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2016/5/31 ■ 遠山の金さん捕物帳 第150話「我が子に殺しを教えた男」1973.5.20NET/東映 父の死後、一人でみごとに母の仇を討ったかにみえた若者だが実は、というお話。 お奉行は、些か誤った「士道」に囚われていた彼に事実を突きつけ、明るいほうへ導いてやるのだった。 ロケ地
2016/5/30 ■ 遠山の金さん捕物帳 第149話「替玉に惚れた女」1973.5.13NET/東映 将軍家の姫さまと、松平家の次期様が曲折を経て結ばれる王道ストーリー。姫さまは兄弟が54人もいるせいで男嫌い、松平家は後継問題でお家騒動の真っ最中、二人とも縁談にはそっぽを向いているため、お見合いには替え玉が駆り出される。これがタイトルの腰元で、若様の身代わりはなんと虎さん。どたばたコメディが展開されるが、姫さまと若様のしんみり話もある。 ロケ地
2016/5/29 ■ 立花登青春手控え 第三回「女牢」2016.5.27BSP 女牢に知った顔をみる登、それはかつて診た患者の女房。亭主の暴力にも耐え尽くしていた女、なにゆえと調べ始める登だが、悲しすぎる事情を知ることに。裁きは既に下っていて、してやれることは限られているのだった。 ロケ地
2016/5/27 ■ 遠山の金さん捕物帳 第148話「殺しを引受けた女」1973.5.6NET/東映 それが知られると身の破滅な秘密を持つ、か弱き町衆を守ろうとする姐御だが、殺し屋を使うという手法に、金さんは待ったをかける。 何も悪くない民が苦しむなら制度の方が悪いと言い放つ、姐御と金さんの思想が渋い。 ロケ地
2016/5/26 ■ 遠山の金さん捕物帳 第147話「獄門台が招く女」1973.4.29NET/東映 大店のあるじと番頭が河豚に中って頓死、讒言により女将の仕業とされてしまい獄門の沙汰が下る。しかし女将に仕えていた爺やは只者でなく、伝馬町の牢を破る挙に出るものの、悪党どもがタッグを組み万事休す、ここへ桜吹雪の登場となる。 ロケ地
2016/5/25 ■ 遠山の金さん捕物帳 第146話「毒で出世する男」1973.4.22NET/東映 どうした訳か、ならず者や半端者に優しい兄哥には、そうせずにはおられない、忌まわしい過去があった。彼は、大川に次々上がる奇妙な土左衛門を見て、かつての師が再び非道を働いていると知る。許しておけぬと暴発する兄哥を止めた金さん、粋なはからいで「罪」を償わせてやるのだった。 ロケ地
2016/5/24 ■ 遠山の金さん捕物帳 第145話「金さんを殺した女」1973.4.15NET/東映 恋する乙女、思い人の危機を夢に見るの巻。お光の悪夢が成就されかける、再現シーンみたいな演出が妙。 お話の本筋は、お上を逆恨みする盗っ人×2。心根の違いが明暗を分け、すかっと終わる痛快話。 ロケ地
2016/5/23 ■ 遠山の金さん捕物帳 第144話「海の向うから来た女」1973.4.8NET/東映 熊と八が助けた女はなんと唐人、彼女を捜し当ててきた男もカタコト。悪辣な人身売買組織に振り回された異国の男女哀れ、言葉のわからぬ女に対し、男の裏切りを秘す奉行なのであった。 ロケ地
2016/5/22 ■ 立花登青春手控え 第二回「善人長屋」2016.5.20BSP しつこく無実を訴える吉兵衛にほだされた登は、いろいろ聞いて回り、ついに藤吉親分が動く。しかし吉兵衛親子の暮らす「善人長屋」実は名ばかり、どころか吉兵衛本人のとんだ過去が明らかとなる。 ロケ地
2016/5/21 ■ 遠山の金さん捕物帳 第143話「岡っ引が惚れた女」1973.4.1NET/東映 もう十年も、大盗「梟の伝吉」を追っていた岡っ引は、あまりに長いあいだ接してきた彼の娘を愛するようになっていた。 亡父の贖罪を志し盗品を返してまわる娘、それに乗じて欲をかく元手下の島抜け男、そして追う相手を恋する目明し、全てはお白州で名奉行によって運命を割り振られるのであった。 ロケ地
2016/5/20 ■ 遠山の金さん捕物帳 第142話「七万石を拾った男」1973.3.25NET/東映 人足の辰三が拾って育ててきた倅は利発な子、ごっこ遊びでも殿さま役。これが実はご落胤だったというよくあるパターンで、もちろんお家騒動がくっついてくる。坊とおやじの涙の別れのほか、悪家老に通じる裏切者とか、間違ってよその子さらってくる間抜け部下など、王道要素が詰め込まれており、お奉行のはからいで善人報われてめでたし。 ロケ地
2016/5/19 ■ 遠山の金さん捕物帳 第141話「孔子を裏切った男」1973.3.18NET/東映 昌平黌の試験不正、八熊の与太話につきあって行ったのではなく、ちゃんと目当てがあった金さん、いきなり「それ」がらみの殺しに遭遇。以降、話は不正に憤る、馬鹿をみた学生を中心に進む。 無茶をしたその青年には、面白い裁きが下ることとなる。 ロケ地
2016/5/18 ■ 遠山の金さん捕物帳 第140話「白州で離縁した女」1973.3.11NET/東映 妾の情夫が思いつく強請りだが、芝居をさせた女の子がマジで死んだのを皮切りに、事態はどんどん物騒な方へ雪崩をうってゆく。しかもからまる人間模様が複雑怪奇、お白州ではその一つがきれいに解かれ、愛をあきらめていた男女が再出発するのだった。 ロケ地
2016/5/17 ■ 遠山の金さん捕物帳 第139話「悪夢に追われた男」1973.3.4NET/東映 盗みに入った先で、主が殺されるのを目撃した青年は、何の罪もないお店者が犯人にされるのも見る。根っからのワルではない七太郎が、苦悩の果て自首し、お白州にて温情を受けるに至るプロセスを丁寧に描く。 ロケ地
2016/5/16 ■ 遠山の金さん捕物帳 第138話「天井天下に命を張った男」1973.2.25NET/東映 いつか城を手掛けるのが夢の、頑固一徹の棟梁。その彼が建てて間もないお屋敷の天井が落下、寝ていたご家老が頓死。得心ゆかぬ親爺はとことん調べ上げるが、暴かれては困る向きがぞろぞろと現れるのだった。 ロケ地
2016/5/15 ■ 立花登青春手控え 第一回「雨上がり」2016.5.13BSP 牢屋敷の仕事を押し付けられてしまった登、初めての夜勤の日にさっそく急患が出る。しかし診てやったその男は仮病、女に金を届けて欲しいと懇願される。登は、己の腕をつかんだ勝蔵の力の入りように、思いのたけを知るのだった。 ロケ地
2016/5/13 ■ 遠山の金さん捕物帳 第137話「匂い袋の女」1973.2.18NET/東映 品川で植木屋の主人が殺され、江戸では水茶屋の女が殺される。無関係に見えた二つの殺しは、謎に迫ると犯人の一方が消され、意図が露わとなるのであった。 遠山裁きのあと、暴れ者の青年が亡き姉との約束通り立派に店を開き、いい話で終わる。 ロケ地
2016/5/12 ■ 遠山の金さん捕物帳 第136話「泣きぼくろに惚れた男」1973.2.11NET/東映 恋人の仇を討って逐電した男が立ち戻り、恋人に瓜二つの女が同じように苦しめられていることを知る。再びの幸せは手に入らないが、男の行動によって泣きぼくろは福に転じ、泉下での再会が果たされるのだった。 ロケ地
2016/5/11 ■ 遠山の金さん捕物帳 第135話「冥土から帰った男」1973.2.4NET/東映 怪しの回船問屋の船・紀州丸に、水夫に化けて潜入する南町同心。しかし彼の上司は当の悪徳商人と通じており、捜査官は熊野灘の藻屑と消え、絶望した恋人は身を持ち崩し美人局…これがハッピーエンドになるのが脚本の妙。 ロケ地
2016/5/10 ■ 遠山の金さん捕物帳 第134話「過去を失った男」1973.1.28NET/東映 金さんが首を傾げた、どう見ても三十そこそこなのに総白髪の謎めいた川漁師、果たして大いに訳あり。「いま」の人柄と暮らしを知っているお奉行は、「盗っ人のほう」は死んだことにして裁くのであった。 ロケ地
2016/5/9 ■ 果し合い 2015.10.31スカパー/時代劇専門チャンネル/松竹 その昔、果し合いにより前途も愛も全て喪い、部屋住みという名の生ける屍として無為徒食の日々を送ってきた男。老境にさしかかった厄介者の彼をただ一人気にかけてくれる、孫同然の甥の娘が、昔日の悪夢をなぞるかのように「果し合い」によって悲劇の淵に沈もうとしていた。「二の舞はさせぬ」と決意した大叔父は、あれ以来たばさむこともなかった大刀を取り出すのであった。 ロケ地
2016/5/6 ■ 遠山の金さん捕物帳 第133話「いかさまに命を賭けた男」1973.1.21NET/東映 表題の男は二人、博打で失ったものを博打で取り戻そうとする親爺と、足を洗ったはずのイカサマ細工に再び手を出す青年。彼らに翻弄された娘は恋人のもとへ落ち着き、男伊達は面目を失った挙句仕置きを受けることになるのだった。 ロケ地
2016/5/4 ■ 遠山の金さん捕物帳 第132話「白州で歌った男」1973.1.14NET/東映 「本格の盗賊」の情話。稼業ゆえ実の娘を手元に置けなかったかつての大盗は、娘の相手が実は盗っ人と知り足を洗わせようとするが、彼らのお盗めは今まさに進行中なのだった。 白州へわざわざ盗っ人装束で闖入し罪に服そうとする男に、遠山桜の温情が下る。 ロケ地
2016/5/2 ■ 遠山の金さん捕物帳 第131話「江戸の花を咲かせた女」1973.1.7NET/東映 養父を殺しお店に火をつけたことにされる女だが、火事場から彼女を救ったガエンにより窮地を脱する。 時代劇では、たいてい悪者のガエンを、この話でも十分悪いのだが、江戸の華の男伊達として描いた珍しい一作。褌一丁で炎燃え盛る中に飛び込むため、酒と博打で紛らす真情を吐露する、内田良平以下の、ギラギラ裸男たちがかっこイイ+カワイイ。 ロケ地
2016/5/1 ■ 冬の日 2015.12.6時代劇専門チャンネル/松竹 風のつよい寒い夜、凍え切った仕事帰りの男が温もりを求めて飛び込んだ酒肆、そこに運命の女はいた。 心残りだった遠い日の思いが、その夜から動き出す。 男も女も運の悪さに鼻面を引き回され辛い目に遭い続け、この再会によっても不幸は舞い込み痛い目をみるが、二人一緒なら乗り越えていけると思うのだった。 ロケ地
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