2005年8月2日 フジテレビ/映像京都 キャスト 陰陽師・芦屋道三の住まう長屋の恒例行事・百物語。今年は道三宅が当番で、皆寄ってきて怖い話で盛り上がりまくり。96話語り終えたところからドラマがはじまる。 行き暮れて野中の一軒家に助けを乞う駆け落ち者、しおらしく頭を垂れるものの内実はゴロツキ。たちまち屋敷のお宝を物色し始めるが、奥で臥せっているという奥方は、人の生き肝を食らう魔物だった。 ロケ地
岩手/浅野ゆう子 巳之助/山本太郎 おとき/野波麻帆 セツ/菅井きん その家にいるというワラシさまを崇める内儀、慈悲深い彼女が助けてやった、行き倒れ寸前のキタナい女が災いのもと。たちまち亭主を色香に迷わせ、身籠ったと偽り遂に内儀を追い出してしまうが、報いはきっちり返ってくる。 ゲスト 亡くなる間際、自分以外に妻を娶らぬよう夫に頼む女だが、二年も経つとまわりが放っておかないし、人の心も変わる。先妻は亡霊となって現れ新妻を苦しめるが、却って現世を生きる夫婦の結びつきの強さを見せ付けられてしまう。大団円のあと、ちょっとギャーなオチつき。 ロケ地
由衣(後妻)/石原さとみ こう(先妻)/佐藤仁美 とく(侍女)/小松みゆき 清一郎/山口馬木也 尽くしてくれる酒肆の女と将来を誓い合っていた浪人だが、やっと来た士官の口の条件は家老宅への婿入り。仕方なく女に手切れを懇願するが、揉めるうち「猫のせい」で刀を抜いてしまい、女を斬ってしまう。女に可愛がられていた黒猫は祟り、男は惑乱の果て家老父子ばかりか、己をも害してしまう(ここんとこ、四谷怪談ノリ)。 ロケ地
みつ/内山理名 塚本(家老)/斎藤暁 岡田慎三郎/寺脇康文 |