敵は本能寺にあり

2007.12.16テレビ朝日/松竹

キャスト
明智左馬助/市川染五郎 明智光秀/中村梅雀 綸/釈由美子 荒木村重夫人/浅野ゆう子 近衛前久/柄本明 羽柴秀吉/竹中直人 徳川家康/椎名桔平 阿弥陀寺僧/岸辺一徳 織田信長/玉木宏


 主を裏切り挙兵した明智光秀の内情を、娘婿・左馬助と信長の関わりを通じて照射。本能寺ノ変までは史実をなぞってゆき、炎上前後の経緯で各人の思惑と暗躍を描く。副題に「信長の棺 完結編」と銘打たれている。原作は「明智左馬助の恋」。

琵琶湖

ロケ地
・荒木の家から出された綸を迎えに出る左馬助、走田神社参道〜本殿前。
・坂本から眺めやる安土城、山上に天守を合成した琵琶湖
・左馬助と信長が野駆けの際雨宿りして出会うくだり、湖岸に馬をやる左馬助は琵琶湖湖岸松原、雨宿りの小屋は酵素河川敷「木」の傍らに小屋をあしらい。
・安土城天守、姫路城菱の門伊勢安土桃山文化村の安土城天守を合成。天守から見る湖はセットと琵琶湖合成。
・坂本城、福知山城天守を琵琶湖に合成、背景に叡山。
・フロイスらを伴い船で坂本にやって来る信長のくだり、逍遥の庭は大覚寺遣水跡
・誠仁親王が入る二条城、本物の二の丸御殿を池泉越しに。
・信長に召し出され馬を責める左馬助、姫路城(二の丸か)
・石山本願寺炎上で譴責され追放される佐久間信盛、姫路城好古園路地。
・光秀が馬揃えの許しを貰いに参内するくだり、御所イメージに大覚寺宸殿(クレーンショット)
・御所で行われる天覧の馬揃え、仁和寺参道。帝の座所は勅使門前にしつらえ。
・中国攻めの秀吉軍、不明。
・丹波亀山城を望む原に野駆けの光秀と左馬助、井尻か。
・甲斐に出向く信長、大覚寺大沢池畔。
・浜松城イメージ、長浜城天守。信長が通される座敷は金戒光明寺方丈
・坂本城下の左馬助の屋敷、綸と話す座敷はセットと琵琶湖を合成。
・高松攻め中の秀吉からの援軍要請の急使が走る汀、琵琶湖岸か(浜に巌)
・光秀に接触する吉田神社の神官が入ってゆく近衛前久邸、妙心寺涅槃堂(路地西望)
・出陣する明智軍がゆく道、不明。
・亀山城イメージ、伊賀上野城天守。
・戦勝祈願に愛宕山へ参る光秀、不明。
・上洛のため城門を出る信長、姫路城菱の門(安土桃山文化村天守を合成)
・亀山城で光秀の帰りを待ち焦れる左馬助のくだり、城門・石段・石垣、不明。
・京イメージ、中ノ島橋(奥に見える合成の塔は心経宝塔か)
・本能寺門、大覚寺大門(内外からのほか、真上からのアングルも)。境内はセット。
・京・蓮台野阿弥陀寺を訪ねる左馬助、普済寺鐘楼門。帰り道では苔むした参道も映る。
・中国大返しの秀吉、不明(欅の大木や竹林)
・決戦の地へ向かう光秀と左馬助の別れ、毘沙門堂勅使門下東西の道。
・山崎に布陣する光秀、井尻か。
・坂本入りを湖水渡りで強行する左馬助のくだり、鴨川河口左岸河川敷。
・炎上する安土城を眺めやる狩野永徳、不明(路地)


*参考 「信長の棺」視聴記


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