1987.7.23テレビ朝日/東映(傑作時代劇シリーズ)
キャスト
松方弘樹 浅野ゆう子 地井武男 小鹿番 奥村公延 伊吹剛 宮内洋 三原世司奈 有川正治 阿波地大輔 岩井田浩己 谷口高史 土屋浩美 浜田隆広 蓑和田良太 小松方正 原口剛 井上昭文 横内正 財津一郎 中村嘉葎雄
ナレーター/福田豊士 脚本/安倍徹郎 音楽/津島利章 監督/池広一夫
大胆にして華麗な大盗賊・雲霧仁左衛門。アクシデントにも動じず、じっくり時間と手間をかけたお盗めを着実に遂行してゆくさまを、丁寧に描いた掌編。江戸での派手な仕事は、次のターゲットも視野に入れた緻密な計画なのだった。
ロケ地
- 火盗改役宅、相国寺大光明寺。門のほか、雲霧の制裁を受け殺された密偵の検分が石庭で行われ、式台玄関が応対に使われ、雲霧が侵入する際は南塀に取り付き。
- 黒塚のお松が営む茶店(王子稲荷近く設定、雲霧の盗っ人宿のひとつでこのときおかしらが滞在中)、仁和寺茶店(ここへ来る吉五郎が歩む道に金堂映り込み)。
- 富の市が松屋を案内する庵、中山邸門(千代の化けた庵主さまが売春)。
- 松屋が逗留する、親戚筋の蔵前の札差・越後屋、八幡堀堀端。
- 殺された密偵の件で柳原界隈を聞き込み回る火盗、八幡堀堀端。
- 吉五郎とツナギをとるおかしら(二人とも雲水に化け)、相国寺法堂基壇。
- 富の市がツナギ文を御籤に擬して結ぶ神社、今宮神社稲荷社。
- 検問(役人の一人に福ちゃん)がなされる関所、琵琶湖松原。松屋が千代を連れて通り、旗本に化けたおかしらが通り、越後屋から盗んだ金を仕込んだ大八も通過してゆく。
→ 雲霧仁左衛門 名古屋編
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