必殺仕舞人

1981ABC/松竹

キャスト
板東京山/京マチ子 直次郎/本田博太郎 おはな/西崎みどり 晋松/高橋悦史

 虐げられた弱き女の恨みを晴らすべく、娘手踊り一座を率い諸国を巡る殺し旅を描く旅もの。座頭の坂東京山と晋松はベテラン仕事師、道中で拾われたヤクザ志願の若者・直次郎がこれに加わる。
京山は合気道で相手を投げ飛ばし簪で仕留め、晋松はロープに仕込んだ刃で喉を掻き切り、直次郎はドスを振るっての居合斬り。各地で披露される手踊りも華やかで見もの。


第1話 「恨みが呼んでる佐渡おけさ」 1981.2.6

 諸国民謡手踊りの坂東京山一座が、風紀紊乱のかどで江戸を追われ本然寺本堂修復の勧進興行に出る、必殺旅ものおきまりのパターン。
元の稼業に戻ることをためらう京山だが、善行尼に指示され赴いた佐渡で、我が子を殺した恨んでも飽き足らぬ「昔の男」を見る。男は佐渡奉行所与力となり名も変えていたが、そこでも京山にしたのと同じ手口で女を死に追いやっていた。己の業を再認識し殺し屋に立ち戻る京山は、女を与力に殺された同業者の晋松に協力を求める。道中で拾った直次郎は、京山を案じて殺しの現場に来てしまい仲間に。

ロケ地

  • 本然寺、商家の女将の駆け込みシーンは招善寺墓地参道と門。京山が老尼とまみえるくだりは妙顕寺三菩薩堂
  • 旅ゆく一座の前に拝み屋みたいな婆さんが出る道、広沢池西岸農地か。
  • 一座に拾われた直次郎が調子づいて荷車を引く坂、亀岡盆地の小丘か(はさ木が映り込む)
  • 晋松を訪ねる越後柏崎の長園寺、不明(門脇の塀に五本線)
  • 越後や佐渡の海辺の情景、琵琶湖(雪嶺の見える道は少し疑問あり。晋松が若布を拾う海浜も湖岸と思われる。島抜けを追う捕り方が走る佐渡の町では湖面とセットを合成、遠景に八幡山が霞む)
  • 佐渡町はずれの尼寺・椀葉寺、丹波国分寺(門前にはさ木)
  • 佐渡奉行所、芦浦観音寺(参道と門の内外を使用、与力の戸塚が帰ってくるのを見て京山が身を隠すシーンでは、戸塚の背後に門前にある地蔵堂側面が映り込む)
  • おこうの墓、廻り田池(見下ろしのアングルで見える「池」は水脈のみ、雪景)
  • 事後、一座の娘たちに軽口を飛ばしながら荷駄を引く直次郎、平の沢池中堤か(堤上と、側面見上げのアングル)

*戸塚修理に戸浦六宏、善行尼に原泉。*京山に拾われる際の直次郎の子犬のような演技が見もの。しかしやることは獣そのものの騒がしさ、初めての殺しの時もぎゃーぎゃーひぃひぃ喚いて喧しい。
*佐渡奉行所には晋松の手配書(なぜか笑顔)が張り出されており、両脇に赤井剣之介(本名の森之助)と、楢井俊平のものがあって笑える。


第2話 「さんさ時雨は涙雨」 1981.2.13

 陸前・亘理の殿様はとてつもない女狂い、あらゆる女に手をつけ泣かせる。それに加え奥方の悋気激しく、お手つきの女たちは尼寺に押し込められ密かに始末されるという悲劇。その尼寺で興行を打つ一座、女たちの境遇を見、また消えていた依頼主の庵主の塚から頼み状と金を掘り出しターゲットを知る。
一座の娘たちを逃がしたあと、御広敷番夫婦が斬殺されるのを見た京山たちは、殿様の微行を待って誘い出し仕掛ける。

ロケ地

  • 陸前浜街道を行く一座、琵琶湖西岸松原(舞子浜)、関所あしらい。
  • 亘理の早雲寺、相国寺大光明寺(南塀通用門、方丈前庭←手踊りの舞台もここ。一行が泊まる小屋はセット)
  • 御広敷番が殿様の子を身籠った娘をたばかり斬り捨てる寺の裏、大覚寺五社明神(後段、御広敷番夫婦が惨殺されるのも同所)。死体を船で運び去るのは大沢池(「仕事」前に一座の娘たちを逃がすのも同所)
  • 亘理の城、二条城東南櫓(イメージ)。外出の殿に嫌味の奥方が立つお城のお廊下、相国寺方丈廊下(座敷からの撮り、塀越しに法堂大屋根)
  • 亘理を発つ一座が行く林、下鴨神社糺の森林間〜馬場(樹間から曙光)

*御広敷番は森次晃嗣、馬鹿殿の後始末を嫌々勤める小役人。拝領妻を愛しているが所業を知られてしまい修羅場。
*直次郎、大樽の中から飛び出し、腰を落として縁に跨るポーズが傑作・必見。


第3話 「織姫悲しや郡上節」 1981.2.20

 舞台は郡上八幡、紬の里には織り子たちを苛酷な環境で追い使い、病んだ者は女郎に売るなどの悪辣な織元がいた。これに加え借金のカタに新妻を陵辱し続けるなどの悪行も重ねており、荒れる花婿と親しくなった直次郎は激す。そして、晋松の敵娼が「依頼」ののち息を引き取り、花婿が密殺されるにおよび仕舞人たちは動き出す。

ロケ地

  • 郡上八幡入りの一座がゆく街道、「つむぎの里」と書かれた道標のある祠(行商人が休んでいる)大内辻堂。一座が来る道は亀岡道・北望。
  • 花嫁行列がゆく村の道、北嵯峨農地・竹林沿い。
  • 嫁取りの音松宅、民家門(前の畑越し)
  • 勧進元の寺・観月院、不明(門は冠木門ふう、前に短いステップで大きな燈籠が中にもあり、塀は五本線の薄鼠色。小体な寺)
  • 直次郎が音松と語らう河原(密殺現場も同)、桂川宇津根付近か(河原は礫、竹の河畔林が沿い、遠景の山なみから盆地と思われる)
  • 当地を去る一行がゆく山道、谷山林道か(ラストシーン、一面伐採された斜面が大写し)

*紬の工房に仕掛ける際の直次郎の殺陣が見もの。一本橋の上で居合が決まり用心棒を倒すが、堀にハマるのは直のほう。水中で荒い息をしずめるくだりも傑作。


第4話 「江差追分母娘の別れ」 1981.2.27

 北海道・江差が舞台。浜を牛耳る苛烈な網元がターゲット。これに、江差屋の妾にされている女と、その庇護で店を開く母との確執が加わる。依頼者は出稼ぎ漁師の恋人を江差屋に殺された「妾」の娘、後段、江差屋から放逐された母とのやりとりは哀切。

ロケ地

  • 江差・常真寺、不明(長い石段、背後に雪嶺)
  • 荒波の浜、砂浜は不明、晋松が江差屋の手下に追われ登る崖は間人の柱状節理。

*今回の晋松の仕掛けで屋根から吊る先の一件、絞め殺したのか喉笛カットか不明。直は走り抜けての斬撃、ドスを収めたあと一瞬タメつけて走り去るのが可愛い。


第5話 「津軽じょんがら嘆きのひと節」 1981.3.6

 ターゲットを追い、越後から津軽へ向かう一座。この際、はなれ瞽女の身の上を聞き伴うが、彼女とその妹は男のため二人ながら奈落に落とされる。その男こそターゲットのこけし彫りで、津軽藩寺社奉行と結託し仏師の弟子となり更なる悪行を重ねていた。

ロケ地

  • 冒頭の越後の荒海と海辺の棚田(?)、および津軽の海、冬の日本海と思われるが確証なし。
  • 越後の村や津軽の里、傾斜地にある萱葺民家は美山か。
  • 春海尼とツナギをとる神社、不明(段を上がった所に狛犬、境内に巨杉林立)
  • 法恩寺、不明(門前に石段、女郎が投げ込まれるシーンでは門の内も坂)
  • 津軽を去る一座、谷山林道か。

*全編雪景色で特定困難。

*直は深く瞽女に思い入れ晋松に釘をさされているが、仕事の際は冷静に居合を決めるさまが見られる。


第6話 「花笠音頭は地獄で踊れ」 1981.3.13

 舞台は庄内・熊井村。凶作続きで困窮する村人をよそに米商人とつるみ私腹を肥やす代官、娘たちを騙して吉原に叩き売る。血を吐く思いで女郎たちがしたためた、拙い字の依頼状と小銭が京山の前に置かれる。

ロケ地

  • 寺から観音様を盗んで売り飛ばし村へ帰る途中の若者たちが、巡察使殺害を目撃してしまう蝮谷、酵素(河川敷をダートから林越しに見下ろし)
  • 熊井村へ向かう一座が休む河原、宇津根か千代川付近の大堰川か。
  • 熊井代官所、民家長屋門(探りを入れる晋松のシーンで塀も)
  • 晋松が彦市を止める丘(田んぼ見下ろし)、および直次郎が代わりの大八を求めて行く野、彦市宅、彦市母子が代官たちに斬殺されてしまう冬枯れの田(畔にはさ木)、亀岡北郊か。
  • 一座が休む峠手前の茶店、不明(山道?)
  • 一座の大八が穴に落ちて車軸を損じる蝮谷、酵素河川敷。
  • 浄月庵、不明(5話の法恩寺と同じ、門部分アップ)
  • ツナギの神社、不明(石段の中ほどに鳥居、段の脇に石燈籠並ぶ)
  • 京山が招かれる庄内屋(悪代官とグルの米問屋)民家長屋門(夜景)

*今回はおはなに仕事を見られてしまうハプニングが起きる。掟通り冷徹におはなの首にかけられる晋松の手、傍らで刀を抱え見守る直次郎の演技も秀逸(京山の懇願により晋松がおはなを解放したあと、優しい目に変化するとこが魅力的、いっぺんに本田ファンになってしまう)。
*彦市を演じたはしだのりひこも見もの。


第7話 「丹後の宮津の嘆き唄」 1981.3.20

 港から上がる運上金を着服の宮津藩勘定方、悪行を諫める奥方が邪魔になり、中間と不義密通として始末する。依頼は、中間の妹が苦界に身を落としての金で来る。しかし調査中に奥方の弟が大坂から帰ってきて介入、仇を討とうとして中間の妹も巻き込み消される羽目に。
娘らを送り出した仕舞人たちは、小屋に悪党どもを誘い込むのだった。

ロケ地

  • 行観寺の縁日で小屋掛けの一座、金戒光明寺石段にセット(バックに経蔵)。その他行観寺の門に長安院、ツナギ場所等に本堂下基壇、墓地鐘楼など多用。
  • 中間と奥方が葬られた岬の無縁墓地、酵素か(小丘と竹林)
  • 勘定方・本庄弥平次邸、相国寺光源院(門の内外)。ここを見張る際には仏殿跡の林間の植え込みや各路地も使用、本庄邸の玄関に大光明寺式台玄関等。
  • 家老にうまうまと連れ出された奥方の弟と中間の妹が始末される林、下鴨神社糺の森林間。
  • 事後先乗りの晋松がゆく汀、海をバックのあと歩く汀は桂川松尾橋上手汀
  • 娘たちが京山を待つ野、不明。

*保護した奥方の弟に淡い思いを抱くおはな、中間の妹といるところを見て傷心・目を離し、二人を連れ出される。自責の念に駆られたおはなは、仕事の手伝いをさせてくれと泣きつき、小屋の蓆の陰から震えながらも仕舞人たちの一部始終を見届ける(働きは直と一緒に誘き出し役、本庄邸に「出る」)。
*黒幕の家老に須賀不二男。


第8話 「坊さんかんざし買うを見た」 1981.3.27

 甘言を用いて女郎を連れ出し、寺でこき使うという生臭坊主を的の依頼が来るが、坊主は女郎の手に職をつけて逃がしてやる篤志家であると知れる。しかも彼は依頼者の楼主の元娘婿、女郎屋稼業の罪深さに悩み思いあまって妻を捨て出家したのだった。
彼の行為により困るのは抱え女を手ひどく扱う阿漕な楼主たち、最後は女傑の総代とその娘、坊主三人を謀殺するに至る。坊主の実際を知らずにいた庵主はいたく反省、京山はターゲットの差し替えを申し出るのだった。

ロケ地

  • 高知城、本物(イメージのみ)
  • 庵主の円月院、不明(門から屋根の煙取りが覗く。座敷は1話の本然寺と同じか)
  • 宗純の来迎寺、一様院山門。

*来迎寺潜入の直次郎は、女郎たちを逃がすための道中手形を盗みに自分の一座へ入る羽目になる。直の強盗にわざと失神してみせる京山が傑作。寺へ入る際のオカマ芝居は見もの、けっこう似合っているが前代未聞の色黒ワイルド蔭間。殺しは豪快、水に潜みしぶきをまき散らしながら用心棒を撫で斬り。


第9話 「女泣かせた鹿児島おはら節」 1981.4.3

 舞台は桜島噴く薩摩、依頼者は凶盗の情婦。かつて両親と夫に加え子まで殺され、自身は拉致され情婦となった経緯をもつ女、一旦は馴染むも凶盗の酷薄さと血の匂いに耐え切れず、行徳院へ駆け込み。賊は役人と組み、別人を仕立てて捕縛させ身の安全を図るという薄汚い企みを進行させつつあった。

ロケ地

  • 浪花の辰蔵(中身別人)の唐丸駕籠がゆく薩摩の浜、琵琶湖西岸汀、松原(桜島合成あり、噴煙は動いてナイ)
  • 行徳院、一様院(短い段上がって門、両側に狭間見え、中には方形のお堂。お堂前も使用)

*辰蔵の情婦・おしのに赤座美代子、最後は出家。凶賊は亀石征一郎。


第10話 「身を投げ生きる安里屋ユンタ」 1981.4.10

 ヤマトンチューに心を売った夫を持ち、掟破りの魔女として故郷を追われた琉球の女は身重の体で海を渡り、尼に拾われる。子を亡くし夫に裏切られた身の上を自分と重ねて聞く京山、彼女を伴い一座ともども琉球へ。そこでは、彼女の夫が島津奉行の走狗となり、島人を更なる地獄へ誘い込もうとしていた。

ロケ地

  • 久部良ばりの岩場、不明(砂岩質の断崖、下の荒波寄せる岩場も使用)
  • 一行が晋松に会う薩摩の海浜、琵琶湖西岸松原
  • 安永寺、不明(築地を見せた構え、塀クリーム色)
  • 知念がクバに役人になると告げる琉球の浜、琵琶湖西岸(松原は映さず、砂浜にとってつけたように蘇鉄などの南洋植物を配置。後段では草葺きの小屋あしらい)
  • 薩摩の琉球館に知念を訪ねるクバ、黄檗山萬福寺文華殿門〜境内塀際。
  • 絶望し首吊りをはかるクバ、下鴨神社糺の森林間。
  • クバに身の上話を聞く京山、柊野堰堤
  • 琉球入りの一行が間引きを見る野、大堰川堤(竹の河畔林)と河原か(南洋植物配置)
  • 知念が移住計画をぶち島人をぺてんにかける広場、大覚寺心経宝塔(宝輪は映さず)。浮かれた島人が宴を張るのは護摩堂(夜、焚き火)

*帰途の船上、パイナップル丸剥きにして食べる直が可愛い。クバにテレサ野田。
*久部良割りは与那国島だが、劇中島名は出ず。


第11話 「秋田音頭は国盗り家老の冥土唄」 1981.4.17

 舞台は秋田、名君の佐竹の殿様が国替えとなり、これを阻止したい民は直訴を繰り返す。秋田入りが決まっている川越藩の家老は、肥沃な秋田が欲しく、また川越での悪行がバレれば身の破滅と、民の声がお上に届かぬよう陰謀を巡らす。
夫に続き兄、頼みの庄屋も亡くした女の悲痛な叫びを聞いて、仕舞人たちが動き出す。

ロケ地

  • 直訴に出て殺される百姓たち、駆けつけ嘆く家族、不明(池堤、田畔、植林地、河原等)
  • 直訴の道中で殺された夫の仇をと訴えの出る行庵寺、中山邸門。
  • 川越藩城、二条城隅櫓。
  • 秋田入りの一座を出迎えるおはな、鳥居本八幡宮(おさとの兄がスパイに斬られるのもここ)
  • 夫の墓参りのおさとがスパイの逃散者に嘘を吹き込まれる墓地、龍潭寺か(低い墓標がランダムに並ぶ。地形は山裾)
  • おさとが兄に吹き込まれたことを話す神社、走田神社本殿前。
  • 領地を出ようとした一座が連れ込まれ監禁される庄屋屋敷、民家門

*自分のドスを持って行ったおさとの兄が斬り殺されているのを見た直の、怒りの表現が凄い。目を血走らせ歯を食いしばり、しゅーしゅー息漏れてるとこはほとんどケダモノ。
*今回おはなが先乗り。


第12話 「おちゃれ節騙した男へ波しぶき」 1981.4.24

 舞台は南紀、新宮の富商の女将が役者買いで脅され自害、お付の老侍女から決死の訴えが串本・静安院に来る。そして串本でも富裕な網元が被害に遭い娘は自害に追い込まれ、片棒を担がされていた当の役者は悪行に耐え切れず自訴すると騒ぎ消される。
仕掛けは、おはなと直次郎が殺された二人に化けパニックに陥らせる。

ロケ地

  • 串本の浜、琵琶湖西岸松原、砂浜、木の桟橋。
  • 静安院、不明(小体な山門)
  • 侍女・お辰の墓、不明(崖地、永観堂に似る)
  • 屋の亭主が巡礼に出る道、琵琶湖岸か。
  • 娘が入水の岬、琵琶湖か(湖北や長命寺、宮ヶ浜にあるような巌頭)

第13話(最終回) 「深川節唄って三途の川渡れ」 1981.5.1

 江戸入りの一座、しかし端から不安の予感。途中で行き会い死を見届けた女の口から出た「聖妙庵」は、大奥の縁につながる尼が宰領し、御家人たちを使って駆け込み女の家を脅し大金を毟る悪党の巣だった。
手強い相手に覚悟を決めた京山は、わざと一座を解散し娘らの安全をはかったのち残った三人とともに悪と闘う。しかしその後に待っていたのは別れだった。

ロケ地

  • 江戸入り直前の一座がゆく野道、北嵯峨農地(小川べり、田畔、竹林際)
  • 江戸の駆け込み寺・駒込の聖妙庵、相国寺大光明寺(門、前庭。晋松が駆け込みの様子を方丈塀内側から見ている)
  • 聖妙庵の尼が侍とツナギをとる花見の茶店、仁和寺か。
  • 晋松がチームを呼び寄せ聖妙庵について伝達するお堂、大覚寺護摩堂(見張られているので堂から出ず話す。聖妙庵の手先の六部が来て京山らは石仏裏に隠れる)
  • 直次郎が六部と戦う墓地、金戒光明寺墓地(二度目、六部は尼に変装。裾おっ広げて石段を上がってくる足取りに注目)
  • 一座の娘たちとの別れ、中ノ島橋
  • 晋松が六部と死闘、嵐山公園中州岸。
  • 別れの寺、金戒光明寺石段
  • ひとり船上で京山との再会を願う直次郎、罧原堤下か。
  • 腹の傷のため桜花のもと倒れ再び立ち上がる晋松、大沢池堤
  • 西国巡礼の旅に出る京山とおはな、琵琶湖汀。

*直、御家人三人を撫で斬り、水中血走った目だけ出してる顔はある意味カーツ大佐より怖い。ざばぁとしぶきを振り撒き船上に躍り出、マント脱ぎ捨てた下は赤褌一丁。
*晋松は早い段階で六部に刺され、ふらふらで任務を遂行。顔色を心配する京山に原因は女と笑ってみせるのも憎い。
*聖妙尼は二宮さよ子。


→新必殺仕舞人


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