂川畔。 鯉之助の今わの際の願い・仕事人への依頼を果たしにお染が額づく木更津の地蔵に広沢池・観音島の祠。 ■ 長七郎江戸日記スペシャル「天下を取れ!仕掛けられた反乱」第二シリーズSP2 1988.4.5日テレ 辰三郎と友吉がヤクザにからまれているのに割って入るのはせがた三四郎。 せがた演じる別木軍兵衛と長七郎が飲み明かした朝別れるのは大沢池畔。石仏も映っている。 宅兵衛と長七郎が事件のことを話し合う橋は上賀茂神社・ならの小川の神事橋。 長七郎が別木を呼び出し詰問し説得するのは相国寺の鐘楼。 別木が宅兵衛の尾行をまく茶店は大沢池畔。 |
■2002/02/10 Sun 破れ奉行/鬼平犯科帳/必殺仕事人 |
■ 破れ奉行 第29話「裏切りの暗黒街」 1977テレ朝 暗黒街シリーズ第五弾。 右近、伊三郎の矢を胸に受け倒れる…フリ。下に胴着つけてやんの。「俺の芝居うめぇだろ」ハイハイ。 今日のイナバくん「見逃す?馬鹿を申せ。わしゃそんな事よりもむしろ問答無用で叩っ斬った方が…オトトト口が滑った老中ともあろうものが。右近、忘れてくれよ」 このキョーレツな犯罪教唆に右近にこぉーっと笑って黙って頭を下げる…あんたら怖いよ。 ワルどもの談笑する座敷に地震の如き振動が!鯨船の乱入だ。映像は出ないが三回目の突入の模様。 ■ 鬼平犯科帳 第五シリーズ10話「浅草鳥越橋」通算95話 1994.6.22CX 冒頭、仁助とおひろの逢引、設定は浅草に近い船宿の二階、錦水亭。八条池に張り出した外観と建物内部が映る。内壁は特徴のある紅殻、障子には水の波紋がゆらめく。 おひろの住む深川はずれ亀高村の盗人宿は琵琶湖畔。だいぶ北のほうみたい。 ツナギの際押切の定吉が仁助におひろの不倫(ウソ)を告げる浅草の八幡様は今宮神社。 目黒不動近くの大鳥大神宮の縁日の雑踏をゆく定吉、今宮神社。 ★追記 なんか定吉モーホっぽいと思ったら鬼平の締めのセリフにも原作にもちゃんとそういう設定が。 ■ 必殺仕事人 第48話「表技鬼面割り」1980.4.25テレ朝 玄朴が往診する豊津藩下屋敷は大覚寺か。 玄朴に親を殺された頼み人・ゆきが遠島になる船着場は桂川? |
■2002/02/09 Sat 必殺からくり人富岳百景殺し旅/破れ奉行/服部半蔵 影の軍団 |
■ 必殺からくり人富岳百景殺し旅 第13話「尾州不二見原」 1978.11.17テレ朝 今回の「絵」は例の桶の中に富士を望む構図のヤツ。冒頭、おりんの家のあった野原に唐突に浮世絵の通りの巨大桶が! おりんが絶望して入水しようとする池は広沢池か。 鈴平が朝鮮人参の謎を探りに人夫の後を尾ける山道は清滝川河口付近。 おりんが清吉に殺される川の中、浅い流れだがけっこう幅はあるので有栖川ではない…中ノ島橋下あたりの桂川かも。夜のシーンなのでわかりにくい。 ■ 破れ奉行 第28話「二十五年目の父子唄」 1977テレ朝 閉まってる団子屋の戸を夜中にだんだん叩いて開けさせ、団子を二串買う右近……。 その晩に盗られた御用金は向井くんとこの船の改修費だ! 今日のイナバくん「行部には触るな」に右近「夜分とんだご無礼を」と丁寧に頭を下げて退出…わぁ怖い。 今回はやたら詳しく罪状を縷々述べる。不様に逃げる越後屋の背には銛が突き刺さる。どすー。 ■ 服部半蔵 影の軍団 第六話「夜霧の港に消えた女」1980.5.6,CX 長崎・出島の唐人屋敷には妙な中国語が飛び交う。なんかこなれてないっつうか、初級の教室みたい…。よく聞いてると場違いで頓珍漢なセンテンスも。中国語の復習になりましたー。 |
■2002/02/08 Fri 破れ奉行/素浪人天下太平/必殺からくり人富岳百景殺し旅 |
■ 破れ奉行 第27話「ペルシャ猫の女王」 1977テレ朝 破れ様、おニューのお召。青鼠に相変わらずの赤いマフラー。 部下の多門の一言「お奉行怒らせやがって。どんな目にあっても知らねぇぞ」には笑った。右近が夜な夜な何してるかは周知の事実? 今日のイナバくん「お主が黙っておると気味が悪くていかんよ」野放しにしてるくせにー。 今回も悪人の一人は巨大銛でぐさー。大量の懐紙をばらまき落下する間に、家来が駆けつける暇も与えず右近トンズラ。 ■ 素浪人天下太平 第四話「山のお寺の怖い鐘」1973.4.26東映/NET トラブルを避けようとする太平のダンナに心の鳥のツッコミ入りまくり。 ロケ地、見たことあるような無いような…万博のすぐ後くらいだと嵯峨あたりなんかどこででも何の苦労も無しに撮れたんだろうなー。 ■ 必殺からくり人富岳百景殺し旅 第12話「東海道金谷」1978.11.10テレ朝 大井川・金谷の渡しは桂川か。 唐十郎の連続技すごいー。この作では山田五十鈴も侍相手に大立ち回りするし。怪力系の技がちょっと変だけど(泥鰌すくいのザルかぶせて締め、頭蓋骨を粉砕。アニメが使われる回もある)。 あと二本かぁ…からくり人はどれも短いのな。 |
■2002/02/07 Thu 破れ奉行/素浪人天下太平/必殺からくり人富岳百景殺し旅/新必殺仕置人 |
■ 破れ奉行 第26話「仁義なき暗黒街」 1977テレ朝 イナバくん、あっさりと黒幕を示唆。 でも、決断を迫る右近に「ならんならん」と指で耳栓しながら「これ右近」と困惑するイナバ老中の顔に水門がばぁーんと開く映像がオーバーラップ。 悪党の座敷に銛がドスッと突き刺さるがいつものように障子を突き破ってもいないし、いったいどこから?破れ様の前には襖もオートで開くし。 無様に逃げ回る黒幕の元老中の背中に巨大銛が突き刺さる。 ■ 素浪人天下太平 第三話「金の亡者を笑う鬼」 1973.4.19東映/NET 強つくばりの婆さんから金を奪った盗賊を太平のダンナが成敗するのは広沢池か。作品が古すぎて判別し難い。 ■ 必殺からくり人富岳百景殺し旅 第11話「甲州三坂の水面」1978.11.3テレ朝 冒頭、一行の飯を子供が奪いに来るのは広沢池畔か。 逆さ富士の映る湖も広沢池?合成画面の富士、ちょっと不自然。 口減らしを村人に強要してまで年貢を取り立て私腹を肥やす庄屋にからくり人一同キレる。庄屋だけはその場で仕置せず船に乗せて「富士へ登」らせる。ざぼーん。 ■ 新必殺仕置人 第22話「奸計無用」 1977.6.17テレ朝 伊豆・土肥への道中に正八が渡る渓流、他作品でもよく使ってるけど川相が淀川水系と違うような…。 絵草子を金山の人足たちに売った日の晩、正八が忍び込む伊豆金山総支配邸は大覚寺。 採掘場はどこかの採石場だと思うが判別困難。 主水と正八、大覚寺門前で見張りを騙し同所で仕置。その際正八は御殿川畔の松に登る。松と桜は折れやすいから注意しようね。 |
■2002/02/06 Wed 破れ奉行/鬼平犯科帳/素浪人天下太平/必殺からくり人富岳百景殺し旅/御家人斬九郎 |
■ 破れ奉行 第25話「闇に消えた三億両」 1977テレ朝 今日の老中「わしゃイカンと言ったぞ」…あのぅ、もうコントロール全然きいてないんですかぁ? カモメと月をバックにニューバージョンの鯨船出撃の映像。 大目付邸の障子を突き破り金の延べ棒に銛が突き刺さる。悪党皆殺しのあと刀を拭う懐紙の量が毎回ちょっとずつ違う…。 ★追記 数枚のときもあれば電話帳かと思うほど大量に持ってるときもあって、これだけで笑える。 ■ 鬼平犯科帳 第一シリーズ16話「盗法秘伝」 1989.11.29CX 一人働きの盗人・善八と連れ立って長谷川平蔵が渡る東海道筋の橋は摩気橋。 善八が金谷宿の升屋から盗った金を隠していたのは大沢池畔の石仏の傍。第一シリーズでの鬼平の殺陣は鋭い。若いしスリムだし。 ■ 素浪人天下太平 第二話「ここは江戸から何十里」 1973.4.12東映/NET 暗殺の相談を始めようとすると、これでもかというくらい何度も邪魔が入る。このへんの構成に思い切り時代を感じる。誰を狙うか明らかになったあとは頻繁に「心の鳥」のツッコミが入る。 長刀を振るっての近衛十四郎の殺陣は見事…でも説教ジジイ。 ■ 必殺からくり人富岳百景殺し旅 第10話「隅田川関屋の里」1978.10.27テレ朝 冒頭、一行が小休止するのは嵯峨の竹のトンネルか。 流山代官所は大覚寺。俊助とお浜が行き会うのは大沢池畔。 お召馬の所在を確かめた鈴平が走るのは大覚寺脇の有栖川。 ■ 御家人斬九郎 第五シリーズ第七話「母の夢」 2002.2.5CX 斬九郎が鍋島藩勘定方の娘との集団見合いに赴くのは随心院? 令嬢に気に入られ困った斬九郎は南無八幡の佐次に女に嫌われる要諦を伝授されこの上なくむさくるしい格好で隼人正のもとを訪ねるが逆効果に。マジ汚いのに色っぽいのはさすが。 倉林平八の母に呼び出され勝負を挑まれるシーンは下鴨神社・糺の森の池跡。 最後は美談に仕立ててあったが麻佐女さまと琴江の張り合いはなかなか怖い。 |
■2002/02/05 Tue 破れ奉行/鬼平犯科帳/素浪人天下太平/剣客商売/斬り抜ける |
■ 破れ奉行 第24話「片道手形は死の匂い」 1977テレ朝 向井くんと差し向かいで飲みながら「敵は大きくなくっちゃいけねェ」と速水右近。…。 部下を弓で射られてもうキレてるけど一応老中にお伺いたてる破れ様。証拠無いけどイイ?って言って「ならんと言うたら」と老中が返す姿に水門オープンの映像がオーバーラップ。千両箱に障子を突き破った銛がドスッと刺さる。火盗改の人斬り同心は丁寧にメッタ刺しにする深川奉行。 ■ 鬼平犯科帳 第一シリーズ15話「泥鰌の和助始末」1989.11.1CX 小津屋の若い手代・磯太郎が和助に相談を持ち掛けるシーンは大沢池畔。財津一郎の抑えた演技は○。「ヒッジョォーに」とか言わなければかなり渋い。 ■ 素浪人天下太平 第一話「さくらの花が咲く頃に」1973.4.15東映/NET 冒頭から出る幻の小鳥。再生したての火の鳥みたい。懐かしい「ねェダンナ」、劇中も折に触れツッコミが入る。 辻占売りの女児が親方に上納金納めるの見て「これは搾取だな」というセリフがぽろっと漏れるあたりに時代を感じさせる。近衛十四郎の殺陣はシャープでピカ一。さすが。 ■ 剣客商売 第四話「御老中暗殺」 1998.11.4CX 飯田平助から掏った財布を懐から出してほくそえむスリが三冬に呼び止められ成敗されるシーンは上賀茂神社・北神饌所の裏手、渉渓園付近。スリから取り返した平助の財布をあらためる三冬、上賀茂神社・ならの小川・神事橋下。 田沼意次上屋敷は随心院。 浜町中屋敷へ移る途中の田沼の駕籠を狙う一橋家の侍たち。駕籠の中は実は秋山小兵衛。一行が森にさしかかったところで襲い掛かる。ここでは下鴨神社・糺の森の池跡が使われている。地形をフルに生かしての大立ち回り。 ■ 斬り抜ける 第10話「女が炎になるとき」 1974TBS ヤバそうな渡り巫女からまで金を巻き上げようとして返り討ちに会う弥吉、水を汲みに行って山犬に襲われ川にはまる俊平、一行を追い詰めながら巫女の投石で足を痛め立ち上がれなくなる嘉平のじじい…今回みんなどんくさくない?菊さーん、こんなのほっといて二人でさっさと行っちゃったほうが早くないすかぁ? |
■2002/02/04 Mon 女形気三郎/鬼平犯科帳 |
■ 女形気三郎「さても女の一大事」 2001.松竹 オリジナルビデオ 仕留技も構成も必殺テイスト。 出先で上州屋の評判を聞き池辺でもの思う気三郎、同心・祐天寺が気三郎を訊問するシーンは大沢池畔・大覚寺横。背後に大覚寺五大堂が写っている。 あくどい人身売買をやっている生臭坊主の寺・誓願寺は粟生光明寺を使いまくり。例の石段も本堂も建物内部もこれでもかと写す。 同心・鬼龍院と気三郎が語らう誓願寺門前の茶屋も光明寺の薬井門付近を使用。 鬼龍院の危機に気三郎が女形姿で登場!ストロボ効果を嫌味なまでにきかせての殺陣。あーこれは人によっては批判するかも。獲物は大刀ってのもなんだかなー。それと、悪党一味があっけないほどあっさり仕置されるのもちょっと。和尚なんか普段掌の中で胡桃をごりごりいじってるから怪力系?って期待したら何の抵抗もせずに殺されちゃう。でもけっこう面白かったから次作も見るかも。 ■ 鬼平犯科帳 第六シリーズ三話「浮世の顔」 1995.8.9CX通算102話 滝野川村の事件現場へ彦十とうさ忠が出向く途中の風景に伏見・東高瀬川畔の松本酒造。 友人の見舞いに出かけた長谷川平蔵が歩く大沢池と放生池の間の堤。そのあと白昼女に狼藉をはたらく浪人者を成敗するのは大沢池北西畔。 |
■2002/02/03 Sun 破れ奉行/鬼平犯科帳 |
■ 破れ奉行 第23話「佐賀町河岸の女」 1977テレ朝 悪党が勝ち誇って談笑する座敷の障子にゆらゆらと水泡の影が映っていたから怪しいなーとは思ってたが、二回目の鯨船座敷乱入。まず銛がどすぅんと打ち込まれて、次の瞬間鯨船の船首がばりばりと突っ込んでくる。ヨロキン全開って感じ。 悪党を全員叩っ斬ったあと銛は引き抜いて回収してゆく速見右近。こらっ、そんなとこに突っ込んだ船の始末はどないすんじゃ。…向井くんがべそかきながら始末するのね。 ■ 鬼平犯科帳 第五シリーズ第九話「盗賊人相書」 1994.6.15CX通算94話 絵師・竹仙が熊次郎のもとへ駕籠を走らせる途中通りかかる竹林は嵯峨鳥居本。 およしがお店の主人夫婦の墓参りをするのは大津・西教寺。 竹仙の描いた衣冠束帯の自画像を眺め悦に入るおかしらが可愛い。 |
■2002/02/02 Sat 破れ奉行/長七郎江戸日記スペシャル |
■ 破れ奉行 第22話「死神が乗った流人船」 1977テレ朝 奥医師・道斎のもとへ乗り込み饅頭でギャグをかます右近。道斎と神谷に「そんなに饅頭怖い?」ってからかった末に持参の饅頭をパクつき毒に当たって倒れるフリ。ばぁっとおっきい顔上げて「なんちゃって」。親父ギャグだよ、それじゃ…。 老中には向井くんも一緒に詰め寄る。イナバくん、いつもの如く「手出しはならんぞ」と言いつつ道斎の代わりを探せばいいんじゃとまたまた犯罪教唆。 ■ 長七郎江戸日記 1SP-7「血闘 荒木又右衛門」 1986.10.7日テレ 渡辺数馬と荒木又右衛門が仇一行の旗本たちにからかわれるシーンは大覚寺観月台横。 長七郎と柳生宗冬が行き会うシーンは粟生光明寺の石段。 岡山藩主・池田忠勝が馬で疾走する川は桂川?馬をとめられ長七郎に諭されるシーンは大沢池畔。 敵討ちの旅に出る渡辺数馬がおみつに別れを告げるシーンは保津峡? 瓦版屋のおれんと辰吉がゆく道中、木津川堤か。 荒木又右衛門・渡辺数馬と長七郎が早朝語らうのは木津河原・流れ橋下。ここが決戦の舞台となる。流れ橋は橋桁が無く橋脚に無数の枯れ草が絡みついている。桁の一部は流された状態のまま下に落ちている。 数馬と又五郎の一騎打ちは木津川の中で。けっこう流れあるのにー。 ラスト、長七郎が佇むのは大沢池畔。 |
■2002/02/01 Fri 破れ奉行/必殺からくり人富岳百景殺し旅/服部半蔵 影の軍団 |
■ 破れ奉行 第21話「暗黒街の白い罠」 1977テレ朝 父親が牢に入れられたからと牢破りを図るおきた。父親のほうもピストル持って加納屋殺しに行くという「破れ」親子。これに出てくるキャラはみんなこんなか。 今回は老中に膝詰談判の最中から「破れ」テーマが鳴り出す。 それはそうと、いっぱい斬る割には殺陣の評価低いのよねー、この作品。 ■ 必殺からくり人富岳百景殺し旅 第七話「駿州江尻」 1978.10.6テレ朝 冒頭、お京に詰め寄る仁助が唐十郎にやり込められるシーンは大覚寺脇の有栖川。 お京と仁助が語らう海は若狭? お京が紛失した船の図面を探して子供らにものを訊ねるシーン及び図面の引渡し場所は大沢池畔。 ★追記 この作での大沢池岸には草がびっしり。今とだいぶ様子が違う。 ■ 服部半蔵 影の軍団 第五話「柔肌は渦に沈んだ」 1980.4.29KTV/東映 瓢六がトレーニングしているのは嵯峨・野宮神社近くの竹のトンネルか。 瓢六とおゆうの幼少時回想は柊野堰堤。 鬼木十太夫の最後のセリフ、「殿や民百姓にはかかわりのないこと」というのの百姓ってのが消されてる。変換も候補に入ってない。NGワードなのね。ふう。 |
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