
2013年2月 |
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2013/2/23
■ 信長のシェフ 第七話
「本能寺の変…明智光秀と平成の恋人の陰謀!?」2013.2.22テレビ朝日/東映
惨劇を回避させるべく、親睦のための料理をつくるケン。一方、信長の運命を顕如に教えた瑤子は、ケンの存在を知り出奔するのだった。
ロケ地
- 本能寺、光秀が前に立つ門は随心院薬医門。後段、信長を迎える段では大玄関、光秀がケンを厨に案内する段では回廊、光秀が茶を点てたり信長と食膳を囲むシーンは書院が使われている。
- 岐阜城イメージ、彦根城天守。ケンが作った餡パオンを井上が捧げ持ち行くシーンは大覚寺大沢池北辺並木、信長が仕入れた鉄砲を試射している広場は遣水跡(幔幕めぐらせ。後段、可成が出来てきた槍を振り回すシーンも同所)。
- 宇佐山城イメージ、不明。どこかの石垣に櫓を合成?
- 二条城、本物の北大手門。砂糖を寄越せという信長の意向を、光秀が将軍に伝えるくだり。衛士配置。
- 顕如の回想、瑤子を拾った夜の山中、鳥居本か(雑木林、林床に落ち葉みっしり)。
- ケンが本能寺にいると知った瑤子が出奔するシーン、不明(どこかの境内?)。
- 可成への下賜品の長槍を見る信長、大覚寺聖天堂階に腰掛け。ここで、ケンと夏に宇佐山行きを命じる運び。
- 石山本願寺外観イメージ、不明(山裾に堂宇点在。合成っぽい)。
- 近江へ向かうケンと夏、街道に見立てた土手は公園か。野営する野は酵素河川敷。この間、瑤子が彷徨う夜の林も同所か。
- 顕如の指示で鳴らされる、攻撃の合図の早鐘、西壽寺か。
2013/2/18
■ 必殺仕事人2013 2013.2.17ABC/松竹
子ゆえの闇はとてつもなく深く、汚らわしい悪党ばらともつるまねばならず、何人殺そうが終わりも見えず、果ては期待をかけた当の倅が父殺しを依頼する始末。
仕事人の制裁は、我から闇に堕ちた父子にとって救済となる。
ロケ地
- 匳が辻斬りに遭う夜道、鳥居本か(雑木まじり竹林)。
- 泰山が辰巳屋と会う料亭あるいは舟宿、錦水亭。導入は池越しに東屋を望む図、泰山父子が入ってゆくシーンには東屋西側の入口橋なども映る。水面のゆらめきが映える室内はセットか。
- 悠馬が狂ったように藁人形を打ち据える川端、上賀茂神社ならの小川畔・神事橋たもと。ここは以降何度も出て、泰山の立ち回りなどもあり、その際は河床も使用。設定は小宮山診療所近く、志乃が蜆売りの途中通る道でもある。。
- 本町奉行所イメージ、妙心寺慈雲院門。看板と立番あしらい。
- 南町の道場を覗いていた泰山、小五郎に倅のことを話しながらゆく道は妙心寺大庫裏脇路地・霊雲院の塀も映り込む。覗いていたくぐり戸は春光院のもの、小五郎は西から現れる。
- 兄・悠馬が辻斬りとの噂を聞いた志乃、忠告し問い詰める「境内」は伏見稲荷大社・千本鳥居。このとき、坂の上方に玄幽の姿が見られる。
- 辰巳屋(店舗本体か別業扱いか不明)、龍谷大学大宮キャンパス。ステンドグラス演出、セット町並みと合成・フェンスの際まで家がある感じに仕立ててある。室内はセット撮り。
- 小五郎に泰山の過去を報告し、加えて持ち駒呼ばわりした非礼を詫びるお菊、御津干潟。設定は前作と同じ十万坪か。
- 悠馬の塚、大覚寺天神島祠脇。ここへ玄幽が出て、涼二を庇うかたちで志乃落命。紅葉が映り込んでいる。
- 坐坊に仕事人のことを吹き込まれた勝之進、三番筋へ向かう夜道は宇治川派流端・月桂冠大倉記念館「蔵」映り込み。水面は映らず。
- 蕎麦屋台を曳く坐坊の前に現れて仕事料を渡すお菊、大覚寺遣水跡(EDクレジット被り)。設定街道筋、旅人や茶店あしらい。
2013/2/16
■ 信長のシェフ 第六話
「姉川の戦いを焼肉で勝利せよ!最凶の敵登場!!」2013.2.15テレビ朝日/東映
ケンをめぐる女たちにスポットが当てられる一方、本願寺や堺の町衆とのからみが出て「歴史」も進んでゆく。
初めてバナナを食った日本人・信長とか、おおまじめに映像化してあって笑える。
ロケ地
- 織田軍へ戻るケンに刃を突きつける楓、酵素ダート。このあと二人が乱破にからまれピンチの野原は酵素河川敷、「隠宅」跡の笹藪の前。
- 姉川合戦、大堰川河川敷。
- 石山本願寺イメージ、西本願寺甍。アングルは西側から。
- 岐阜城イメージ、彦根城天守。
2013/2/12
■ 上意討ち -拝領妻始末- 2013.2.9テレ朝/東映
君主の恣意に翻弄される、臣下の悲劇。往年の名作をリメイクし、当事者の心の襞に分け入ったドラマが展開される。
マサカズの伊三郎は、骨太の剣客というより、繊細な苦労人。ゆえに、倅夫婦のつながりに強く共感、封建社会のもとでは有り得ぬ振る舞いにおよび、己とその係累を悲劇の只中に叩き込んでゆく。
残酷な展開の連続の果て、かすかな救いが表現されている。
ロケ地
- 会津藩国境・一の木戸と周辺の野原、砥峰高原。ススキ原の細道や萱場状の丘など、秋たけなわの情景が美しい。山の端に小さく彦根城天守が合成されている場面も。
- 新刀試し斬りを終えて帰る伊三郎、里近くの山道は大戸川水系の小川沿いか(細流ながらよく砂を流す川相)。祭を心待ちにする子らを見る里はしがらきの里(萱葺の家、木橋など)。
- 会津藩城イメージ、彦根城天守。国廻支配所門、大覚寺明智門。
- 隠居願いを提出するため登城する伊三郎、出仕風景は彦根城内石垣際。浅野とともに下城してくるシーンは彦根城観音台橋。
- 家老邸イメージ、大覚寺大門(夜景)。奸計に落ちたいちが連れていかれるくだり。
2013/2/9
■ 信長のシェフ 第五話
「平成のシェフがスパイに!!信長の妹を暗殺せよ!?」2013.2.8テレビ朝日/東映
小谷城へ潜入したケンは、謎を解き目的を果たすが、お市は脱出を拒む。
フラッシュバックする謎の女の名が知れ、ケンのストーリーが動き始める。
ロケ地
- ケン一行が小谷城へ向かう街道、酵素ダート。
- 小谷城イメージ、郡山城址追手向櫓。
- ケンを逃がし、包丁を返してくれるお市の方、北嵯峨竹林か(明るい林床)。
- 織田・徳川軍と、浅井・朝倉軍が対峙する姉川、大堰川河川敷。モブシーンあり。
- 織田軍へ戻る途中、刃を突きつけられるケン、酵素ダート。
2013/2/2
■ 信長のシェフ 第四話
「家康の裏切り!?信長の危機を天ぷらで救え!」2013.2.1テレビ朝日/東映
金ヶ崎退き陣がメイン。重大な岐路にあたり、ケンの料理が突破口をひらく。
鯛の天ぷらを旨そうにパクつく家康、知っててやってるのかケン。
ロケ地
- 二条城、本物の北大手門。衛士つき。
- 金ヶ崎城を落としたあと、この先の展望について秀吉に語る信長、罧原堤下汀。対岸の嵐山東公園の木を望む図。
- 朝倉軍の進撃、およびケンを伴い退却する信長、酵素付近林間か。農夫宅を出てきた一行が通る山道も同所か(ここは谷筋っぽい)。
- 殿軍をつとめ岐阜城へ帰還する秀吉、入る門は大覚寺明智門、上に彦根城天守を合成してある。
- 京・家康の宿館の寺イメージ、大覚寺南塀。
- 家康懐柔の料理を作るべく京へ赴くケン、小休止する水辺は嵐峡、メニューに悩む段。
- 岐阜城、二条城本丸西虎口に彦根城天守合成の図。戦がはじまると顔を曇らせるケンと夏、城内庭は二条城二の丸御殿内庭、ケンは木に凭れている。
2013/2/1
■ 森蘭丸 小林桂三郎監督作品 1955.3.25日活
美小姓・森蘭丸を主人公に据え、本能寺の変前夜の秘史を描く。
蘭丸本人は戦功をたてての出世を望むが、母の意向と信長の癖に阻まれる。また彼は、父が戦死したことで光秀を恨むが、人となりを知るにおよび遺恨は氷解。
しかし光秀は、度重なる信長の横暴に耐えかね暴発、本能寺を焼き尽くした炎は、明るい未来を夢見ていたお小姓とその恋人の命も奪い去ってしまうのだった。
ロケ地
- 安土城イメージ、姫路城天守を湖畔に合成。アップの城は書割、お芝居がなされる天守バルコニーはセット。
- 中国筋攻略中の秀吉が、宇喜田秀家助命嘆願のため帰還、軍勢が安土城へ入るシーンは二条城本丸西虎口(見下ろし)。
- 蘭丸が光秀の進言に救われた件をじいと話す母、琵琶湖岸。
- 信長により放逐されたお滝の方の駕籠が出てゆく城門、二条城桃山門。
- 光秀が信長の勘気を蒙り遠ざけられたことを噂する馬子たち、不明(街道に茶店、そこに光秀を案じ訪ねてきたお滝が休んでいる図。土手下か)。
- 家康の宿館となった大宝坊、不明(門の内側?)。台所で魚の腐敗臭がする件で立腹、接待役の光秀を呼べと命じる段。このとき登城途中だった蘭丸のシーンは、二条城本丸櫓門内側。
- お滝の文を見て会いにゆく蘭丸、語り合う湖畔は琵琶湖西岸、大木あり。後段、お滝から来た別れの文を読むのも同所。
- 城門を騎馬で入ってくる蘭丸、二条城鳴子門。このとき、濠に品物を投棄している一団を見咎めるのは続きの内濠端。光秀の家臣・安田と溝尾が、信長の仕様に腹を立て饗応の品を棄てていたもの。
- 毛利攻め中の秀吉が遣わした、援軍依頼の使者が走る街道、不明(松並木の土手)。
- 上洛した信長が入る常宿の本能寺、門イメージは東本願寺内事門(本陣と大書した提灯と、衛士あしらい。後段、戦のシーンの境内やお堂はセット、反った回廊などあり凝っている)。
- 墓参の蘭丸に会いに来るお滝、不明(墓地?大きな碑あり。設定は京)。
- 本能寺の変翌日早暁、京イメージの山の端と塔は書割か。河原に倒れ伏す蘭丸のもとに駆け寄るお滝のシーン、セット撮り(設定は鴨河原か、蘭丸は前髪のまま大わらわ)。
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