2013/1/26
■ 信長のシェフ
第三話「テリヤキの乱!!将軍VS平成のシェフ」2013.1.25テレビ朝日/東映
足利義昭を屈服させる話、信長はケンをエサに使う。バイキングを思いつくエピソードを将軍の策謀にからめてあるが、立食パーティになってて笑える。
みどころは福ちゃん、将軍の家臣。義昭に命じられケンを拉致りに来るほか、バイキングを貶そうとするも頓挫のくだりなど、台詞もたっぷり。
ロケ地
- 伊勢からの帰途、陣を張り昼食をとる信長軍、酵素河川敷。元の隠宅セットがあったあたりで、草は刈り込まれている。料理は大鍋で海鮮リゾット。設定は伊賀上野。
- 家臣団と別れ京へ向かう信長と供揃い、酵素付近か(山中の林)。この旅の途中、森可成がケンに問われ語る13年前の回想(舅・道三に援軍の戦い)、酵素崖際・可成を援護の信長はダート待避所にいて見下ろし。
- ケンたちが入る義昭の御所(二条城)、二条城北大手門。
- 岐阜城、二条城本丸西虎口に彦根城天守を合成。イメージだけでなく、登城シーンもある。急に増えた来客のため、不足する器に悩むケンのシーンは二条城二の丸御殿内庭。
2013/1/19
■ 信長のシェフ
第二話「平成のシェフが戦場に!敵の台所に潜入」2013.1.18テレ朝/東映
伊勢侵攻を描く回、料理は行軍中にインスタントのアレが出て、メインは北畠具教の「心を折る料理」。
大鍋担ぐのを実写化してあって大笑い、博太郎存在感凄し。
ロケ地
- 南伊勢へ向け行軍する織田軍、不明(雑木林の山腹、植生と林床は酵素や鳥居本に似る)。後段、秀吉とともに行動する際の夜の林も同所と思われる。
- 行軍の途中小休止、料理のため水を汲みに行くと夏が体を拭いているところに遭遇する谷川、保津峡落合河口汀。前回とは微妙にアングルを変えてある。
- 阿坂城攻め、遠景の天守は彦根城天守を合成、前景に使ってある林は酵素付近か。
- 大河内城、ケンと夏が食材を持って入る城門、彦根城太鼓門櫓。和議成ったあと、喜ぶ民を見下ろすのも同じ櫓、ケンと夏に信長が楼上に。
- 伊勢参拝の際、ケンが作った折詰を食す夏、彦根城内坂。楓と信長がからむ。
2013/1/14
■ 信長のシェフ
第一話「平成のシェフが戦国時代にタイムスリップ!?」2013.1.11テレ朝/東映
若き料理人が、天下を窺う勢いの信長に会う、起こりの話。いかにも青年マンガらしく、初手から対決シーンが入れられている。ほわんとした感じの若者が、意外と鋭く思慮深いあたりがミソ。時代劇としての作りはちゃちいけど、勢いがあっていい感じ。
ロケ地
- 同僚らしき三原とともに市街戦から逃げたケン、一息つく崖地は保津峡落合崖際、野伏に見つかり追い詰められドボンは落下岩、落ちる先は保津峡。真砂採りに来ていた夏と出会い拾われるのは落合河口汀。
- 夏の家へ追っ手かかり、秀吉とともに逃げ危機一髪のところお屋形さまたちが来て助かる竹林、不明(雑木まじり、林間に巨岩のアレ)。ケンは連行されてしまう。
- 岐阜城、彦根城。天守のほか、天秤櫓で料理頭が搬入作業をしている。荷駄に夏が潜んでいて露見。
2013/1/8
■ 鬼平外伝 正月四日の客 2013.1.3時代劇専門チャンネル
吉右衛門の鬼平でもニュアンスを変えてあった情話、こんどは「客」の大盗のキャラクターをいじってある。
静謐にして簡潔な作りが、感情の襞を浮き立たせて見事。
ロケ地
- 鬼平の功績について語られるくだり、石川島人足寄場は間人海岸。バンクフィルムか。
- 亡妻・おこうの墓に参る庄兵衛、金引の滝の前に墓地あしらい。
- 小五郎一味の引き込みが入っていた常泉寺、門は随心院薬医門。寺男になりおおせていた甚七が立ち働く境内、西教寺墓地、本堂前。この寺はさなだや近くという設定。
- 真田蕎麦を食べに来る客のことを清蔵に告げる庄兵衛、仁和寺中門(アングルは内側から、二王門映り込み)。
- その客・小五郎が蕎麦を食べに来る年が明けたことを示す除夜の鐘、くろ谷鐘楼(手すりのシルエットが見える)。
2013/1/4
■ 鬼平犯科帳スペシャル 泥鰌の和助始末 2013.1.4CX
本所の銕が今あるはこの男のお蔭、という老盗。二つ名にそぐわぬ動向に火盗改も振り回されるが、裏にはのっぴきならぬ哀しい事情が隠されていた。
ロケ地
- 市ヶ谷の鰻屋・喜田川を出た和助が惣七とお盗めの段取りを話す茶店、神光院蓮月庵。石橋や本堂映り込み。
- 徳次郎との密会を終え茶屋を出てきたおみね、おまさに出くわし身の上話をする神社境内、伏見稲荷千本鳥居。
- 正行寺へ墓参に赴く和助、三井寺唐院橋〜金戒光明寺本堂裏手墓地。
- 和助をつける平蔵と五郎蔵、上賀茂神社ならの小川畔(市の立つさまを演出、河畔に露店多数あしらい)。平蔵に何用か問う和助は北神饌所裏手。
- 徳次郎からお盗めの日時を聞きだすのに焦れてみせるおみね、北野天満宮本殿脇〜裏手。
- 和助と惣七がツナギをとる盗人宿の荒れ寺、外観イメージの池辺は広沢池か。戻る和助と徳次郎、西の湖(船上)。
- 和助が詣でる三基の墓を平蔵に見せるおまさ、三井寺唐院参道〜くろ谷墓地(ここへ墓参に来た大津屋の娘と出くわす)。
- 大津屋の手代だった磯太郎が縊れた橋、中ノ島橋。降りしきる雪を演出。
- 和助にお盗めの日時を問い詰める惣七、西の湖畔(園地)。
- 大津屋へ向かう和助と一味の船がゆく竪川、八幡堀。犯行後、証文等を遺棄するのも同所。火盗改出動時には明治橋〜堀端。
- 四基になった墓に詣でて帰る平蔵、戻り道の境内は三井寺唐院前村雲橋、奥に本堂映り込み。
2013/1/1
■ 大奥〜永遠〜[右衛門佐・綱吉篇] 2012.12.22松竹
テレビシリーズが先行、著名な原作を持つうえ、媒体はコミックだからイメージギャップは必然。そうした先入観をもって鑑賞、ちょっと言いたいことはあったが、なんつってもやはり「小屋で見るホンペン」は面白い。
ロケ地覚書
順番は不確か、メモとらなかったのでうろ覚え・大間違い含む可能性あり。
- 冷泉家外観、妙心寺涅槃堂。夜間撮影、イメージのみ
- 水無瀬中納言家、妙伝寺塔頭。夜間撮影、イメージのみ。門灯あしらい。
- 牧野邸での観能、多賀大社舞台。綱吉の座所は前の広場に設営し、幔幕を張り巡らせ。牧野邸玄関は随心院大玄関、綱吉の駕籠が出てゆく際には薬医門を俯瞰。
- 生類憐みの令発布の高札を見る民衆など、江戸の町角はさまざま。姫路城好古園路地、左にパンすると郭あって合成の天守/八幡堀新町浜/農村風景、大津市千野棚田/大覚寺蔵など。
- 江戸入り前の右衛門佐が町と城を眺めやる丘 三井寺のアレ。スケはまさか一人旅?荷箱担いでるし。
- 右衛門佐が大奥で皆に孟子の講義をしているところへ綱吉登場、随心院書院座敷、導入池ナメて。後段にも出る。
- 右衛門佐が大奥総取締となったことが布告される大広間、聖護院宸殿。
- 御庭御目見得や乱痴気騒ぎは聖護院宸殿と前の白州。騎馬戦や諸肌の舞など派手モブ。
- 横笛を吹く公達・新典侍が船で来る池、それを茶室から見る綱吉と右衛門佐、和歌山・養翠園。
- 徳子の気を引き世継ぎをと檄を飛ばす桂昌院、聖護院宸殿座敷(内庭が見えている)。
- 西川ふとん店の荷駄が出てくる大奥御広敷御門、二条城二の丸土蔵長屋門。
- 桂昌院の居室、西教寺(客殿?)。
- 館林藩上屋敷の綱吉居室、彦根城博物館。回想シーン。
- 隆光の寺・護国寺、粟生光明寺。
- 江戸城外観等、二条城二の丸御殿、本丸櫓門ほか。
- 阿久里と綱吉のラブラブ回想 妙心寺退蔵院庭園。館林藩邸。
- 右衛門佐との一夜、暁イメージに広沢池西岸からのビュー(薄明)。ドラマから通算五度目、少女漫画的記号?…唐突に降る花びらみたいな。
- 綱豊に将軍職を継がせると父に宣告し、右衛門佐のもとへ走ってゆく綱吉、大覚寺式台玄関〜二条城本丸櫓門(橋上に吉保が立ちはだかり)。
※右衛門佐の、秋本以下引きつれて廊下どやどや歩きがよかった。有功は絶対こんなふうに歩かない。
※進行上しかたないけど、オマエは有功さまって呼ぶなよ秋本と思った。秋本の配役はハマってた。
※ドラマでは出てない、ねこキラー手洗い池は見もの。桂昌院の派手袈裟も見もの。スケの部屋の装飾も良かった。
※クレジットにあった、東福寺とか永観堂とか判らず…紫雲の庭は出てたかも。
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