第二シリーズ 2003年テレビ朝日/東映
キャスト 拝一刀/北大路欣也 大五郎/小林翼 柳生烈堂/夏八木勲
→第一シリーズ →第三シリーズ
第1話「冥府魔道の父と子、ふたたび…」2003.7.7
幼君の秘密で改易の危機に瀕する亀山藩は、指弾の急先鋒たる大目付暗殺を拝一刀に依頼する。依頼方法が変わっていて、一殺五百両のうち百両ずつ持った「腕試し」の若侍が次々現れる。一人目は倒され、二人目は自刃し、三人目に至り一刀はこれ以上無用と殺しを承諾する。もちろん柳生も嗅ぎつけていて、藩には草まで入り込んでいる。
城へ入った一刀は幼君が実は女の子との秘密を知り、烈堂のスパイも片付け京都入りした大目付のもとに忍びさくっと殺ってくるが、今度は幼君が柳生にさらわれてしまうという事態が発生する。警護役の浪江は幼君救出の際落命するが、彼女は「若君」の実母であった。これを見た一刀は柳生が大目付殺害を見過ごした一件を楯にとり亀山藩存続を烈堂に約させる。
ロケ地
・亀山へ向かう一刀父子を見た柳生が連絡の鳩を飛ばす、沢ノ池堰堤近くのガレ場。
・滝下で沢水を汲む大五郎、菩提の滝。
・三人目の「依頼者」の鳥追い(浪江)がかかってくる、酵素河川敷。
・亀山城、彦根城(天守遠望、天秤櫓、玄宮園池畔・橋上・外塀)。
・京都所司代、大覚寺大門。
・里入り忍がツナギをとり浪江に見つかる寺、神光院中興堂と本堂の間(バックに蔵)。
・拉致された幼君を取り戻しに赴く一刀、ついてゆくという浪江に当身食らわせ置いてゆく、大沢池堤。
・幼君を救出し浪江の死を看取った一刀が烈堂に連絡の鳩を飛ばす、保津峡落合落下岩上。
・白川女と行き会う一刀、南禅僧堂坂。
・烈堂と取引、南禅寺三門。烈堂が父子を三門上から見下ろすアングルもあり。
第2話「一刀危機一髪!獣たちに監禁された男と女…」2003.7.14
鄙びた湯治場へ押し入り、客を人質にとるならず者の集団・とびっちょ。ここへ現れる一刀、胴田貫を取り上げられ小突き回され、挙句の果て犬の真似をやらされても黙って応じる。お上の手が伸びてきたことを察知したとびっちょは宿を放棄することにし、人質を始末しようとする。その際、人質同士を争わせ見物するという悪ふざけを働くが、全員集まるのを待っていた一刀が本性を現す。人質の一人・おりんはなぜ今まで黙過したかと責めるが、最後は拝父子のように自分も子と一緒に暮らしたいと告げる。
ロケ地
・湯治場・郷森宿に酵素民家セット。
・湯治場への道に立つ見張り、保津峡落合落下岩前。
第3話「三人の刺客とあばずれ女!大五郎に母なる味を…」2003.7.21
己が腹を痛めた子を次期に据えようと画策し世継の君に刺客を放つ側室あり、お家を案じた老武士から一刀に刺客の始末をと依頼が来る。刺客はあっさりと一刀の胴田貫の露と消えるが、その口から秘密が漏れるのを恐れた側室と兄・郡代から追っ手がかかる。
この間、ふと関わった足抜け女郎は郡代差し回しの地回りから逃げた女、一刀父子を売ったりするが内実は優しい哀れな女も大五郎の目の前で死んでゆくのだった。追っ手を全て斬り伏せる一刀だが、側室は見逃す。この際鍵となるのは「母」、足抜け女は大五郎にようやく炊き上げた飯を食べさせ「母の味」を伝えて死に、冥府魔道をゆく父子の逸話のひとつとなる。
ロケ地
・岡部清衛門から依頼を受ける一刀、鳥居本八幡宮(舞殿に扉セット)。
・父が仕事に出たあと、下駄で天気占いの大五郎がお仙に当ててしまうのは大覚寺五社明神本殿東塀。お仙に乞食をさせられる大五郎、舞殿前。地回りに捕まったお仙が逃げてくる、有栖川畔(大覚寺東塀沿い)。一刀が依頼の刺客を殺るのは石鳥居。これを見て一刀に道連れを懇願するお仙、大沢池堤。
・一刀たちのあとをついてゆくお仙、酵素ダート。一刀たちが休む小屋、酵素有栖川畔にセット。お仙が米をとぐ、酵素有栖川。
・一刀を待ち伏せする地回りと郡代、鳥居本八幡宮の大岩のある竹林。乱闘は鳥居下の林間。
・売ったことを知っていて、と一刀に問うお仙、酵素河川敷。
第4話「愛と死の道中陣!亡き妻の哀しき面影…」2003.7.28
一刀に亡き夫と君主の仇をと願い出る未亡人はあざみに酷似。共に旅行き暮らすうち心揺れるかに見えた一刀だが、その女が敵と看破していた。女は、一刀を仇と付け狙う夫・柳生軍兵衛の死を見たあと、大五郎を庇ったことで烈堂の制裁を受け横死、一刀は束の間の亡き妻との思い出に浸ったことを謝すのだった。
ロケ地、祭礼の音響く村を過ぎる父子、美山町萱葺民家群。六道護符の貼られている堂、御室八十八ヶ所の堂。雲海和尚に一刀への仕掛けの段取り聞く軍兵衛、西寿寺(夜景、ライトアップ)。岩間へ向け道中の一刀たち、山室堤道。志乃の屋敷、民家門。
第5話「絶体絶命だ大五郎!強奪された哀しき花嫁…」2003.8.4
丸岡藩側役の依頼で藩主を遊蕩に誘う叔父・碩翁を暗殺する一刀。しかし柳生が湧き藩内の山に追い込まれる。そこで見る、水論をたてに約束のある娘を無理矢理嫁取りしようとする庄屋父子、女を諦めきれず花嫁行列を襲い立てこもる若者。追われる身を晒し介入の一刀、立てこもり男の母は山で自分らを匿い飯をくれた老婆だった。
ロケ地
・冒頭拝父子が渡る橋、不明。橋はセットか。
・丸岡藩の城から一刀探索の人数が出る、彦根城天秤櫓。
・思い詰めたおいとが巌頭に立つのを止める大五郎、保津峡落合河口。
・太吉の立てこもるやしろ、不明。
第6話「憎しみの刺客依頼!涙を流した大五郎…」2003.8.11
柳生に襲われ毒にやられる一刀、帰らぬ父を待つうち若君とトラブり大目付邸へ連行される大五郎。離れ離れの父子はそれぞれ苛酷な状況に立ち向かう。
大五郎に無償の情けをかけてくれた少女には誠意を、薄汚い恨み心で刺客依頼の尼には拒絶を返す一刀、阿呆な思い込みで自ら禍を招く偉そうな大目付一党には容赦の無い処断が待っていた。
ロケ地
・柳生に襲われ毒クナイ受け崖から落ちる一刀、保津峡落合落下岩。川の中をいざる一刀を助ける雨月尼、落合河口。
・雨月庵、祇王寺山門。郡山城、彦根城(天守遠望)。
・下女を人質に仕立て一刀に迫る大目付と手勢、沢ノ池(殺陣は堤道から東岸汀へ移動)。
・渡し場でお松と別れる父子、罧原堤下河原。
第7話「大五郎と命の叫び!女だけが棲む哀しい集落の罠!」2003.8.18
刺客依頼を受け、信州飯田藩の草入り忍・秋山慎之介を斬る一刀。彼の今わの際の、愛妻とひとつ墓に眠りたかったという言葉を受け、袖志に赴く。
そこは柳生の草を生産するための牧場、草となる子を産む役目を負わされた女たちだけが住む村であった。子や夫と共に暮らすことは許されず、二夫に見えることも常である村にあって、夫に殉じ死ぬことは掟破り、慎之介の死を知った妻は自死しようとして監禁されていた。
村に宿をかる一刀、差配役の女は掟に従って動くが、非人間的な定めに生きるより夫の後を追って死ぬほうが幸せと慎之介の妻を逃がし、自身は凶刃に倒れる。
ロケ地
・一刀が慎之介と柳生の刺客を斬る信州赤根沢、清滝川。
・袖志の村、丹後町の当地ロケ。経ヶ岬を望む段丘に棚田、稲木干しの風景が景観コンテストにも選出される美しい村が存分に使われる。
*慎之介にツナギをとる柳生者の一人は福本先生、押し殺した凄味のある声で台詞もいっぱい。
第8話「来ない明日へ…一刀を愛した女と三度笠の大五郎!」2003.9.1
酉蔵、拝一刀への純愛の果て散るお話。
岩田藩代官を依頼により斬る一刀、しかし父子の人相が高札に張り出される。酉蔵は一刀を落そうと企て、理由は素人衆の保護と理屈付けるが、一刀にも部下にもその心の裡は明らか。捨てろと言われ捨て切れなかった名前と純愛と、しかし最後は心のままに惚れた男のため命を散らす酉蔵を池上季美子が熱演、回想に挟まれる「ぶりぶり」の回の映像も美し(酉蔵の遺体を横たえる女郎花の花畑はキレイだけどちょっとあざといかも。池上季美子キレイだから許す)。
ロケ地
・酉蔵一行がゆく街道筋、山室堤道〜酵素。一刀が岩田藩の追っ手を斬り殺すのは酵素河川敷(水満々、放水か)。岩田藩の早馬を見る酉蔵、酵素ダート。
・酉蔵の申し出で股旅姿となった拝父子を含む一行がゆく道、大覚寺放生池堤。
・日笠代官老ノ木戸、谷山林道。ラストの岩田藩領の浜、琵琶湖西岸松原。
第9話「罠の刺客依頼!この親にしてこの子あり」2003.9.8
越前・勝山藩用人からの刺客依頼のターゲットは、近隣の藩に難題押し付けまくる福井藩を牛耳る家老。依頼を果たすため行方不明の子を放置する一刀、拾われた先の商家で甘やかされたぼんぼんに押し付けられた罪を黙って着る大五郎。狼の父子は関わった人々の心に感銘を残し去ってゆく。
ロケ地
・道中陣置かれる滝前、琴滝。
・弱虫と侮られている商家の息子を「助ける」大五郎、上賀茂神社ならの小川畔。
・ターゲットの家老を襲う一刀、随心院長屋門〜薬井門(門前、玄関)。
・旅立つ父子を呼びとめ、孫に詫びを入れさせる岡田屋、下鴨神社河合社前。
・当地を去る父子、下鴨神社馬場。
第10話「愛弟子との悲しき闘い!牙志の男一刀…号泣す」2003.10.6
烈堂の差し金で、水鴎流の弟子・勝山藩主と対決せざるを得なくなる一刀。
奥方が切支丹であることを盾に脅された阿部駿河守は、自らを切れという由利の方の言を容れず、師匠と武士らしく戦って果てる道を選ぶ。一騎打ちのあと、胴太貫に兜を断ち割られた駿河守は、藩の安泰を一刀に託す。聞いているはずの列堂に強烈な脅しをくれ大音声で呼ばわる一刀、今回の仕儀には慟哭を隠そうともせず駆け寄った大五郎の前で涙にくれるのであった。
ロケ地
・依頼の道中陣と護符が置かれる寺、愛宕念仏寺。イメージに羅漢が使われる。
・江戸城イメージ、二条城本丸櫓(堀を入れ側面から)。
・駿河守が陣を敷く野、西宮白水峡。
第11話「大五郎と雨を待つ女 愛と裏切りの死闘!」2003.10.13
一人の里入り忍のため改易となる藩。去った忍びを待ち続ける病身の妻。
熱を出した大五郎のため尼寺に一夜の宿を願い出る一刀、そこには残り幾許も無い命をつないでいるその女がいた。滞在するうち、女の父である元家老から里入り忍の密殺を依頼される一刀だが、真実を知ったあと、胴太貫は本当の裏切り者に振り下ろされる。
ロケ地
・しのぶが療養の妙真尼の寺、西寿寺。この尼寺を中心に進むので夜景も含めたっぷりと各所が映る(山門、本堂、本堂廊下、境内、石段)。
・飯山藩領に近づく佐久間が水を飲む川、清滝川。船をやる淵、保津峡落合付近。烈堂の配下や家老一味との斬り合いの崖道は落合付近と思われるが判断材料少なし。
第12話「首を売る男と大五郎!一刀殿、刺客をやめなされ!」2003.10.20
凶賊に殺された者の身内から刺客依頼を受け接触した男は、大五郎をべたべた構い一刀の生き方を諭す大道芸人。真に倒すべきは別にいると悟った一刀は、その男とそのままお付き合い、同宿。闊達に笑う男には、暗い過去が隠されていた。
ロケ地
・首売り芸の刺野左近と出会う神社、走田神社(芸は参道、一刀の背後に稲荷の重ね鳥居)。
・兇状持ちで出奔中の弟と一里松で会う左近、大堰川か(石礫、河畔林)。
*首売り左近の見物衆の、屋台の男の一人に福本先生。
第13話「殺意の待ち伏せ!夫を斬りたい女と観音像の大五郎」2003.10.27
寡黙なお七里の飛甚左を振り回す紀州の改革派と守旧派、夫に裏切られたと思い込み殺すまで思い詰める酌婦、放っておけない「ヒューマニスト」一刀。女の恨みを解き、七里の危機を救い、刺客依頼もきっちりしてのける、勤勉な子連れ狼なのであった。
ロケ地
・お七里の解説ナレーション中映る街道筋、嵐山自転車道(堤道と公園通路をうまく使用、珍しいアングル)。
・峠で飛甚左に絡む改革派、酵素ダート〜河川敷。
・再度飛甚左を待ちうけ斬りかかるおとし、大沢池堤。
・観音像を彫る飛甚左に役目返上せよと情報伝える一刀、大覚寺天神島北岸。
・囮の状箱持って峠をゆく飛甚左に襲いかかる改革派、一刀介入後ガチで争いとなる改革派と目付一派、谷山林道(分岐道、切り通し等各所)。
・ラスト、旅立つ父子、大覚寺放生池堤。
*酵素で飛甚に襲いかかる改革派の一人に福本先生。
第14話「鉄壁城の陰謀!牢に入れられた大五郎!」2003.11.10
凶作の続く大田原藩、藩主と城代が相次いで逝去したあと残された勝気な姫のまわりには、忠義面して柳生と結ぶ奉行と、暖かく見守る者がいた。行き合わせた一刀は元藩士の長助の意気に感じ、関わってゆくこととなる。
ロケ地
・香苗姫が馬で引っ掛ける寸前に女児を救い出す一刀、山室堤道。
・庄屋屋敷(不明)。村なかの塀、民家西塀。
・大田原の城、彦根城(入城シーンに天秤櫓、弓の香苗姫は天守裏手三重櫓前桜林)。
・香苗が十三弦を持ち出す城下の寺、普済寺総門付近。
第15話「我が子よ!子を守る父二人…涙の絶唱!」2003.11.17
大五郎を助けてくれた元武士・谷口半兵衛、、その息・与一郎は三年前母を亡くした事件のトラウマで物言わず気弱く、村の子らにも侮られ暮らす身の上。これには城代家老の苛烈なリストラ策が関係しており、一刀の受けた暗殺依頼はこれがもとで身を堕とした武家の女たちから来ていた。そして、殺到する柳生から大五郎を守った谷口は落命、しかし死の間際彼は息子が言葉を取り戻し正気に立ち返るのを見る。
ロケ地
・谷口の暮らす小屋、酵素河川敷河畔にセット。今回はここで主たるドラマが展開、ダートも使用。
・高遠藩城下町イメージに仁和寺参道塀。
・家老暗殺に失敗した若侍たちが追われるのを一刀が助けるのは仁和寺九所明神。
第16話「斬殺剣!夜叉面の女 一刀を襲う柳生の罠」2003.11.24
明石藩の殿様は将軍の子であることを笠に着て横暴の限りを尽くす。別式女を侮りなぐさみ者にした挙句臣下に下げ渡し、再び所望するなどの振る舞い、従わぬ臣下は詰腹。夫を失った別式女は夜叉の面をかぶり殿を襲うこととなる。
一刀にはこれによる幕府の介入を恐れた大目付から、夜叉面の別式女を斬れとの依頼が来るが、裏の事情を看破した一刀は、依頼を「藩を守る」道として定義し藩主を斬って捨て、これを報告に走る柳生の手の者も始末するのだった。
ロケ地
・明石藩歴代藩主の法要が行われる寺、粟生光明寺山門。これを無用と退席する藩主がどすどす歩く、回廊。これを襲う夜叉面の女、本堂縁先。
・一刀に刺客依頼の大目付、鳥居本八幡宮竹林(大岩と小柴垣)。
・一刀が元別式女の実家を訪ねその後野営する野は酵素の木の前。
・依頼者の大目付を問いただす一刀、仁和寺御室桜林(バックに西塀と蔵)。
・水辺に佇み夫の思い出を噛み締めるお雪、沢ノ池東岸汀。
・事後、一刀が柳生の手先を斬り捨てるのは仁和寺観音堂西の道。
・明石を去る一刀、酵素ダート。
第17話「乳房あらための女と一撃必殺の刺客剣!」2003.12.1
一刀に刺客依頼のターゲット、そして大五郎を保護した女が夫と子の仇と付け狙う藩主の驕慢な側室は、岡崎藩改易を狙う烈堂が送り込んだ草であった。
ちょっと粗い印象の筋立て、しかし関所に側室を襲う一刀が破壊的なので個人的にはマル。この分だと堺筒もアリかも。アレが出てこないくらいだと、阿部怪異も無いかも知れないもんね。見たいぞ平成版毒屋の子。
ロケ地
・安全のため分けてゆくお浪の方の駕籠、二の駕籠がゆく脇街道の土橋、不明。田舎道をゆく三の駕籠、山室堤道。
・岡崎藩目付の回想、一刀に聞いた柳生の草の件、大覚寺大沢池北岸・護摩堂前、セピア色。
・事後、黙して去る一刀父子の前に走り寄る女改役・おもよ、大覚寺大沢池堤。
・柴田らが一刀に礼を述べる街道筋、山室堤道。彼岸花咲く畑地をゆく父子、山室堤外地の畦道。
第18話「待っていろ烈堂!一刀怒りの剣と妻の悲痛な涙…」2003.12.8
舞台は小諸、一刀父子と知り合った幸福そうな藩士一家だが、好人物の主は或る夜ツナギの狼煙が上がるのを見る。彼こそ柳生の里入り忍、刺客・拝一刀を討ち取れとの命が下る。
子が産まれた際夫の正体を聞かされていた妻の、以来「恙無く」と祈り続けたけなげな心は一刀に届き、一家は密かに落とされる運びとなる。
ロケ地
・千曲川の橋を渡る一刀、木津川流れ橋(バックに浅間山合成、一刀を襲った柳生の刺客は川落ち)。
・小諸城、彦根城天守遠望。開墾予定の北の荒地、不明。
・釣りの大五郎が勘定方・御影の息子に教わる天神下の穴場、保津峡落合。一刀が傷を癒す小屋、落下岩上にセット(柳生の一団が清滝川岸をゆくのを見下ろす場面もあり)。
・御影の妻が額づく天神さま、鳥居本八幡宮(本殿、舞殿)。柳生衆とのラス立ちも同所、広場や井戸など使用。
・城を下がる御影、彦根城天秤櫓〜埋木舎前堀端(佐和口多門櫓バック)。
・小諸を去る一刀、山室堤内地畦道。
第19話「大五郎涙の決意!一刀対烈堂大爆破の死闘!」2003.12.15
三峰藩の隠し金山を追う山目付、これに乗じて金山の利権を狙う烈堂。一刀は、死目付となった夫を求める女と出会い、彼らと関わってゆく。相変わらず、アレもコレもみぃんな柳生の陰謀てんこ盛り、最後は鉱山で烈堂とガチンコ、満身創痍となりながら烈堂の片目を傷つけ、第二部完。
ロケ地
・三峰藩家老の依頼の護符が貼られている神社、鳥居本八幡宮。
・雲助に嬲られている弥生を助ける一刀、沢ノ池(ダート、東岸汀)。
・山目付のアジト・黒谷村の庵、酵素(民家セット、竹林、木)。
・弥生に事の次第を聞く一刀、保津峡落合河口。
・山目付たちと鏑木の死闘、大覚寺御殿川河口〜有栖川河床(鏑木が斬られたあとくらいに、溢水口からの水量が増し、足元激流に。放水車でも出たか池水か)。
・隠し金山で柳生と一刀のチャンバラ、どこかの砕石場か。
・事後、傷つき血塗れの一刀を介抱する大五郎、菩提滝下・滝壺の汀。
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